ホーム > 泉大津市の軒天の雨漏り修理で谷樋をガルバリウム鋼板に交換!

泉大津市の軒天の雨漏り修理で谷樋をガルバリウム鋼板に交換!
【工事のきっかけ】
泉大津市にお住いのK様より雨漏りのご相談をいただきました。
雨漏りしているのは外部の軒天で雨水がポタポタと落ちてきている状態でした!
軒天とは、外壁よりも突き出した屋根の裏面のことです。
雨漏りの原因は、銅板の谷樋に穴があいていたことで、耐久性を踏まえてガルバリウム鋼板の谷樋に交換することになりました。
また、谷樋のパラペット(立ち上がり壁)に取り付けられていたトタン波板も錆びついていたので、同じくガルバリウム鋼板に張り替えました!
基本情報

- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:3日間
- 築年数:約49年
- 使用材料:ガルバリウム鋼板 ゴムアスルーフィング 構造用合板 シーリング 煽り止め
泉大津市K様邸の雨漏り☔現場調査!銅板谷樋に開いた穴が雨漏りの原因だった
まずは泉大津市K様邸で行った谷樋交換工事の現場調査の様子をご紹介。
調査の結果、K様邸の雨漏り☔の原因は銅板製の谷樋に穴が空いていた事でした。
谷樋とは、屋根の谷になった部分に設ける雨樋のことで、雨水が大量に流れ込むため、不具合を起こすと雨漏りしてしまいます!
発見された問題:
- 銅板谷樋に複数の穴(直径2-3mm)
- パラペットのトタン波板の錆び進行
- 瓦のずれによる隙間発生
- 軒樋継ぎ目からの微量漏水
では、なぜ銅板製の谷樋に穴が開くの?専門家が解説する3つの原因
ガルバリウム鋼板への交換が最適解!その理由とメリット
◆テープ補修
費用目安・・・1~3万円
耐用年数・・・1~2年
メリット・・・費用が安い
デメリット・・・再発リスク高
◆部分補修
費用目安・・・5~8万円
耐用年数・・・3~5年
メリット・・・中程度の費用
デメリット・・・他箇所で再発
◆ガルバニウム鋼板の谷樋へ交換←おススメ
費用目安・・・10~20万円
耐用年数・・・20~30年
メリット・・・長期安心
デメリット・・・初期費用高
谷樋周辺の屋根・瓦がズレやすくなっている箇所がありました。
もう一つの原因として、谷樋の横の瓦がズレて隙間が出来ていました。
土葺きの屋根は粘土のような葺き土を敷いて瓦を固定しているのですが、経年で土が乾燥して痩せてくると瓦の固定力が低下してしまうのです・・。
瓦がズレて隙間があくと、そこから雨水が浸入して雨漏り☔してしまう可能性があるため、シーリングで瓦同士を繋いで固定(ラバーロック)することになりました。
☆上記の内容で雨漏り修理を行なっていきます。
それではK様邸の雨漏り修理の様子をご紹介していきます!
泉大津市K様邸の雨漏り修理に伴う谷樋交換工事🔨開始
谷樋は瓦の下に設置されている為、谷樋交換には既存の瓦を一時撤去します。
K様邸は築49年ということで、古い瓦は衝撃に弱いため、1枚ずつ慎重に取り外しました。
瓦の下の葺き土も崩れないよう細心の注意を払います。
今回の谷樋交換工事は、既存の谷樋をそのまま残し、上からガルバリウム鋼板の谷樋かぶせます。完全撤去すると工期延長・費用増加のリスクが高いため、既存谷樋を下地として活用。二重構造により防水性能も向上します。
既存の銅板の谷樋にあいた穴は強力な防水テープを貼って補修しました。
この上にガルバリウム鋼板の谷樋を取付けるので穴があいていても問題ないのですが、万が一に備えて雨漏りの原因になる可能性がある部分はきちんと補修しました。

今回の工事で、ガルバリウム鋼板製の谷樋をパラペット部分にも立ち上げて取付ける為、パラペット(立ち上がり壁)に取り付けていた錆びたトタン波板を撤去しました。
新しいにガルバリウム鋼板の谷樋をしっかりと固定するため、パレット部分(立ち上がり壁)に構造用合板の下地を張り補強しました。
構造用合板とは強度のある合板のことで、屋根の下地や耐力壁としても使用されています。下地を丈夫にすることで以前よりも耐久性が向上し、台風🌀などが来ても安心です!!
街の屋根やさん岸和田店の板金・雨樋工事は、豊富な知識と経験がある板金職人が行います!
ガルバリウム鋼板の谷樋は設置前に0.1mm単位での寸法調整・雨水の流れを計算した勾配設定などを考えながら、
K様邸の屋根の形状に合わせてカットして加工しました。

既存の谷樋の上に加工したガルバリウム鋼板製の谷樋をのせて、固定していきます。
谷樋には雨水が集中するので、防水性を向上させるために、防水シート(ルーフィング)を敷いてから谷樋を被せました。
谷樋の形状に合わせてガルバリウム鋼板を繋ぎ合わせるので、継ぎ目から雨水が浸入しなようにシーリングを充填しています。
【関連記事】
ルーフィングについて➡ 雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
大雨☔の日には谷樋に大量の雨水が流れ込むため、雨水の排出が追いつかずオバーフロー(雨水が溢れること)を起こし、雨漏りすることがあります。
その為、大雨の日も谷樋に流れてきた雨水をしっかりと受けられるように、ガルバニウム鋼板の谷樋をパラペットの壁部分にも立ち上げて取付けました。また下に敷いているルーフィング(防水シート)も壁まで立ち上げて取付けたので安心ですね。
パラペット部分も錆びやすいトタン波板から耐久性の高いガルバリウム鋼板へ
新しい谷樋を下から順番に、重ねて固定していきます。
パラペット部分に立ち上げた谷樋を覆うようにガルバリウム鋼板を張ったので、壁伝いに流れてきた雨水が取り合いから入るのを防ぐことができます。
以前はトタン波板で、錆が発生して見た目が悪くなっていましたが、ガルバリウム鋼板に張り替えることで美観性も向上しています。
また、トタン波板は錆びつくとどんどん広がり穴があいてしまうので定期的な塗り替えのメンテナンスが必要でしたが、ガルバリウム鋼板はトタンよりもメンテナンスの頻度が少ないのでお勧めです!
ガルバリウム鋼板は、抜けにくい専用ビスでしっかりと固定しました。
風で鋼板がバタつかないよう、継ぎ目部分でもビス留めを行いました。
さらに、継ぎ目やビス頭から雨水☔が染み込まないように、シーリングを充填して丁寧に防水処理をしています。
K様邸は土葺きの瓦屋根で、経年で瓦の固定力が低下して動きやすくなっていました。
作業中に、屋根の上を歩くと瓦がどんどんズレる状態でした💦瓦がズレると雨漏りの原因になるため、シーリングで瓦を固定(ラバーロック)することになりました。
ラバーロックは、強風や地震の揺れで瓦がズレたりバラバラに飛散するのを防ぐ効果がありますが、間違った工法で施工すると、雨漏りの原因になることがあります!
シーリングを瓦の四方に充填してしまうと、内部に入った雨水がせき止められたり、毛細管現象(もうさいかんげんしょう)を引き起こして雨漏りしてしまうので、雨水が流れない山状の部分にだけシーリングを充填します。
※毛細管現象とは、細い隙間に水分が吸い上げられる現象のことです
【ラバーロックについての関連記事】
➡ 地震と強風に強くなる!?瓦屋根のラバーロック工法のメリットとデメリット

すべての作業完了後、工事箇所をきれいに掃除して完了です!!
パラペットや谷樋もきれいに拭き掃除しました。
街の屋根やさん岸和田店は1日の工事が完了した時に工事箇所や周囲をきれいに掃除しています。
工事中はホコリがたくさん舞いますし、木くずなどで汚れます。釘やビスが落ちていると危険なので、点検してから引き上げます。
【★工事後のK様から嬉しいお言葉を頂きました★】
「前から雨漏りしていて、雨が降るたびに気になってはいたんですが、どこに相談したらいいのか分からなくて困っていたんです。
職人さんもいい人なかりで、丁寧に工事してくれたので嬉しかったです。また、何かあった時はお願いします」
K様の心配事が解消されて本当に良かったです!
谷樋の交換や修理、雨漏り修理をご検討されている方へ

この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43

共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。