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常陸太田市で天窓の雨漏りでお困りの方へ!修理方法を症状別に解説
更新日:2024年12月25日
常陸太田市にお住いの皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は雨漏りを起こしてしまった天窓の修理方法について、当店が実際行った工事からピックアップして、症状別にご紹介したいと思います(ㅅˊᗜˋ)*
トップライトとも呼ばれる天窓は、建物の屋根面に取り付けられ、採光・換気・排煙といった機能を持ち、目的により固定タイプと開閉タイプに分かれます。
家の中が明るくなりお洒落な印象ですが、屋根の一部分を切り取って設けられるため、実際は雨漏りのリスクがとても高いのです。10年、20年と経つうちにパーツの劣化が進み、当店が調査・点検を依頼された天窓も大半は築20年が過ぎていました。
工事例①ゴムパッキンの隙間から浸透した雨水(築22年)
天窓を含め、雨漏りで一番難しいのは原因を特定することです(๑' '๑)و✧
屋根に上がって点検したところ、雨水の侵入防止用のゴムパッキンに隙間が見つかりました。
周囲が濡れないように窓枠を養生して、劣化したゴムパッキンにピンポイントで水をかけて降雨時に近い状況を作り、漏水の有無を確認しました。
室内に水が浸透するまでには至りませんでしたが、天窓を開けてみると、枠の角に水滴が付着していました。
お客様と相談した結果、劣化したゴムパッキン部分にコーキングを打ち直す補修を行いました。
【コーキングによる部分補修】補修費用:1.65万円(1階屋根)
ゴムパッキンの耐用年数は一般的に5年~10年程度と言われ、年月を経て硬くなったゴムに亀裂や割れが生じ、雨漏りに繋がる可能性が高くなります。
隙間を塞ぐことでひとまず雨漏りは収まりますが、今回はあくまでも簡易的な修理ですので、後々本格的なメンテナンスが必要となるでしょう。
詳しい施工記事➤
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工事例②新築当初から雨漏り?板金雨仕舞いで修繕(築約15年)
雨漏りを繰り返す天窓は、鉛エプロンが設置された仕様です。天窓の周辺建材として、瓦などの凹凸のある屋根材によく使われる鉛エプロンは、経年時の劣化で不具合が出やすくなるため注意が必要です。
今回は鉛エプロンに代わり、ガルバリウム鋼板製板金での雨仕舞いに変更します。
天窓の高さに合わせて板金を立ち上げ加工し、コーキングを充填した後、防水用のブチルテープでしっかり対策を施しました。
両側面の板金を瓦部まで伸ばしたことで、天窓周りに雨水を寄せ付けず、スムーズに軒先方向へ排出できる仕組みになりました(•̀ᴗ•́)و ̑̑
瓦を戻す前にさらにもうひと手間加え、雨仕舞い板金に極力雨水が廻らないように、面戸シーラーを各板金に2本ずつ取り付けました。
新築時から続く雨漏りは、元々の施工に問題があったのだと思いますが、各所に何重も漏水対策を行ったので、もう雨漏りの心配はないでしょう。
【板金を使用した雨仕舞い】施工費用:25.3万円(二箇所・足場架設代含む)
雨漏りを起こしていないもう一箇所の天窓も、同様の方法で施工しました。
板金を用いる理由は、耐久性や防水性が高い点はもちろんですが、漏水のリスクが高い箇所からの排水を考慮しながら、端部などへの対策が可能だからです。
高い加工技術があってこその施工方法なんですね
( ´͈ ᵕ `͈ )詳しい施工記事➤
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工事例③大量の雨漏り!天窓を撤去して屋根を改修(築約30年)
屋根カバー工事用に設置した足場を活用し、天窓の撤去作業は2名体制で行います。
屋根をくり抜いて設置される天窓は、隙間ができないようにしっかり固定されているため、電動工具で切断し、枠ごと取り外しました。
撤去した後の開口部は、屋根の下地となるものがなにもない状態で、真下の小屋裏が丸見えです(>_<。)
補強の垂木を増設して強度を保ち、枠部分もしっかり補強した上で、採寸通りに切り出した12㎜厚の構造用合板で天窓の撤去跡を塞ぎました。
この上に新しい防水紙を敷設し、ガルバリウム鋼板製の屋根材が重ねて葺かれます。
【屋根カバー工事に伴い天窓を撤去】施工費用:116.6万円(カバー工事代・足場架設代含む)
「メンテナンスが面倒」「あまり活用していない」という理由で、古くなった天窓を撤去するケースもあるでしょう。今工事のように屋根の改修と同じタイミングではなく、もう少し後にリフォームをお考えの場合は、
天窓本体を残したまま上から板金で覆うことも可能です。
天窓は利点も多いので、よくご検討なさってくださいね
(⁎ᵕᴗᵕ⁎)詳しい施工記事➤
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ご参考までに…屋根塗装時に行った天窓のコーキング補修をご紹介しましょう。
調査の段階で、劣化で切れた天窓のコーキングを確認していました。
築後まもなく漏水が起こり、コーキングの修理でなんとか止まったそうですが、年数を考えるとそろそろ再打設が必要でした。
屋根塗装のご用命をいただき、施工を始める前に、ひび割れが生じにくい高耐久のシーリング材で、天窓周りの再充填を行いました。
塗装屋さんに屋根塗装を依頼した場合は、あくまでも塗装のみなので、こういった不具合を見過ごしてしまうケースが多いようです。
当店は点検で見つかった問題点を解消した上で塗装に入りますので、安心してお任せください。
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天窓の修理方法を症状別にご紹介しましたがいかがでしたか?
構造的に雨漏りが発生しやすい
天窓の耐用年数は25年~30年ほどです。
最新式の天窓は高機能で、以前のものよりも雨漏りのリスクは下がっていますが、全くトラブルがないとは言い切れません。
修理・撤去以外にも交換という選択肢もありますので、天窓に詳しい屋根の専門店に相談することをお勧めします。築20年以上のお住まいは、屋根と併せて一度点検を行いましょう
(ˊᗜˋ*)/ 街の屋根やさん水戸店は、茨城県内全域で無料診断を実施しております!
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