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日立市の上下に屋根がある住宅で2階の大屋根のみを葺き替えました
日立市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
築45年程を迎えるセメント瓦屋根の住宅で、雨漏りも発生していた現場でした。
経年により耐水性も弱体化しているセメント瓦は再塗装では持たない状態で、さらにセメント瓦自体が既に廃番になっているため、差し替えでの対応も難しい屋根でした。
1階と2階に屋根がある現場。全てを葺き替えるのが理想ですが、相応の予算が掛かります。
そこで、2階は屋根を新しくする葺き替え工事を行い、1階は下葺き材の防水紙を再敷設したのち、2階のセメント瓦を補填しながら葺き直しを行う方法で予算を軽減するご提案をいたしました。
今記事は、2階屋根の葺き替え工事に特化して書かせて頂きます。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:約10日間
- 築年数:築45年
- 施工費用:屋根工事:約92.3万円(解体処分費含む)・足場費用:約16.4万円
- 使用材料:タフワイド・改質アスファルトルーフィング・構造用合板12㎜・樹脂垂木・樹脂貫板・各種役物板金
- 保証年数:塗膜変褐色保証15年・穴あき保証25年・施工保証10年
日立市 / 2階屋根の葺き替え工事 / セメント瓦⇒ガルバリウム鋼板
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今日は、日立市でセメント瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根材への葺き替え工事を行っていた現場が完了しましたのでご紹介していきます。
日立市の現場は、1階と2階の上下に屋根がある住宅ですが、2階屋根である大屋根のみを今回は葺き替えさせて頂きました(^o^)丿
工事に至るきっかけは、雨漏りによる複数の雨染み!
住宅は、屋根が発端となった不具合が他の部位まで被害を広げてしまうので、ここはキッチリ修繕する必要があります。
【工事内容】
①既存のセメント瓦を解体撤去
②野地板を増し張りして屋根床を強化
➂耐久性のある、改質アスファルトルーフィング(防水紙)の敷設
④ガルバリウム鋼板屋根材を新たに施工(セメント瓦⇒ガリバリウム 約1/8に屋根を軽量化)
関連記事▶日立市で中古物件の雨漏り相談!2階は葺き替えて1階は葺き直しで提案
それでは早速、屋根葺き替えの様子をお伝えしていきます(^O^)/
先ずは、既存のセメント瓦を撤去!
気温が高い中、ヘルメットにツバ付きハットを装着し、小休憩を一時間毎にとり熱中症も対策。
セメント瓦を捲ると、二次防水であるルーフィングに方々で亀裂が走っていました。
屋根材で防ぎきれなかった雨水がこの亀裂から侵入すると室内の雨漏りにつながってしまいます。
屋根材のひび割れやズレなども雨漏り起因の一つですが、この防水紙の経年亀裂も相交わると雨漏りにつながってしまうんですよ(>_<)
屋根は、30年に1度は葺き替えなどを行い、二次防水であるルーフィングと一次防水である屋根材を新調するのがベストです!双方を新しくすることで、しっかり雨漏りから皆様を守ってくれます。
解体が終わると、屋根全体の清掃を行い、屋根の床材となる野地板を新たに施工!
今回の現場は築45年程経過しているので、屋根だけでなく、野地板も新たに張る事で下地から補強する事ができます!
野地板に手を加えられるのは、既存の屋根材を解体した時のみなんですよ(^^♪
そして、雨漏りの最後の砦となる、防水紙(ルーフィング)の敷設です。
使用したのは、高耐久な改質アスファルトルーフィングであるカッパ23を採用!
このルーフィングは、屋根材を留める際に発生する留め具孔へも優れたシール性を持つルーフィングで、高耐久でありながら価格はとてもリーズブルな建材です(^^♪
新しい屋根を張る前の作業は、まだまだあります(^O^)/
当店で新しい屋根材を留め付ける際は、下地の垂木にビスが効くように設置していきます。その為、屋根の骨格部分の垂木を計測して墨出しを行うのが標準施工です。
墨出し後、屋根で一番雨漏りしやすい棟ぎわに、腐食しない樹脂製の垂木を設置!
関連記事▶日立市 屋根からの雨漏りはルーフィングの破損が原因!下地から修繕
そしてその樹脂垂木を下地とし、捨て水切り板金を設置しました。
前術でもお伝えしましたが、棟は、屋根と屋根の継ぎ目になる為、経年時に雨漏りリスクが高くなります。
そのため当店では、屋根を葺く前に捨て水切り板金を設置し、棟際に吹き込んだ雨水を捨て水切り板金を付ける事で軒先までの排水経路を作るように対策しているんです(^O^)/
様々な対策を施し、いよいよ新しい屋根材を葺いていきますよ(^^♪
今回使用する屋根材は、ガルバリウム鋼板製のタフワイドと言う金属屋根材です。
屋根形状に合わせて採寸通りに切り出し、両端部を樹脂垂木に合わせて立ち上げて雨返し対策を施し、捨て水切り板金を覆うように新しい屋根材を設置していきます。
葺き終わると、捨て水切りは見えなくなりますね!なので『捨て水切り』と呼ぶんです(^^♪
ここまでくれば完成間近!あとは棟部の仕上げです。
金属屋根材の場合は、棟部に金属製の棟板金を設置します。
棟板金の下地材には木製貫板が使われるのが一般的ですが、当店では湿気や雨水があたっても腐食しない樹脂製貫板を使用しています。
この部分も棟板金を施工してしまうと見えなくなる部分ですが、施工後20年経っても30年経っても安心して長く使用してほしい思いを込めて、建材の選定を行っています。
棟板金の継ぎ目には、重ね代にシーリング材を充填して継ぎ目を接着して側面をビス固定します。
ただし、頭頂部の棟板金と二方向に流れる棟板金の継ぎ目には、更に表面の継ぎ目にもシーリング処理しておけば、なお安心。
ちょっとの違いが大違い!なのが経年時のリフォーム工事です。
お客様様が直接確認できない箇所だからこそ、細部までこだわった施工を行うのが屋根工事のプロなんです(^^♪
最後に、屋根についた作業跡を拭き上げ清掃し、全工程完了です(^o^)丿
新築や屋根のリフォームは、屋根の完成形は見れても、下地がどう作られているのか!?一般の方にはなかなかわかりません。
新築時や屋根リフォーム完成時、屋根が綺麗なのは当たり前の事ですが、どの様に対策で施工されているかの方が見栄えよりもよっぽど大切です。
当ブログをご覧の方は、屋根リフォーム工事の際に何を求められますか?
表面材である屋根材の選定・工事価格はもちろん大切ですが、屋根は長く使用していくもの!
下地の強化や漏水対策なども含め、信頼出来る屋根業者に相談するようにして下さいね。
当記事が、日立市で屋根工事をご検討中の方の、一つの参考になっていれば嬉しく思います。
今日ご紹介させていただいた屋根葺き替え工事は、上下に屋根がある内の2階屋根のみの工事です。
屋根工事は、症状や予算、今後の使い方によって、家屋全体の屋根工事を求められている方・1階の屋根だけの工事を求められる方・今回の現場のように2階の屋根のみを希望される方など様々です。
『どこにどんな工事をすれば良いのか?』『予算はどの程度必要か!?』など、迷われている方は、ぜひ街の屋根やさん水戸店までご相談下さい!
当店は、茨城県内全域!調査診断から見積りまで完全無料で対応させていただきます(^o^)丿
日立市での葺き替え工事例をご紹介(当店で施工しました)
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