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泉佐野市の雨樋の掃除で屋根の漆喰が剥がれて樋に詰まっていました
泉佐野市 その他の工事 雨樋清掃
【工事のきっかけ】
泉佐野市にお住いのS様より「雨樋から水が溢れてお隣の方に迷惑をかけているので修理の見積もりをいただけますか?」とのご相談をいただき、雨樋の掃除を行いました。S様邸は木造・2階建ての住宅で、玄関側と裏側の雨樋から雨水が溢れている状態でした。屋根に上がって確認すると、屋根の漆喰が劣化して剥がれてきており、その漆喰が軒樋(横方向の雨樋)の中に落ちて詰まったことが原因で、樋から雨水が溢れていることが分かりました。反対に、裏側の樋は詰まっておらず、樋が垂れ下がったことが原因で雨水を受けることができず、そのまま落下していることが原因でした。樋を掃除し、垂れ下がった樋の調整を行うことで雨漏りを解消することができます。また、屋根面には剥がれた漆喰が散乱している状態で、樋を掃除してもまた詰まる可能性があるため、工事の終わりに屋根面に落ちている漆喰をきれいに取り除きました。
基本情報
- 施工内容:その他の工事 雨樋清掃
- 施工期間:1日
- 築年数:築約35年
泉佐野市の雨樋の掃除と樋の調整の施工事例です。
S様より「雨樋から水が溢れてお隣の方に迷惑をかけているので修理の見積もりをいただけませんか?」
というご相談がきっかけで工事に至ります。
◇◆ S様邸は木造・2階建ての住宅です ◇◆
現地調査の時にお話をお聞きすると、玄関側の樋から雨水が溢れて、裏側の樋に関してはお隣の方に「雨水がバシャバシャと落ちていますよ」と教えていただいたそうです。
雨樋の不具合は、目に見えて破損している場合を除いて雨が降った時にしか確認することができないので、なかなか気づくことができない部分です。
◇◆◇◆ 雨樋が詰まったり破損するとどうなるの? ◇◆◇◆
雨樋は、屋根に落ちてきた雨水を受けて地下に流す水路の役割があります。
外壁に対して雨樋の面積は少ないので普段はあまり気にかけることが
少ないかもしれませんが、実は重要な役割を担っています。
雨樋の詰まりや破損が生じると、そこから雨水が溢れたり漏れてしまいます。
そうすると、雨水が地面を叩きつけて跳ね返りの水で土台や外壁を汚したり、更に土台や外壁が傷んでいると雨水が内部に浸入してしまいます。また、普段濡れない部分に雨水があたって、劣化を進めたり雨漏りすることもあります。
部屋内の雨漏りや外壁のカビに気づいた時には内部の木部が腐食していた・・・
ということになる可能性もありますので、雨樋の不具合は放置しないで修理することをお勧めしています。
雨樋の不具合・異変を放置するとお住いにダメージを与えます!
↓↓↓↓
S様よりご相談があった、玄関側の雨樋です。
2階の雨樋の集水器(雨水を集めて竪樋に流す桝)から雨水が溢れてくるそうです。
雨水が溢れている箇所を下から確認すると、集水器が外れて隙間があいていました。
雨の量が多い日はこの隙間から雨水が漏れてしまいます。
雨樋を掃除するために屋根に上がると、屋根面に剥がれた漆喰が散乱していました。
屋根の漆喰は、瓦の隙間を埋めたり、瓦を固定する役割があり、
主に陶器瓦の屋根の棟に施工されています。
棟とは・・・屋根の頂点で屋根面同士がぶつかる取り合い部分のこと
◇◆◇ 漆喰について ◆◇◆
漆喰は棟や鬼瓦の取り合いに詰められていて、瓦同士の隙間を埋めて雨水の浸入や中に控えている葺き土の流出を防止しています。
漆喰を施工した当初は写真のように白くて美しいのですが、経年で汚れがや苔が付着してしまいます。
また、外気の影響で脆くなり、ポロポロと剥がれてきますので、定期的なメンテナンスが必要です。
漆喰は主に棟に施工されていますが、S様邸は袖瓦の取り合いや棟の表面にも漆喰を詰めていました。
棟の下に詰める場合は雨水に直接あたることが少ないですが、このように屋根面に詰めると雨水や外気の影響で漆喰の劣化が進んでしまいます。
漆喰の劣化が進むと、ポロポロと剥がれてきます。
そうすると、雨が降った時に剥がれた漆喰が流されて雨樋の中に溜まってしまいます。
漆喰を施工した当初はしっかりと密着していますが、経年で汚れが付着し、ボロボロに剥がれてきてしまいます。
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⚠ 棟の土台部分に詰めている漆喰だけでは雨樋の中にそれほど溜まることは無いのですが、
S様邸は袖瓦や棟瓦などの動きやすい瓦部分に漆喰を詰めて固定されているため、通常よりも多く漆喰がある状態です。
そのため、剥がれた漆喰が雨樋に大量に流れ込んで詰まり、樋から雨水が溢れていました。
漆喰の劣化が瓦や屋根にダメージを与えている可能性があります!
↓↓↓↓
ご相談があった玄関側の樋を確認すると、剥がれた漆喰が樋の中に溜まっている状態でした。
現状でも屋根面には漆喰が散乱していますので、今後更に樋の中に溜まっていくことになり、状況が悪化するばかりです。
●●● 雨樋掃除後の様子 ●●●
樋の中に溜まった漆喰を手作業できれいに取り除き、その後水を流してきちんと排出されるか確認しました。
これで、雨水がせき止められることなくスムーズに排出されますので、雨樋から溢れる心配はありません。
集水器が樋から外れていた箇所は、シーリングを充填してきちんと固定しました。
集水器が完全に外れると、軒樋を流れてきた雨水がそのまま落下するため、建物にとっていい影響を与えません。
被害が拡大する前に修理ができて良かったです。
「樋から雨水がバシャバシャと漏れていますよ」
と、お隣の方に教えていただいたそうですが、
「どの部分を言っているのか分からないんです」
とのことで確認して必要な工事を行うことになりました。
裏側の樋はお隣の樋や外壁とかなり接近している状態ですので、雨水が漏れてご迷惑をお掛けしている可能性があります。
裏側の樋を確認すると、軒樋が全体的に垂れ下がっていることが判明しました。
樋が下がっているので、雨水を受けることができず、そのまま下に落下している状態です!
先ほどの樋には漆喰が詰まっていましたが、裏側の樋に溜まった漆喰は雨水と一緒に下に流れ落ちたのか、きれいな状態でした。
下に垂れ下がった軒樋を持ち上げて調整しました。
軒樋はただ真っすぐに整えればいいという訳ではありません。
軒樋に流れてきた雨水が集水器の方にスムーズに流れるように勾配の調整をしないといけないですし、逆に勾配を付けすぎると、軒樋の先端から雨水が溢れてしまいますので繊細な作業になります。
樋の中を掃除しても、屋根面に漆喰が残っていると、またすぐに詰まってしまうため、きれいに清掃させていただきました。
屋根の上に散らばっていた漆喰をきれいに取り除き、スッキリきれいになりました。
棟などに施工している漆喰も今後剥がれてくる可能性はありますが、剥がして雨漏りするといけないので、現状のままの仕様になります。
雨樋が詰まったり、破損すると建物の劣化を進めたり、雨漏りの原因になることがありますので、雨が降った時など定期的に点検して、異常があれば業者に相談しましょう。
また、雨樋の工事は足場が必要になることがありますので、足場費用のことも念頭にいれて、メンテナンスを検討してください。
「あれから雨が降りましたが以前のように漏れることが無くなり安心しています。早急に対応していただきありがとうございました」
S様のお力になれて嬉しく思っております。
屋根や住まいのことで気になることがありましたらいつでも駆け付けますのでお気軽にお声かけください!
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「屋根の点検を依頼したいけど、どこに頼んだらいいの?」
「屋根のことが全く分からないのできちんと教えてくれる業者はいないかな?」
など、屋根のご相談をどうしようか迷っている方へ
↓↓↓↓
S様邸は屋根の瓦のズレが見受けられたので、今後は瓦のズレの修正や補強、もしくは葺き替えのメンテナンスを視野に入れることをご説明させていただきました。
【工事完了後】
S様邸は屋根の瓦のズレが見受けられたので、今後は瓦のズレの修正や補強、もしくは葺き替えのメンテナンスを視野に入れることをご説明させていただきました。
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