ホーム > 安曇野市屋根工事:古い蔵を新たに守るセメント瓦から金属屋根へ…
安曇野市屋根工事:古い蔵を新たに守るセメント瓦から金属屋根への葺き替え工事
安曇野市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
雨漏りがあったこと、外壁の漆喰が剥がれてきたことで蔵の補修工事をすることになったそうです。外壁はご自分で塗られたそうですが、屋根は危険ということで弊社にご依頼いただきました。
※外壁も足場なしで塗ったそうです。十分危険です。屋根、外壁は高所作業にもなるので、ご自分で工事するのはやめていただきたいと思います。
セメント瓦の表面は塗装をして防水しているのですが、その塗膜がほとんどなくセメントがむき出しの状態でした。もう葺き替えるしかメンテナンス方法はありませんでした。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:3日間
- 築年数:不明
安曇野市で古い蔵の屋根葺き替え工事を行いました。既存屋根はセメント瓦、これを新しくガルバリウム鋼板の金属屋根への葺き替えです。あまり大きい蔵ではなかったので屋根面積は45㎡ほど、瓦の撤去から新しいいぇねへの葺き替えまで3日間の工事でした。その葺き替え工事の様子をご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店は豊富な施工実績で皆様の屋根や外壁をサポート!屋根、外壁にお困りごと、お悩み事、不安なことがありましたら一度ご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
下見に伺ったときに、外壁が非常にきれいだったので、工事必要なの?と思いましたが、外壁はお施主様がご自分で塗装されたそうです。DIYがお好きで、独学で塗装や大工工事を勉強されてご自分で塗ったとのことでした。
ただ、足場なしで外壁塗装をしたそうで、非常に危険なのでやめてくださいと助言しておきました。
屋根はさすがに怖いということで近所にある弊社に声をかけていただきました。
下見当時はまだ雪が残っていた3月頃でした。
雪があったので屋根面へ上ることはできませんでしたが、はしごにおぼって状況は見ることができました。セメント瓦は表面を塗装することで防水をしなければなりません。その塗膜はほとんどゼロの状態、雨や日光が当たって表面はボロボロでした。蔵の室内に若干の雨漏りもあるということで、葺き替え工事をすることになりました。
工事の様子です。
まずはセメント瓦を撤去します。正式には厚型セメント瓦と言います。厚型があるので反対の薄型もあります。薄型セメント瓦がおなじみのスレートです。
セメント瓦は1枚が4.5㎏、1㎡あたり32枚必要なので1㎡144㎏、45㎡の屋根なので瓦だけでおよそ6500㎏(6.5t)乗っていることになります。一方これからのセルガルバリウム鋼板の屋根材は1㎡あたり13㎏くらい、45㎡で600㎏弱、副資材を入れても700㎏くらいなので、10分の1近くに軽くなります。
瓦を撤去した屋根です。
転がっている角材は桟木(さんぎ)と言って、屋根面に対して横方向に付けられています。瓦をひっかけて止めるための角材です。瓦自体は釘やビスで止まっているわけではなく、桟木だけで止めています。もう不要な材料難でこれも撤去します。
その下が野地板(のじいた)という下地材です。今は新築でもリフォームでも構造用合板を使いますが、昔は文字通り板を使っていました。ところどころに穴が開いているのがわかるかと思います。雨漏りがあったそうですが、おそらくこの野地板の隙間から水が入ってのでしょう。
古い野地板は撤去せずに新しい野地板として12mm厚の構造用合板を取り付けました。その上にルーフィング(防水シート)を敷設します。もうおなじみの樹脂シートを芯材としているチャンピオンルーフィングです。樹脂製なので簡単に破れることはありませんし、劣化することもありません。長期間使うことができるルーフィングです。10㎝程重ねながらタッカー(ホチキスのでかいやつです)で止めていきます。屋根の頂上「棟」まで来たら、峰の隙間をカバーするために、重なりの部分を防水テープでしっかり止めます。
次にガルバリウム鋼板の屋根材を取り付けて行きます。1段1枚の長尺タイプの屋根材で、上下は篏合式に嵌め込んで止め、1枚1枚は屋根材が重なって見えないところでビス止めします。途中雪止め金具を入れます。互い違いに2段付けます。
棟の部分は棟板金を取り付けて隙間を完全にカバーします。
これで葺き替え工事は終了です。
セメント瓦の重厚感も良かったですが、金属屋根のスタイリッシュ感も悪くはないと思います。蔵の屋根にも十分マッチしています。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根の調査、点検、お見積もりは無料で行っています。屋根にお悩み、お困りごと、不安なことがありましたら一度街の屋根やさんにご相談ください。無料点検のご案内、お問い合わせはそれぞれ下の画像をクリック!お問い合わせはフォームからメールでお気軽にどうぞ。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
株式会社たのしいリフォーム
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝6314-2
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。