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松山市北条にある河野保育園を葺き替え工事とエコ遮熱工事しました
【工事のきっかけ】
河野保育園は古い木造建築物と鉄骨造の体育館が合体したものでした。古い建物なので雨漏りなどの問題は常にありまして、いつかは改修の時期が来るということから、木造建築物はいくつかの棟に分かれており小さい物はすでに施工していたので、今回の工事は最後の木造屋根の改修工事になりました。
基本情報
- 施工費用:葺き替え工事180万 ECO遮熱工事70万
- 使用材料:栄四郎瓦㈱プラウドUU40(マットグリーン)
松山市北条の河野保育園さんより屋根の葺き替え工事の依頼があり先般現場調査を実施しました。
河野保育園は現在古い木造建築物と鉄骨造の建築物とでできております。
木造建築物は何回かに分けて建物が増築されており現状では部分的に葺き替え工事がされている所がありました。
今回ご依頼頂いた所はその中でも最も大きい面積を占める所の葺き替え工事でした。
街の屋根屋さん松山店としては屋根の葺き替え工事とエコ遮熱工事をご提案致しましてこの度
ご注文頂き工事着工に至りました。
北方向の棟から両方向の屋根面の写真を撮りました。左側に写っている建物は鉄骨造の体育館の様な用途の新しい建物です。今からの葺き替え工事する時にその取り合い(境目・間・陸谷)に問題が発生するので納まりを検討する必要性がある部分です。
河野保育園の今回の工事する棟の写真です。築年数は恐らく60~70年経過しているかと思われます。その間に何度かは簡単なメンテナンスをしている屋根でした。
この瓦は北条産菊間寸法の
和型いぶし64判です。
今はこの北条産の瓦は製造はしておりませんのでメンテナンスなどの場合は菊間産の瓦で対応可能です。
南方向の棟から屋根の両方の屋根面の写真を撮りました。右側の屋根にすでに葺き替え工事が完了した新しい屋根が古い屋根と接する部分が写真に写っていますがこの部分も納まりを検討する必要がある箇所ですので注意深く調査しました。
河野保育園の屋根は土葺きの屋根でした、工程写真の中で土葺きの所が出て参りますのでご注目下さい。
土葺きは今ではほとんどされない工事となりましたがこの年代の瓦はほとんど土葺きです。
まず西面のみの屋根の解体工事をし遮熱シートを途中まで貼った所です。
非常に古い屋根なので屋根地が破損している所がありますのでその都度修理しながら工事を進めています。
西面のみの工事をまず下地まで完了させてそののちに東面の工事をする工程としました。
河野保育園の解体物の荷下ろしは西面からしかできないのでまず西面の屋根を綺麗に下地まで完了しないと東面の屋根解体作業の廃棄物が西面まで運べないのでこのような解体計画としました。
エコ遮熱工事のご依頼も頂いておりましたので新設野地下地の下に遮熱シート(
リフレクティックス)を施工している写真です。
断熱材と遮熱材(リフレクティックス)は目的は一緒なんですが性能が大きく違うので街の屋根屋さん松山店では屋根に機能を持たせる付加価値建材としてお勧めさせて頂いております。
エコ遮熱工事で遮熱シートの施工に伴いその上に胴縁を垂木通りに施工しその上に新設の野地として12.5mの構造用合板を施工している写真です。
河野保育園は築70年程の古い木造建築物ですので野地板も結構傷んでおりましたので、今回のご依頼の遮熱工事と葺き替え工事の両方の工事を同時進行で進めて、エコ遮熱工事で夏場の暑さ対策をし、葺き替え工事で野地板が古くなっておりますので葺き替え工事の一部として構造用合板を施工し野地の強化を図りました。
河野保育園の西面の工事はほぼ下地の構造用合板までできました。ここまでできますと東面のこのように土がいっぱい入った土葺きの屋根の解体工事が比較的容易に進んでいきます。
土がこのようにいっぱい入った土葺きの屋根解体工事は大変な労力が必要になります。それに伴いまして作業上の安全は最重要課題でありますので安全対策の仮設足場、屋根工事解体における作業工程を今回のように、西面の屋根下地工事完了後に屋根東面の屋根解体工事に写るというような作業のこの現場ならではの工程を考えることも重要なことだと考えています。
西面屋根はアスファルトルーフィング(22㎏)の防水シートを貼りました。
東面屋根は解体工事は終了して、エコ遮熱シート(
リフレクティックス)の施工下地の胴縁工事に続き新設野地工事と作業は進んでいきます。
この時に出ている東面の建物と今回の屋根との取り合い部分(陸谷)の工事には最新の注意が必要です。
ここでe遮熱工事の威力を検証してみましょう。【その1】
屋根工事もひと段落致しましたので、e遮熱工事の効果を検証してみましょう。
そこで室内から天井裏の温度を確認する為に保育園内に入らせて頂きました。
写真は室内に脚立を持ち込み、室内と天井裏とが繋がっている小屋裏点検口から天井裏の温度を確認してみようと思います。
御覧のように室内は築70年とは思えないようなモダンな内装にリフォームされていました。
小屋裏点検口から小屋裏(天井裏)の確認をしたのがこの写真です。
築70年という通りかなりの古さです。野地板が白く見えているのは雨漏り等によって野地板がやや傷んでいるという部分でして、今回の葺き替え工事で野地板を構造用合板を新設するという工事をしてますのでこの問題は解消されております。
さあ、ここで赤外線温度センサーで温度を測ってみてはと思います。
当日の午前11時の松山市内の天候は晴れ、外気温は32.6℃でその日のほぼ最高気温でした。
このような30℃を超える外気温の日は真夏日・猛暑日と言われるような大変暑い日でした。
e遮熱工事をしていない一般の建築物の屋根天井裏の温度は50℃以上になりますが、このようにe遮熱工事を致しますと外気温よりも3℃低く、通常の天井裏温度よりも20℃近く低くなっています。
この時に天井裏に頭を突っ込むと不思議な事ですが『ヒヤッ』とする感覚が有り、エコ遮熱工事の効果効能は日々確信してお客様にもお勧めしていますが自分自身でも毎回確認する時にはビックリします。
松山市北条 河野保育園葺き替え工事・エコ遮熱工事完了しました。
仮設足場の撤去工事をして河野保育園の葺き替え工事・e遮熱工事は完了致しました。
外観としてはすでに先行して葺き替え工事された部分と瓦の形状・色を同一のものとして、意匠上統一感が出て以前にも増して良い感じになりました。
またエコ遮熱工事の効果も確認しましたような結果が出ましたので保育所として園児さん、またその保護者様に対しての保育環境の改善には貢献できたかと思っております。
この葺き替え工事をしたことにより河野保育園の屋根は30年以上は特にメンテナンスの心配はない屋根になったと思います。
今回もまた良い経験を積ませて頂きました。ありがとうございました。
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