ホーム > 熊本市南区で購入した中古住宅を調査するとセメント瓦各所に問題…

熊本市南区で購入した中古住宅を調査するとセメント瓦各所に問題が!漆喰の劣化による棟の崩壊も起きていました
更新日:2025年1月15日
こんにちは、
街の屋根やさん熊本店です。
今回は
中古住宅の
点検依頼があり、調査を行った様子をご紹介します。
セメント瓦屋根
の屋根には塗装の剥がれや漆喰の欠落、棟の崩壊など様々な問題が発生していました。
瓦屋根の点検・メンテナンスも、街の屋根やさん熊本店にご相談ください!
▶メールでのお問合せはこちら(24時間受付中)
今回調査を行った建物はこちらです。
建物詳細
2階建て木造住宅
築年数
約30
~40年(詳細不明
)
屋根材
セメント瓦
相談内容
中古で購入した住宅の屋根の状態が分からないので、
点検をお願いしたい。必要があれば最低限必要な範囲で
修理したい。
中古物件の点検をしてほしいとのことでした。
屋根の状態が分からないまま住み始めるのは少し不安
ですよね。
当店でしっかり点検を行います!
屋根に上がって瓦を見ると
、
瓦の左隅がシーリング材
で
固定されているのが分かります。
これは
ラバーロック工法と言い、屋根の
平瓦すべてでラバーロック工法が使用されていました。
以前の所有者の方が瓦ズレなどがあり補修を行った事が分かりますね。
こちらのラバーロックは正しい施工方法であるものの
、
一部シーリング材が経年
劣化で浮いている箇所もありました。
セメント瓦表面の
塗膜が劣化で剥がれていました。
表面の塗膜が防水の役割を持つ為、このように塗膜が剥がれていると水分がどんどん染み込んでいき、ひび割れや苔・カビ、更に進行すると室内の雨漏りにも繋がります。
瓦が割れている箇所もありました。
セメント瓦の塗膜が劣化すると、瓦に水分が染み込んでしまい、
ひび割れにも繋がります。
放置すると瓦が落下する可能性もある為、瓦の
差し換えを行う必要があります。
漆喰の劣化が原因で、棟瓦が崩壊していました。
Q.なぜ漆喰の劣化が棟瓦の崩壊に繋がる?
A.漆喰には瓦同士の隙間を埋め、瓦を固定させる役割がある為、経年劣化で痩せたり欠落すると、瓦の固定力が下がり棟瓦の崩壊に繋がります。
毎日の紫外線や風雨を受け、少しずつ漆喰は劣化が進みます。
このように棟瓦が崩壊していると、台風や地震が来ると瓦が落下する可能性も高く、非常に危険な為、棟瓦の取り直し工事をおススメします!▶
棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
『
鬼瓦』
も漆喰劣化により外れかけていました。
鬼瓦は厄除けや装飾として取り付けられる、
屋根の中でも一番大きく重い
瓦です。
そんな大きな瓦が落下するかもと考えると、とても怖いですよね・・・!
▶
重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます
外壁も調査すると、触ると手に粉が付く『チョーキング現象』
やひび割れが起きている箇所もありました。チョーキング現象で手に付く粉は、塗料の成分が紫外線で分解された物です。
つまり、
外壁の塗膜が劣化しているサインです。
塗膜の劣化を放置すると、今回のようにひび割れが起き、室内まで水分が染み込む原因になります。
外壁も定期的に塗装メンテナンスを行い、塗膜を復活させ防水性を保つ必要があります!
▶
屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる
現在使用していない太陽熱温水器(てんぴ)も載っていました
屋根の上には以前の所有者様が使っていた『太陽熱温水器』
も乗っていました。
太陽熱温水器は「てんぴ」と呼ばれていますよね。
太陽光
の熱を利用してお風呂に使用する
お湯を沸かす、エコロジーな商品ですが、最近ではあまり使われなくなりました。
太陽熱温水器を屋根に乗せる事で屋根の重量も上がりますし、
お客様も使用していない為
、撤去する事になりました
。
点検を行うと、
セメント瓦屋根において多数
問題がありました。
お客様に屋根の状態をご説明し
『
最低限の工事で
、危険な箇所を
補修してほしい
』という希望に沿って以下の工事をご提案・お見積りを提出しました。
・棟瓦を強化棟工法
で取り直し
・割れた瓦の差し替え
・太陽熱温水器の撤去
瓦が落下する危険が特に高い棟瓦の取り直し工事をメインに補修工事をご提案しました。
※強化棟
工法とは、棟補強金具
を使って瓦を固定させる、耐震性の高い工法です。
実はセメント瓦は熊本発祥!補修やメンテナンスもお任せください!
今回ご紹介したセメント瓦、実は熊本県発祥
なんです!
その為、熊本では特にセメント瓦を使用している住宅が多く見られます。
今から
約
30~40年前頃に最盛期を迎えたセメント瓦ですが、現在では
ほとんど生産されておらず、補修に使う
瓦を調達するのも
難しくなっています。
きちんとメンテナンスしても寿命
は
30~40年ほどなので、既に耐用年数
を越えている
セメント瓦が多く、
雨漏りや瓦ズレなどの
トラブルのご相談が
多いのも
事実です。
▶
セメント瓦とモニエル瓦、塗り替えを必要とする瓦の 最適なメンテナンス方法
街の屋根やさん熊本店では、お客様のご要望や屋根の状態に合わせて工事のご提案を行います。
『
うちの屋根はどんな瓦?』『屋根のメンテナンスを長年していない
』
という方もお気軽にご相談くださいね♪
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。