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水戸市の外壁に黒く浮き出た染みは塗装時に可塑移行を防ぐ下処理を実施
水戸市 ビル
【工事のきっかけ】
昨年、屋根工事を実施させていただいた三階建てのテナンスビルのオーナー様より、階段や踊り場の防水と階段ホールの内外壁の塗装を再相談頂きました。
外壁は、前回の他業者さんでの塗装時、可塑剤入りシーリングで補修した事による黒い染みが浮き出ており(ブリード現象)、テナント棟だけに見た目もとても悪い状態でした。
前回の塗装から約10年経過しています。
黒い染みが再度浮き出てこないよう、可塑移行防止プライマーで下処理してから外壁塗装を実施するご提案を差し上げました。
基本情報
- 施工内容:ビル
- 施工期間:約10日間
- 築年数:約30年
- 使用材料:可塑移行防止プライマー・SDサーフエポ・プレミアムシリコン・ケンエースGⅡ・軒天部分補修にケイカル板を使用
水戸市 / 外壁の黒ずみ / 可塑移行防止プライマー / 外壁塗装
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今日は、水戸市で行なっていたビルの階段ホール内外の施工を様子をお伝えします。
『塗装後、数年経過した段階で、外壁に黒い染みが徐々に浮き出てきた』今回の現場!
調査で茨城県中をあちこち飛び回っている私は、類似した症状が出ている住宅もよく見かけます。
では、なぜ塗装数年後の黒い染みが浮かび上がり、もしそうなったらどう対策するのか?
実際の施工現場の工程報告と併せて、お伝えしたいと思います(^O^)/
先ずは、
壁に浮き出た黒ずみの正体から解説していきます。
これは、前回塗装した際にひび割れなどを補修した痕で、使用したシーリング材が可塑剤(かそざい)入りを使用したものの、塗料との相性も悪かったので出てしまった症状です。
プロであれば分かる症状!名称としてはブリード現象と言う症状です。
塗装完成時に
直ぐに症状は現れず、1年~2年の時を経ながら徐々に少しずつ浮き出てくるもので、浮き出た部分は本来の塗料性能を著しく低下させてしまうので厄介者なんです(>_<)
塗装は、ピカ1の技術を求めなければ器用な一般の方でも塗る事だけはできるため、知識が不足したまま独立してしまう職人が多いのも塗装業界です。
ただ、価格がいくら安くとも、数年でこの状態はいただけません・・・
住宅メンテナンスは、技術は元より、経験と知識を有する店舗に依頼して下さいね(^^♪
前回、塗装した下処理として使用された可塑剤入りのシーリングの
全撤去は残念ながら撤去は困難です。
しかし、そのまま通常の塗装を行えば、再び可塑剤が移行する恐れがあります(>_<)
では、どう対策するのか・・・!?
通常外壁塗装は、下塗り・中塗り(着色1回目)・仕上げ塗り(着色2回目)の3工程ですが・・
その前に、黒ずみの箇所に可塑剤移行防止用のプライマーを塗布して対策します。
(メーカーさんにより『逆プライマー』とか『バリアプライマー』等の名称です)
このプライマーを、黒ずみの出ている範囲に塗布した上で再塗装を行えば、プライマーが可塑剤の移行を防止してくれ、黒ずみの発生を抑制してくれるんです。
工程は増えますが、外装工事は下地を健全な状態にすることが最も大切です。
事前の計画通り、外壁洗浄後に乾燥日を設けた後、今工程を実施させていただきました(^^♪
ひび割れてていた箇所は、可塑剤が入っていないコーキングで補修し、ここから通常の塗装工程です。
先ずは下塗り工程です!下塗りは、外壁と新たに塗装する塗料を密着させる役割を持ちます。
また、ひび割れや劣化の有無、初めての塗装か?前回の塗膜は残っているか?などなど、現場毎の外壁状態により、マッチする下塗り材をチョイスする必要があり、と~っても奥が深い工程(^^♪
下塗り後は
最低3時間以上の乾燥時間を設けてから重ね塗るのが通例です。
ただ、天候・既存・湿度なども考慮し、今時期(冬時期)は翌日までじっくり乾燥させてから中塗り工程を行うように当店では指導しています。
『早い!安い!上手い!』となれば良いのですが、天候や気温に左右される職人作業は、慌てずに正確な作業を行う事が何よりも優先されます。
塗装をお考えの方は、期間に余裕を持った計画を建てて下さいね(^O^)/
そして仕上げ塗りです!
今回使用した塗料であるSK化研さんのプレミアムシリコンは、気温23℃で2時間の乾燥で重ね塗る事が可能な速乾性のある塗料ですが、中塗り後に1日おいてじっくり乾燥させた翌日に、仕上げを行わせて頂きました(^O^)/
塗装した事により、黒ずみは消えて明るくなり、綺麗に仕上がりました(^^♪
また、今回は、可塑剤移行防止プライマーを使用して下処理していますので、黒ずみの発生も抑制します。
塗装は、一度の塗り工程で付く膜厚が約0.03㎜で三度塗り重ねても0.1㎜程の膜厚です。
したがって、ビビ割れ補修を行った箇所に、若干の凹凸は残りますよ。。。
今回は、オーナー様も事前にご理解いただいたいたので良いのですが、塗装しても若干の凹凸は残ります。
補修の凹凸を消したいとお考えの方は、費用は上がりますが吹付塗装を検討してみて下さいね(^^♪
今現場は、ホール天井に劣化破損が3か所あり、天井の張り替えを実施した上で塗装も行っています。
階段の内壁と外壁の塗装でしたが、全体的に明るくなりましたね~(^^♪
お引渡しさせていただいた際にオーナー様から『次は、ビルの方の塗装も検討します』とのお言葉。
ご依頼頂ければ、今回同様、細心の注意を払って施工させて頂きます。
またの機会をお待ち申し上げております。
この度は、街の屋根やさん水戸店へのご用命誠にありがとうございました。
街の屋根やさん水戸店は、ネット集客に特化し、広告費を削減した運営を行っています。
茨城県内の活動で年間数百件の新規のお客様からのご相談も頂きますが、実直な作業を認めて下さり、再度別箇所でのご相談をいただくお客様も沢山いらっしゃるんですよ(^^♪※自慢~※
実直に!そして正確に作業させていただいているのが街の屋根やさん水戸店です。
気軽に呼べる店舗を目指していますので屋根や外壁でのお困り事は、ぜひ当店へご相談下さい(^^♪
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