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泉南市の外壁をアーバントーンTU-31を使って色分け塗装!
更新日:2023年9月8日
泉南市でサイディングの外壁塗装工事を行ないましたので、塗料のご説明や工事の流れなどをお伝えしたいと思います。
サイディングとは・・外壁に張る仕上げ用の板材のこと
皆様は塗装をする時にどんな塗料を使うのかすごく悩まれると思います・・・。
E様邸で使用したのはダイフレックスの「アーバントーン・TU-31」です。
アーバントーンは細かい石目模様の仕上がりになる塗料で、見た目が豪華ですし汚れにくく、チョーキングも起こしにくいという特徴があります。
この記事の最後に塗装後の外観のお写真もご紹介していますので是非参考にしてくださいね(^-^)/
E様邸は平屋建てでデザインの異なるサイディングを2種類張り分けた仕上げです。
外壁を塗装する場合、お好みで色分け塗装することができます。「ここの壁をアクセントにしたいな・・・」などご検討されていることがありましたらお気軽にご相談くださいね。
ひとつ注意していただきたいことは
「色をたくさん使い過ぎないこと」です。
色んな色を使いすぎると見た目が雑然としてまとまりのない外観になってしまいます・・・。
屋根や付帯部(ふたいぶ・雨樋や雨戸など)にも色が付くので、外壁の色分けはできれば2種類までがおススメです。
E様邸はダイフレックスの
「アーバントーン」という塗料で塗装します。
たくさんある色の中から
「TU-31」と
「TU-29]をお選びいただきました。
写真のTU-31をメインカラーに、玄関正面の外壁をTU-29(TU-31よりも暗い色)で塗装していきます。
アーバントーンは無機系の塗料で、チョーキングを起こしにくい塗料です。しかも耐久性があり、雨により自浄作用があるので汚れが付くにくく、長期に渡って美観性を保つことができます。チョーキングとは・・塗膜が劣化して粉状になり塗装面から剥がれてくる現象のこと(外壁を手で触ると粉状の塗料が付きます)
屋根や外壁を塗装する際には必ず
「高圧洗浄」を行ないます。
高圧洗浄とは高圧洗浄機を使って塗装面についた汚れや古い塗膜、苔や藻、カビなどを取り除く作業のことです。塗装面が汚れたまま塗装してしまうと塗膜の間に汚れなどが挟まることになるのでしっかりと密着しません!
塗装面の状態を整えることが塗膜を長持ちさせることに繋がるので、高圧洗浄は欠かせない工程となります。
屋根と外壁を塗装する時には屋根から順番に塗装することが一般的です。
職人によって作業する流れはそれぞれ異なりますが、E様邸では屋根塗装後に軒天(のきてん・外壁よりも突き出た屋根の裏面のこと)から塗装し始めました。軒天は意外と汚れやすいので
ヤニ・シミ止め効果があるケンエースという塗料できちんと塗装しました。
続いて外壁の下塗りを行ないました。
下塗は塗装面の状態を整えて上に塗る塗料を密着させるための工程です。
シーラーは塗装面の細かいひび割れを塞いで固め、次に塗る塗料をくっつける効果があります。下塗の塗料は上塗りすると隠れて見えなくなりますが、塗膜を長持ちさせる重要な工程ですので、省いてしまうと早い段階で塗膜が浮いたり剥がれてくる可能性があります。
E様邸はデザインの異なるサイディングを2種類張った仕上げでそれぞれ色分け塗装します。
上塗り塗料の色は異なりますが、下塗りの役割りは同じなので先ほどと使用したシーラーで丁寧に塗装しました。
アーバントーンは細かい模様が付く特殊な塗料です。ですので、専用の中塗り塗料があります。
一般的な塗料は中塗り・上塗りと同じ塗料を塗り重ねて仕上がるのですが、アーバントーンは中塗りの色がベース色になり、その上に模様をつけていく塗装方法です。ですので、中塗りの段階で色分けして塗装しました。
中塗りの塗膜を乾燥させてから上塗りします。
アーバントーンの上塗り材は糊のような塗料の中に様々な色の付いた細かい粒が混ざっています。その粒を均等に付けるため、吹き付けで塗装します。
吹き付けで塗装する時には塗料が飛散するので、周りの住宅に飛び散らないようにシートを張って養生(ようじょう・保護すること)して状態で塗装させていただきました。
上塗りの塗膜を乾燥させると細かい粒模様が浮き上がります。
写真は
アーバントーンのTU-31です。
細かい模様が付くことで外壁に深みが出て豪華な仕上がりになります。
見た目もきれいになりますが耐久性があり、雨水で汚れもある程度落ちますので長期間に渡って美観性を維持することができます。
アーバントーンは
「周りの家と差をつけたい」「個性的な外観にしたい」という方におススメです(^-^)/
屋根・外壁を塗装した後「付帯部・ふたいぶ」も塗装しました。(付帯部とは雨樋や雨戸など外壁以外の箇所のことです)
2種類のアーバントーンで色分けし、シックでおしゃれな外観になりました。次の現場ブログで付帯部塗装の様子をご紹介させていただきますので是非参考にしてくださいね(^-^)/
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