寝室の天井から雨漏りした現場紹介

木造２階建てのお住まいで、15年ほど前に外壁のカバー工法を実施されたそうです。
表面の状態は色褪せなども少なく、塗装の時期はもう少し先でも良いと判断出来ました。

☆現地調査の様子☆

雨漏り箇所を外側から調査

瓦屋根を調査しました

1階寝室の上に位置する屋根に上がり調査したところ、瓦葺き部分に疑わしい箇所は発見出来ませんでした。
壁際のしっくいもまだまだしっかりと密着していて雨水が侵入しそうな隙間もありません。

外壁およびサッシ廻りを調査しました

サッシ廻りに僅かな隙間を発見しました。
外壁をカバー工法したとのお話でしたので、サッシ廻りには水切り板金が取り付けてあるのですが、その取り付け方が少し雑な気がします。
水切りの横方向があと少し外側に伸びていないと水が回り込む可能性がありますね。

外壁カバー工法とは？

外壁カバー工法とは文字通り既存の外壁の上から新しい外壁材を張る工法のことです。
屋根のカバー工法と同様にメリット・デメリットがあります。

外壁カバー工法のメリット・デメリット

◆メリット◆
・既存の外壁材の撤去や処分費がかからない
・撤去・処分がない分工期が短い
・工事中の防犯の心配が少ない

◆デメリット◆
・既存の外壁および下地の劣化が確認出来ない
・壁全体の重量が増し、耐震性に不安がある場合がある
・選べる外壁材が金属製に限られる（窯業系サイディングなどは選べない）

マスキングテープの役割とシーリング打ちのポイント

外壁カバー工法を行った事でサッシ廻りのシーリングの劣化状況が確認出来ません。
したがって既存のシーリング劣化を疑い、その箇所を上からにはなってしまいますが打ち直しという事で進めさせていただきました。

外壁塗装工事などでも見かけるマスキングテープ張り。
シーリングを付着させたくない箇所に張ります。

今回のケースで言えば水切り部分と外壁部分になります。
両マスキングテープの間にシーリングを奥まで充填させます。

マスキングテープとシーリング打ちにかかった費用

【補修工事にかかった費用】
￥２２，０００

となります。
作業時間は１時間～２時間ほどとなりました。

工事で発生したゴミは全て責任をもって持ち帰ります。

おまけ

せっかく上がらせて頂いたので屋根や外壁、サッシ廻りなどに溜まっていた落ち葉を清掃しておきましたよ！
ご用命頂いたほんのお礼です♪

まとめ

今回は安価での補修工事で様子を見たいとのご要望でしたので、原因追及はほどほどにという事でご理解いただきました。
また万が一雨漏りが再発した際はご連絡お待ちしています。
すぐに駆け付けますので！

「街の屋根やさん　豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
地元の専門業者に安心してお任せくださいね！

お問合せお待ちしております！！