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泉大津市の軒天の雨漏り修理で谷樋をガルバリウム鋼板に交換!
【工事のきっかけ】
泉大津
市にお住いのK様より雨漏りのご相談をいただきました。
雨漏りしているのは外部の軒天
で雨水がポタポタと落ちてきている状態でした!
軒天
とは、外壁よりも突き出した屋根の裏面のことです。
雨漏りの原因は、銅板の谷樋に穴があいていたことで、耐久性を踏まえてガルバリウム鋼板の谷樋に交換することになりました。
また、谷樋のパラペット(立ち上がり壁
)
に取り付けられていたトタン波板も錆びついていたので、同じくガルバリウム鋼板に張り替えました!
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:3日間
- 築年数:約49年
- 使用材料:ガルバリウム鋼板 ゴムアスルーフィング 構造用合板 シーリング 煽り止め
泉大津市K様邸の雨漏り修理に伴う谷樋交換工事について
K様邸は木造の平屋建ての住宅で、雨漏り箇所は外部の軒天(のきてん)です。
軒天とは外壁よりも突き出している屋根の裏面のことです。
軒天から雨水がポタポタと落ちてきて、木部に雨染みが付いていました。
軒天から雨水が漏れるということは、上の屋根の瓦の内側に雨水が入っているということです。そのまま放置すると、瓦を固定している葺き土が雨水と一緒に流れてしまったり、軒天が腐食してしまいます!
軒天の上の屋根の状況
です。
黄色い丸印の軒先の軒天から雨漏りが
発生しています。
この屋根には「パラペット」という低い立ち上がり壁を設けて、その取り合いに銅板の谷樋を取付けていました。
パラペットにはトタン波板(波型をした鉄板
)
を張っていましたが、経年で錆びついている状態です!
今回の雨漏り修理で、谷樋を交換する際に、パラペットの波板を一旦めくらないといけないので、耐久性や意匠性を考慮してガルバリウム鋼板に張り替えるご提案をさせていただきました。
ガルバリウム鋼板は錆びに強くて長持ちするので、今後は安心してご使用いただけると思います。
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雨漏りの原因となりやすいパラペット、メンテナンスは必須です
軒天で発生した雨漏りの原因の可能性が高いのは銅板の谷樋の穴あきです。
穴があいている箇所にテープを貼って応急処置されていました。
銅板の谷樋や雨樋は昔ながらの日本家屋の外観によく似合い、昔は多く使われていましたが現在では塩ビ製(塩化ビニール製)が主流になっています。
ではどうして銅板の谷樋に穴があく事例が起きているのでしょうか?
上記の影響で、銅板の谷樋に穴があき雨漏りした事例がたくさんあります。
穴があいた部分に銅板を貼り付けたり、シーリングを充填反て補修することも可能ですが、また別の箇所で順番に穴があく可能性があるため、きちんと修理したい方は、錆びに強いガルバリウム鋼板やステンレス製の谷樋に交換することをお勧めしています。
K様邸の屋根を確認すると、瓦がズレやすくなっている箇所がありました。
土葺きの屋根は粘土のような葺き土を敷いて瓦を固定しているのですが、経年で土が乾燥して痩せてくると瓦の固定力が低下してしまうのです・・。
瓦がズレて隙間があくと、そこから雨水が浸入して雨漏りしてしまうので、シーリングで瓦同士を繋いで固定することになりました。
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雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
☆以上の内容で雨漏り修理を行ないました。
それではK様邸の雨漏り修理の様子をご紹介していきます!
泉大津市K様邸の雨漏り修理に伴う谷樋交換その他工事の様子
谷樋は瓦の下に設置されているので、瓦をめくらないと取り外したり取付けることができません。
K様邸の谷樋交換工事は、既存の谷樋をそのまま残し、上にガルバリウム鋼板の谷樋を取付ける内容になります。
谷樋を設置した後、めくった瓦は復旧させていただきます。
既存の銅板の谷樋にあいた穴は強力な防水テープを貼って補修しました。
この上にガルバリウム鋼板の谷樋を取付けるので穴があいていても問題ないのですが、万が一に備えて雨漏りの原因になる可能性がある部分はきちんと補修しています。
このように段階を踏んできちんと処置することが防水性を向上させることに繋がります。
次に、パラペットに取り付けていたトタン波板を撤去しました。
この工事で、ガルバリウム鋼板製の谷樋をパラペットに立ち上げて取付けるので、トタン波板は撤去しないといけません。
谷樋設置後に既存のトタン波板を使って復旧することも可能ですが、めくって復旧するにもそれなりに費用がかかるので、今後のメンテナンス性などを考慮してガルバリウム鋼板に張り替えることになりました。
パラペットにガルバリウム鋼板をしっかりと固定するため、壁に構造用合板の下地を張りました。
構造用合板とは強度のある合板のことで、屋根の下地や耐力壁としても使用されています。下地を丈夫にすることで以前よりも耐久性が向上しました。
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K様邸の谷樋やパラペットの形状に合わせてガルバリウム鋼板を折り曲げたり、カットして加工しました。
既存の谷樋の上に加工した
ガルバリウム鋼板製の谷樋をのせて、
固定していきます。
谷樋には雨水が集中するため、防水性を向上させるために「ルーフィング」という防水シートを敷いてから谷樋を被せました。
谷樋の形状に合わせてガルバリウム鋼板を繋ぎ合わせるので、継ぎ目から雨水が浸入しなようにシーリングを充填しています。
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ルーフィングについて
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雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
大雨の日には谷樋に大量の雨水が流れ込むため、雨水の排出が追いつかずオバーフロー(雨水が溢れること
)
起こし、雨漏りすることがあります。
谷樋に流れてきた
雨水をしっかりと受けないといけないので、ガルバリウム鋼板をパラペットの壁に立ち上げて取付けます。
下に敷いているルーフィング(防水シート
)も壁まで立ち上げて取付けたので安心です。
谷樋の取付完了です!!
端から端までガルバリウム鋼板の谷樋になったので、穴があく心配がなくなりました。
次に、パラペットにもガルバリウム鋼板を張っていきます。
パラペットに立ち上げた谷樋を覆うように
ガルバリウム鋼板を張るので、壁から流れてきた雨水が取り合いから入るのを防ぐことができます。
パラペットには2枚のガルバリム鋼板を張りました。
下から順番に、上に重ねてガルバリウム鋼板を固定しています。
K様邸では谷樋を取付ける際にパラペットに立ち上げていて、少し角度を付けています。その部分でガルバリム鋼板を分けることで、鋼板がたわむのを防いでいるのです。
ガルバリウム鋼板は抜けにくいビスで固定しています。
ガルバリウム鋼板が風でバタつかないように継ぎ目部分でビス留めしています。また、継ぎ目やビス頭から雨水が染み込まないようにシーリングを充填してきちんと防水しました。
ビス頭から雨水が浸入して雨漏りした事例がありますので、雨漏りの原因になる可能性がある部分はきちんと処置しています。
端から順番に、パラペットにガルバリウム鋼板を張り進めます。
以前はトタン波板で、錆が発生して見た目が悪くなっていましたが、ガルバリウム鋼板に張り替えることで美観性も向上しています。
また、トタン波板は錆びつくとどんどん広がり穴があいてしまうので定期的な塗り替えのメンテナンス
が必要でしたが、
ガルバリウム鋼板はトタンよりも
メンテナンス
の頻度が少ないのでお勧めです!
K様邸は土葺きの瓦屋根で、経年で瓦の固定力が低下して動きやすくなっていました。
作業中に、屋根の上を歩くと瓦がどんどんズレる状態です!
瓦がズレると雨漏りの原因になるため、シーリングで瓦を固定することになりました。
シーリングで瓦を固定することを「ラバーロック」と言います。
ラバーロックは、強風や地震の揺れで瓦がズレたりバラバラに飛散するのを防ぐ効果がありますが、間違った工法で施工すると、雨漏りの原因になることがあります!実際に、街の屋根やさん岸和田店によせられた雨漏りのご相談で、ラバーロックが雨漏りの原因だった事例もあるため注意が必要です。
シーリングを瓦の四方に充填してしまうと、内部に入った
雨水がせき止められたり、毛細管現象(もうさいかんげんしょう)を引き起こして雨漏りしてしまうので、雨水が流れない山状の部分にシーリングを充填しました。
※毛細管現象とは、細い隙間に水分が吸い上げられる現象のことです
屋根全体をラバーロックするとなるとそれなりに費用がかかってしまうため、今回はズレがひどい箇所のみ施工させていただきました。
【ラバーロックについての関連記事】
➡ 地震と強風に強くなる!?瓦屋根のラバーロック工法のメリットとデメリット
谷樋工事の時に、確認の為ため、上の屋根の軒樋(のきどい・横方向の雨樋
)に水を流しました。
上の雨樋から雨水が溢れて下の屋根に落ちると雨漏りのリスクが高くなってしまうため、水を流して不具合が無いか確認しました。
すると
継ぎ目からポタポタと漏れていることが分かったので、継ぎ目に雨樋用の接着剤を塗布して隙間を埋め、きちんと固定しました。
交換した谷樋の軒先にある軒樋(横方向の雨樋
)
には煽り止め(あおりどめ)を取付けました。
外壁に沿って設置されている谷樋に雨水が流れた時に、雨の量が多いと雨水が勢いよく流れて飛び出す可能性があったので、雨水が跳ねるのを防ぐために煽り止めという板状の装飾部材を取付けました。
すべての作業完了後、工事箇所をきれいに掃除して完了です!!
パラペットや谷樋もきれいに拭き掃除しました。
街の屋根やさん岸和田店は1日の工事が完了した時に工事箇所や周囲をきれいに掃除しています。
工事中はホコリがたくさん舞いますし、木くずなどで汚れます。釘やビスが落ちていると危険なので、点検してから引き上げます。
工事のことで心配なこと、気になることがありましたらお気軽にお声かけくださいね(*^-^*)
「前から雨漏りしていて、雨が降るたびに気になってはいたんですが、どこに相談したらいいのか分からなくて困っていたんです。職人さんもいい人なかりで、丁寧に工事してくれたので嬉しかったです。また、何かあった時はお願いします」
K様より嬉しいお言葉をいただきました。
K様の心配事が解消されて本当に良かったです!
ありがとうございました(*^-^*)
谷樋の交換や修理、雨漏り修理をご検討されている方へ
谷樋には大量の雨水が流れ込むので雨漏りのリスクが高い箇所です。
谷樋の下のお部屋で雨漏りが発生したら、その原因は谷樋にあるかもしれません。まずは雨漏りの原因の調査をしてみませんか?
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