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京都府精華町で釉薬シルバーからルーガ雅葺き替え火災保険活用
精華町 台風 台風
【工事のきっかけ】
台風の風災害で屋根から塊が落ちてきて漆喰の剥がれに気が付きました。屋根の状態が気になり街の屋根やさん京都南店に調査を依頼しました。
火災保険の申請も通り追加資金で屋根を全面葺き替えリフォームすることになりました。
基本情報
- 施工内容:台風 台風
- 施工期間:3日間
- 築年数:40年
台風一過の後お問い合わせをいただきました。
台風が過ぎ去った後、自宅の屋根を見上げると塊のようなものが見えて面戸漆喰の剥がれに気が付きました。
面戸漆喰が剥がれてしまうとそこから雨水が棟の内部にしみ込んで雨漏りの原因に発展してしまうかも知れません。
他にも補修箇所がないか調査して欲しいと街の屋根やさん京都南店に相談がありました。
現場調査を開始します。
屋根に上ると確かに塊のようなもの、面戸漆喰が剥がれ落ちていました。
漆喰は湿気を外に出し、雨水を中に入れない性質がありますが、漆喰にも寿命があるので10~15年に定期的なメンテナンスが必要です。
もう少し詳しく屋根の状態を見ていきましょう。
屋根瓦がシーリングで補強されていました。
瓦側面に白いものが流し込まれているのがお判りでしょうか?
シーリングを使用して瓦を固定する方法はラバーロック工法と呼ばれます。
ラバーロック工法は瓦同士が重なる山の部分にL字方にシーリングを打つことで瓦と瓦を固定します。
しかし画像のようにシーリングを隙間なく打ってしまうと屋根に雨水が浸入した際に、雨水の抜け道がなく逆に雨漏りを誘発させかねません。
シーリングを流し込むだけの単純な作業に思えますが、しっかり知識も技術も必要な工法です。
屋根葺き替えリフォームの作業開始です。
まずは劣化した釉薬瓦シルバーの撤去作業です。
撤去作業は屋根の一番高いところ棟部から開始します。
屋根から剥がした瓦は屋根からズリ落ちないように裏向きにして向きを揃えて積み上げていきます。
綺麗に揃えて積み上げることで荷卸しの際にバランスよく荷卸し機に積むことが出来て、作業効率が上がります。
丁寧で無駄がない作業を心がけていきます。
瓦をめくった後、葺き土が現れます。
明治から昭和初期に建てられた住宅は土葺き工法が多く採用されていました。
土葺き工法は屋根を重くすることの重みで住宅を安定させる工法でしたが、大きな地震の時に住宅の屋根が大きく揺れてしまい倒壊に至った住宅も多く、現在では葺き土を使わない引っ掛け桟工法が主流です。
瓦をめくった後の葺き土を土埃が舞い上がらないように丁寧に土嚢袋の詰めていきます。
葺き土の撤去と防水シートをめくり、下地野地板が見えてきました。
この下地の上に下地を新設するので不陸(フリク)がないか確認します。
構造用合板を軒先から順に屋根に釘で貼っていきます。
軒先から貼っていき角の隅棟部や、頂点の棟部はその場所のサイズに合わせてカットしながら貼り付けます。
パズルの組み合わせのような感じですね。
下地の新設が終わると、防水シートの施工です。
使用する防水シートは改質アスファルトルーフィングです。
改質アスファルトルーフィングは100㎜づつ重ねながらタッカーで打ち留めていきます。
隅棟部分は棟の反対側に250㎜以上はみ出すように貼った後、1000mmの改質アスファルトルーフィングを両胸に500㎜跨ぐように増し張りします。
防水シートを貼り終わると強化棟金具を等間隔にセットしていきます。
引っ掛け桟工法の横桟も等間隔に並べて設置していきます。
軒先には雨に強く朽ちないタフモックを使用します。
軒先は雨の吹き戻りで雨水が浸入しやすく劣化しやすいので合成樹脂のタフモックがお勧めです。
屋根全体に横桟と強化棟金具の取り付けが終わりました。
いよいよ瓦を葺いていきます。
葺く瓦を葺く場所に順に並べていきます。
今回使用する瓦はKMEW社のROOGA雅(ルーガミヤビ)です。
ルーガ雅は非常に軽量で従来の土葺き工法に比べて重さが1/4程度になります。
屋根を軽量化することで地震に強い耐震構造に住宅が変わります。
軒先から順に長い釘を打ち固定していきます。
軒先にはルーガ雅専用の雅用軒先面戸Wを使用します。
瓦の横も90㎜の長い釘を打ち留めていきます。
軒先から順に瓦を葺いていき、隅棟部は形状サイズに合わせてその場で職人がカットして葺いていきます。
平面部が葺きあがりました。
綺麗に整列して並んでいるのが分かります。
袖部は袖瓦と言って平面部とは形状が違います。
袖瓦の下には防水シーラーというスポンジを敷き袖からの雨水の浸入を防ぎます。
袖瓦は横からビスで打ち留めます。
棟部の施工に入ります。
設置していた強化棟金具の上に垂木をしっかり固定して棟の強度を高めます。
棟は湿式工法でシルガードを使用します。
耐久性と防水性に優れています。
白色と黒色があり今回は黒を使用して屋根を引き締めます。
隅棟大棟と棟全体にシルガードを塗り、垂木に防水シートを貼り棟瓦を被せていきます。
防水シートの上にルーガ雅をビス止めしました。
棟には標準仕様と高棟使用があります。
今回は標準仕様を使用いたしました。
ルーガ雅葺き替えリフォームの完工です。
ルーガ雅は和を基調としたデザインになっているので横向きに波打ち整ったラインが高級な雰囲気があります。
ルーガ雅は軽く、割れにくい、汚れにくい特徴を持っています。
和風な面持ちの住宅にはとてもお勧めです。
屋根の事なら私たち街の屋根やさん京都南店に是非一度ご相談ください。
屋根の葺き替えリフォームだけでなく雨漏りの修理や部分補修も行っています。
各種保険のお手伝いもさせていただきます。
気軽にご相談くださいませ。
この記事を書いた加盟店
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E-Mail yanekoji-kyoto@shoei-works.com
Kチーム株式会社
〒610-0116
京都府城陽市奈島十六71
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