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水戸市で二階のケラバ瓦が落ちて一階の瓦も破損!火災保険をアドバイス
更新日:2024年12月25日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
水戸市にお住いのお客様より、「二階の端の方の瓦が落ちて一階の瓦が割れてしまった」というご連絡をいただきました。
落下する原因は、地震や経年劣化、固定釘の外れなどいろいろ考えられますが、重量感のある瓦が屋根から落下してくるととても危険です(>_<。)
日時をご相談した上で、早めにお宅へ伺いました。
お客様は昨年末の大掃除の際に、家の裏手の地面に瓦の欠片を見つけられ、アンテナ付近の二階のケラバ瓦がなくなってることに気が付いたそうです。
施工を担当したハウスメーカーさんに連絡したところ、「かなりの費用がかかりやすよ」と言われてしまい、念のため当店にも相談を寄せてくださいました。
「ケラバ」と聞いてもピンとこない方も多いかもしれませんね。ケラバは屋根の一部で、切妻屋根や片流れ屋根の雨樋のない方を指します。ちなみに雨樋のある方は軒先です。
ケラバに設けられた瓦をケラバ瓦と言い、和瓦・セメント瓦・モニエル瓦などの屋根には、必ずL字型の専用のケラバ瓦が使用されています。
水戸市の住宅は築約20年です。耐用年数が長い瓦屋根が20年程度で脱落するのは、そうそうないと思うのですが…(°-°;)
ハウスメーカーさんの「かなりの費用」がどのくらいのなのかも分かりませんが、築20年でこのような状態になってしまうのはどうにも腑に落ちません。
二階のケラバ瓦が落ちた場所は、すぐ真下の玄関先の屋根部分です。
まず一階の破損状況を調査するため、実際に屋根に登って確認しました。
一階の玄関屋根には、二階から落下したケラバ瓦がバラバラになって残されていました。
一方重い瓦に直撃された一階屋根も、衝撃で砕けてしまった箇所もあり、ひどい二次被害を受けています( ;ㅿ; )
脱落や破損などで瓦がなくなった場合、その部分に突風が吹き込み、さらに瓦が剥がれる危険性もあります。
数枚だからと軽く考えず、屋根業者に早めにご相談くださいね。
こちらで使用されている屋根材は、三州野安さん製のセラマウントM型瓦です。
M型瓦は一枚の瓦に二つの山があり、ふた山瓦とも呼ばれています。
M型瓦の中でも代表的なセラマウントは、葺き上がりが洋風屋根のように見え、カラーバリエーションも豊富でお洒落な印象でしたが、2023年10月に生産が終了しました。
しかし在庫分は出荷が可能とのことで、破損した瓦分は確保できそうです。
あまり見かけないめずらしい屋根材は、いつの間にか廃番になっていたなんて事態にも…。
他の家と被らないような屋根材を採用すると、後々のメンテナンスで苦労される場合もありますので、できれば流通量が安定して多い屋根材を選ぶことをお勧めします( ´͈ ᵕ `͈ )
瓦が脱落した二階のケラバは、さらに状況が深刻でした。
お客様宅は基本的に南北に二面傾斜の切妻屋根ですが、居室の設計上、二面が均等ではなく北側が凸状に突き出しています。破損したケラバはその西側にあたります。
L字型のケラバ瓦は釘などで固定されていますが、経年とともに少しずつ緩んできます。
隙間から雨水が侵入して下地の木材が腐食し、固定力が弱くなったことが脱落の原因かもしれません。
または風の影響を受けた可能性もあり、もし
風災ならば火災保険の対象になります。
ご加入の保険会社さんに相談してはいかがでしょうか?と、お客様にはアドバイスさせていただきました。
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瓦が落ちたら修理に火災保険は使える?瓦落下の対処方法
周囲をもう少し解体しなければ全容は見えませんが、心配されるほど費用はかからないかも…?
ただし、修理をする場合は足場が必要になるので、工事費用の中でも足場代が占める割合が多くなってしまうでしょう(。•́_ก̀。)
『足場設置・ケラバ瓦部解体(周辺瓦含む)・下地交換(木製から樹脂製に変更)・ケラバ瓦と一階瓦の補填』
この工事内容でのお見積りは、足場費用も合わせて20万円少々です。
せっかく屋根に登っているので、反対の東側のケラバも確認しました。
同じ職人さんが施工したと考えると、東側も同様に作られているはずです。
全体的に納まりがよくない状態で、瓦が浮いている箇所もありますね。
このまま放置するには心許ないと考え、当店にご相談くださったお礼に、費用はそのままで東側のケラバ瓦も修正するとお伝えしました。
東西のケラバ修理自体は、一日で十分に終わる内容です。
足場費用がもったいないな~とつくづく感じます…
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工事をお任せいただけたので、今月中には着手する予定です。
屋根の端部に位置する
ケラバを保護するケラバ瓦は、雨風の影響をダイレクトに受けるため、今回のような脱落や飛散が起こることがあります。
雨水や風の吹き込みを防いでくれるケラバに不具合が見つかった場合は、二次被害に繋がる前に、早めに屋根の専門店に見てもらいましょう。
街の屋根やさん水戸店では、茨城県内全域で無料診断を実施しております!春の嵐というように、立春過ぎには風が強い日が増えてきますので、ケラバや屋根の点検に活用されてはいかがでしょうか
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