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耐震性、免震性に優れたガルバリウム鋼板屋根材「セネター」の施工
【工事のきっかけ】
ニチハ株式会社の「パミール」が劣化し屋根材が落ちてきてしまっている状態でしたので、リフォームしたいとのことでお電話頂きました。外壁に関しても一緒にリフォームをすることを検討していたため、今回は全体的な施工となりました。
基本情報
- 使用材料:屋根材:超軽量金属屋根材 デクラ社 セネター 外壁:ガイソーウォールフッ素4FⅡ 雨樋:パナソニック PC50
- 保証年数:屋根:材料品質保証30年、美観保証10年
お伺いしたのはこちらのお宅です。
屋根材が劣化して落ちてきてしまっているとのことでリフォームをお願いしたいというお電話を頂きました。
まずは現地調査で屋根の様子を確認します。
高所カメラによって状態を確認しますと・・・
ボロボロになっているのが分かりますね。
屋根材は株式会社ニチハの「パミール」でした。
こちらの屋根材は90年代後半から2000年初めごろに販売されていたものですが、アスベストを含まないスレート屋根材として当時はかなり大量に販売されていました。しかしながら、施工後数年でひび割れや剥離などが起こって問題が頻出しているようです。そのため、今回はその対策として新しく屋根を上から施工する屋根カバー工事を行っていきます。
こちらは外壁の様子です。
大きな劣化や損傷は見られなかったものの、汚れや色褪せなどは見られるため、新しくフッ素塗料を施工してリフォームを行うことになりました。
まずは屋根のカバー工事から行っていきます。
作業としてはまず既存の下地となる屋根材をキレイに洗浄することから始めていきます。上から重ねる屋根材がいくら新しく機能が良いものだとしても、下地となる素材が劣化して腐食してしまいますと雨漏りなどが起こる可能性が高くなってしまうからです。そのため、洗浄を行いしっかりと乾燥させてから工事に入ります。
洗浄の作業が終わりましたら、続いて既存のスレート屋根についていた雪止めや板金などは撤去及び処分していきます。
そして今回は屋根カバー工事による屋根材の施工ですので、
キレイにした既存のスレート屋根を下地として防水ルーフィングシートを施工します。
下屋根も同様にキレイにした既存のスレート屋根の上から防水紙を敷きます。ルーフィングシートにはアスファルト、合成ゴム、塩化ビニル、不織布、透湿防水など非常に様々な種類がありますが、街の屋根やさん所沢店では、止水性や耐久性が良くコストも高すぎない改質ゴムアスファルトルーフィングを使用しています。
こちらをタッカーにより施工して屋根の防水性を高めていきます。
防水紙の施工ができましたら続けて屋根材の施工に入ります。今回は超軽量でありながら地震や台風などの災害に強い屋根材、デクラ屋根システムの「セネター」を施工していきます。
こちらは天然石とガルバリウム鋼板でできたハイブリッド屋根材ですので、意匠性の良いオシャレな屋根材ですが、軽量であることから耐震や免震に優れ、かつ、独自のインターロック工法でしっかり屋根が一枚一枚ビスで固定されますので、耐台風・強風水性に非常に強い屋根材となっております。
棟板金もしっかりと取り付けたら完成です。
こちらのセネターは天然石とガルバリウム鋼板を使用しており耐久性もありますので、一般的な化粧スレート屋根ですと定期的な塗り替えなどのメンテナンスが必要ですが、
こちらは色褪せの心配がありませんので、長期に渡りメンテナンスフリーであることから、経済的にも優れておりとてもお得な屋根材となっております。
続けて外壁塗装の作業に入っていきます。まずは外壁も施工の前に下準備として養生の作業を行っていきます。養生作業は塗装する場所以外に塗料が飛散しないように防止する目的がありますので、こちらもしっかり行っていきます。
養生でしっかりと塗料の飛散防止をしましたら、いよいよ外壁塗装の作業へと進みます。ちなみに、屋根の塗装でもそうでしたが、必ず塗装前には高圧洗浄による汚れや苔を落とす作業を外壁でも同様に行っていきます。
その後、写真のように手塗りのローラー工法でまずは下塗り作業です。下塗りでは後から塗る塗料の密着を良くし、塗りムラなども抑えることができるシーラーと呼ばれる塗料を塗っていきます。
続いて下塗り材の上から中塗り塗料を塗布していきます。
今回使用するのはあの六本木ヒルズでも使われているという「フッ素塗料」を使用していきます。
フッ素塗料は従来のアクリル塗料、シリコン塗料などに比べて耐寒性・耐熱性に優れ、さらにその従来のフッ素塗料の中でも、さらに改良され優れたフッ素塗料を使用していきます。
中塗りを全面終え乾燥させたらさらに塗膜を厚くするため上塗りをしていきます。
外壁が汚れる原因となるのは主に藻やカビですが、フッ素塗料には塗膜自体に防カビ性・防藻性を持っているものが多いため、他の塗料に比べ長く美観を保ちます。
続いては付帯部塗装です。付帯部とは屋根や外壁以外の建物の部分を指しますが、まずは軒天の塗装作業から始めていきます。軒天も屋根の裏側ですが雨風が強いと水滴や汚れが付着し、劣化していきますので定期的なメンテナンスは必要になってきます。
軒天も外壁塗装と同じように下塗りを行ってから中塗り、上塗りと塗装していきます。軒天に関しては劣化してくると汚れやシミ、苔や色褪せなどがまず起こってきます。さらに進行してきますと、塗膜の剥がれや軒天板の割れ、雨漏りなどが生じてきますので、皆様もご自宅の軒天がどうなっているか、一度確認してみて下さい。
続けて破風(はふ)の塗装作業へと入っていきます。
破風は屋根の妻側(つまがわ、つまり端)の部分です。
雨樋がついていない方の屋根の板ですね。
こちらも軒天と同じく、下塗りや中塗り、上塗りと塗装を施していきます。破風は役割として屋根内部に雨風が吹き込むのを防いだり、延焼を抑制したりする役割もありますので、意外に重要な部分となります。そのため、こちらも塗装でしっかりメンテナンスを行う必要があります。
換気フードも塗装していきます。
汚れや塗膜の剥がれが起きていましたので、まずはケレン作業にてキレイにしていきます。そして、ケレン作業が終わりましたらサビ止めを塗布していきます。こうした金属部分は特にサビが発生してしまいますと、塗膜の剥がれや劣化、破損が進行しやすいですので、メンテナンスは欠かせません。
サビ止めがしっかりと塗布できましたら、ようやく塗料を塗っていきます。普段何気なく見る建物の付帯部も、このように手間をかけて塗装されているんですね。皆様もご自宅の付帯部でサビや劣化、破損や汚れがありましたらぜひ塗装などによるメンテナンスを検討してみて下さい。
同様にしてシャッターボックスもケレン作業、サビ止め塗布、塗装と進めていきます。
付帯部も外壁や屋根と同じく劣化していきますので、見た目の面からも手間やコストの面からも、一緒にリフォームをしてしまった方が節約にもなり全体的な美観も良くなりますのでお得でしょう。
施工後の屋根の様子です。
デグラ屋根システムの「セネター」を施工しました。
天然石とガルバリウム鋼板のハイブリット屋根材ですので耐久性はもちろん、
見た目も洗練されておりとてもオシャレですね。
こちらはベランダ外壁の施工後の写真です。
以前は白ベースのカラーでしたが新しくブラウンカラーをメインとした塗装にしました。
塗装前は色褪せや汚れもあり多少目立ちましたが、塗装をしてキレイになり美観も良くなりましたね。
全体の写真になります。
ブラウンとホワイトのツートンカラーでの塗装でスタイリッシュに、
より美しい外観になりました。屋根も新しく軽量で耐久性のあるものになりましたので、
これからの台風による強風対策、大雪による影響への対策もできました!
今回、こちらの施工は総工費としておよそ170万円の費用となりました。
皆様も所沢、入間、狭山などで屋根や外壁の工事をご検討の際には、
ぜひとも街の屋根やさん所沢店に一度ご相談下さい♬
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