静岡市清水区で木造２階建て住宅の屋根をガルバリウム鋼板葺きの施工と外壁サイディング工事を行っております。
震度６～７の大きな地震で建物が揺れた時に、屋根が重たい瓦だった事で倒壊するという事例が報告されています。
瓦は面積にもよりますが、自動車２～３台分の重さを屋根に載せているくらい建物に負担を掛けている場合があります。
今回は瓦の１/１０の荷重の屋根材。ガルバリウム鋼板で施工しています。
自動車３台ではなく、バイク１台分の重さの方が、大型地震に見舞われた時に建物への負担は軽減されます。
屋根下地はアスファルトルーフィングで覆い防水層を確立させます。

屋根の先端は鼻隠しの破風に金具を付けて横樋を設置します。
外壁工事は先にタイベックシートを貼ります。
この素材はオムツの役割に似ていて、中の湿気は放出して、外からの雨は弾きます。
透湿防水紙とも呼ばれています。
外壁サイディング貼り。厚さは１５ｍｍの窯業系の材料。
厚みが３８ｍｍや５０ｍｍのコンクリートパネルと比べると軽量化された製品。

壁にビスを打ち込むのではなく、先に取り付けた引っ掛け金具に引っ掛ける工法で、地震時にもアジャストして揺れを吸収させます。
外壁が貼り終わりました。
外壁の目地やサッシとの取り合いにはコーキングをして隙間を無くします。

外壁の色と同色ですから目立ちません。