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奈良市でモニエル瓦の水性シリコン塗装を行いました
【工事のきっかけ】
屋根の経年劣化を気にされておりました
基本情報
今回の施工は奈良市にて
モニエル瓦のスラリー強化工法による塗装作業の
模様をご紹介させていただきます。
モニエル瓦は「金属瓦」「スレート瓦」「粘土瓦」と三種類あり、
今回はモニエル瓦の中のスレート瓦を塗装いたしました。
足場組立、養生を済ませてからコーキング処理、高圧洗浄を施し塗装していきます。
それでは見ていきましょう。
瓦に黄色いコケが生えています。
経年劣化により塗膜が剥がれ
飛んできた胞子が付着しコケが生えてくるのです。
コケを生やしにくくするには
塗装により、表面を
滑らかにして胞子を流れるようにします。
屋根が劣化していると全体的に粉を噴いたような状態になります。
この画像の右側半分が高圧洗浄を施した後になります。
黄色いコケもかなり落ちました。
モニエル瓦にはスラリー層(表面には特殊なコーティングが施されています)がありますがそれも洗浄と共に剝がして
新たに塗装を施して強固な瓦にしていきます。
この様に高圧洗浄をする事により、次に塗装する下塗り剤が付きやすくもなるのです。
下塗りをします。
通常の屋根塗装なら下地剤のシーラーを塗布して上塗り剤を塗布して行くと言う流れで塗装をして行きますが、
モニエル瓦の場合、通常通りの塗装では早ければ1~2ヶ月で塗装が捲れや浮いて来てしまいます。
そこで『スラリー強化プライマー』を使用します。
『スラリー強化プライマー』でしっかりと瓦を塗って下地ごと固めてしまいます。
浸透性に優れた特殊な強化プライマーがスラリー層を補強します。
中塗り、上塗り塗装には
「カスタムシリコン」という材料を使用いたしました。
これは、耐候性、耐熱、耐汚染、防カビ、防藻性もあり
水性のため低臭でありコストパフォーマンスも高い材料になります。
シリコンについてのお話はこちらをクリックしてください
こちらは上塗り塗装をした後です。
先程の中塗り塗装を
乾かして、再度
同じ塗料で塗っていきます。
上塗り塗装をすることにより、厚みを持たせ塗装を長持ちさせるのです。
以上でモニエル瓦(粘土瓦)のスラリー強化工法による
塗装工事は終了です。
1970年代~80年代にかけて人気をはくした輸入品の
モニエル瓦。
洋風なフォルム、色のバリエーションが豊かなコンクリートで出来た瓦です。
日本では1973年から日本モニエルという会社が代理店となり取り扱っていましたが、
約10年前に日本モニエルはなくなり、現在はモニエル瓦は生産されていません。
しかし、正しい知識の上で特殊な塗装を施すことにより、
その屋根も補強でき景観も保たれます。
浸透性に優れた特殊な強化プライマーがスラリー層を補強します。
スラリー強化工法とは
劣化し脆くなったスラリー層を除去し、
専用のスラリー強化プライマーで
スラリー層を補強・強化する工法です。
モニエル瓦の塗装にはスラリー強化工法が必須なのです。
ありがとうございました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
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〒639-1038
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