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香川県豊浜市にある天窓から雨漏りしている住宅の天窓交換工事
天窓工事
【工事のきっかけ】
天窓からの雨漏りにより、大工さんや製造メーカーに相談したところ結局国内では日本ベルックスしかメンテナンス対応していないので、日本ベルックス経由からの依頼で現調することになりました。
基本情報
- 使用材料:VELUX(ソーラーバッテリー付きVS M02 3004 FSタイプ2台) 専用水切りは瓦用を使用
香川県豊浜市にある天窓から雨漏りしている住宅の天窓交換工事をしました。
この案件は日本ベルックス経由で現場調査の依頼がありました。
既存の天窓はYKK製でしたが、もう国内製造販売は停止しておりもちろんメンテナンスもできないので、天窓交換工事なども積極的にしている日本ベルックスに依頼があり、弊社が現調対応させて頂き天窓からの雨漏りを確認し、その見積りを提出し天窓交換工事を実施することになりました。
お客様はこの工事により継続しての天窓のからの採光と雨漏りの修理ができ、天窓を塞いでしまおうと考えた事もあったそうですが天窓が想像以上にその機能が進歩していることも理解され、『交換して良かった』という感想を頂きました。
皆様、天窓をこのような距離から見たことないと思いますが屋根の上ではこのように天窓は納まっています。
天窓の前に白っぽく見えるものは、鉛の板です。鉛は金属なんですが非常に柔軟性があり、ココではスカートのプリーツのように細かいタックが付いており色々な形状に追随してことができるようになっています。
従いまして、このように瓦の曲面にもしなやかに納まっています。
写真でお判り頂けるでしょうか?鉛の板に穴が空いています。
この穴が空いている箇所は比較的上部からの水が、一度溜まって、溜まった水が下方に流れるような位置に空いた穴で大量な雨漏りではないと思いますが、雨が続くと雨が漏るというような位置に空いた穴ですので、徹底的にココが問題箇所であるとできます。
鉛の板は皆さまが思っている以上に柔らかく、指先で簡単にくにゃくにゃと折り曲げられる柔らかさです。
また、厚みは通常の板金が0,4ⅿ程ですがこの鉛の板は1㎜程あり金属の中では非常に特殊な特性を持った物です。
柔軟性があるのですがあるうえに錆びることはなく、ただ水分との反応なのでしょうか?段々と水分あるいは雨水が当たる所は、薄くなって最終的には穴が空きます。この箇所はこのために穴が空いた水の通り道になっている部分ではないかと想像します。
ここにも鉛の板に穴が空いている箇所を発見しました。
ここにも鉛の板に穴が空いている箇所を発見しました。
ただ、この場所は穴が空いていても雨漏りはしない場所です。
鉛に穴が空いた場所がすべて雨漏りする箇所という訳ではありません。
ご心配な方はご一報お待ちしております。
天窓の左下部の瓦を撤去して雨漏りの影響を確認しました。
天窓の左下部の瓦を撤去して雨漏りの影響を確認しました。
この箇所の瓦を撤去してビックリしました。問題の鉛に穴が空いた所の真下になる部分です。
このように瓦桟が腐ってしまっております。
従いましてあの鉛に穴が空いた場所が雨漏りの問題になった箇所になります。
天窓から左に五列ほど瓦を撤去してみました。
御覧のように、上の2列の瓦桟はほぼ新しい状態、その下に3列の瓦桟はこのように腐ってしまっています。
このことから雨漏りした雨水が瓦桟の所で溜まり、横方向に移動して写真のように悪い所から下方向に順番に水が伝い、瓦桟を腐らせたということが見て取れます。ただ、幸か不幸かルーフィングがアスファルトルーフィング(22㎏)を綺麗に施工してあったので内部への影響は最小限になったのではないのかという事もわかりました。
このように現場調査をして問題箇所を特定しました。
さらにその問題箇所を特定し雨漏りの影響がどの程度であるかということを屋根瓦を部分的に撤去することによって確認しました。
その点も写真の添付を報告書と一緒に提出しました。
私共の総合的判断によるご提案は日本ベルックスの天窓に交換してはどうですかというものです。
理由①
天窓を交換することにより雨漏りの対策をする
※お客様からは天窓撤去のお話が少しあったのですが、新築当初に二階部暗くなる部分に天窓の設置をして採光を取る計画をした当時の事を思い出して頂き、天窓撤去は良い方法ではないという事にお気づき頂きました。
理由②
天窓は飛躍的性能の進歩があり、採光以外に室内の通気という空気の流れを生み出せる(エネルギー0)ものであるので、是非おすすめしますというようなことから日本ベルックスの天窓をおすすめしました。
そこで天窓交換の見積りを提出させて頂き、お客様の英断により天窓交換が決定工事をすることになりました。
ここからは天窓交換の施工を順番に見ていきましょう。
【ベルックスとは】
※ベルックスは世界一の天窓専門メーカーであります。日本国内に現在は日本ベルックスとリクシルの二社が天窓の製造販売をしています。
リクシルは総合建材メーカーであるために、天窓のクオリティーよりは低価格重視のところがあり天窓の性能、あるいはその他の大事な事よりも商品の品ぞろえとして置いておきたいというだけの取り扱い感覚なのでとくにメンテナンス対応はしたくてもできない、専門家がいないという現状です。
またいつ取り扱いを辞めてもいいという感じに思えて、あまりお勧めできるメーカーではありません。
それに対して、日本ベルックスの取り扱い商品は天窓とその関連部材のみであり全員が天窓のプロですので、安心して皆様にお勧めできる天窓専門メーカーです。
天窓交換工事を始めます。まず天窓廻りの瓦を撤去しました。
天窓交換工事を始めます、まず天窓廻りの瓦を撤去しました。
第一段階は周辺の瓦の撤去し天窓全体が見える事と、周辺の関連作業をスムーズにする為に余計なものは撤去しました。
さすがに瓦桟は相当腐っています。
既存の天窓のみを残し周辺の水切りも撤去し廻りを掃除しました。
既存の天窓のみを残し周辺の水切りも撤去し廻りを掃除しました。
既存の天窓を撤去した写真です。
室内に埃などが入らないように、天窓の枠内に養生のシートを貼っています。
既存の天窓の木製枠を撤去した写真です。
天満の周辺は新しいアスファルトルーフィングを増し貼りし、瓦桟は悪いものは全て撤去し新しいものと交換して写真のような状態にしました。
これは開口部の完全防水工事をした写真です。
天窓交換専用の部材により開口部周辺の完全防水をしました。
新しい天窓を取り付ける前の最重要工事です。
日本ベルックス社製の天窓と周辺の瓦用水切りセットを取り付けた写真です。
やっとここまで来ました。あと少しで完了完成です。
今の水切りの軒先のプリーツ部分は鉛からアルミの粉体塗装品になっています。
天窓交換工事が完了しました。
見ての通り以前のものと比べると、かなり綺麗に屋根に納まっているように見えます。
やはり天窓も時代と共に進化しているんだなと思いました。
天窓の色と屋根瓦の色がほぼ同色になっていることもあり屋根に溶け込んでいます。
①天窓でお困りの方
②またご心配の方
③誰に相談したらいいかわからない方
④今まで相談しても誰もはっきりとした答えを出してもらえなかった方
綺麗に施工できました。
天気も良く、写真写りは最高です。
昔違って、細部のデザインが滑らかなのが写真からもわかります。
棟から軒方向に向かって写真に納めました。
通常絶対見ることのない角度なので、珍しいカットかと思います。
天窓のガラスは強化ガラスです。
割れても車のフロントガラスのような割れかたをしますので、バラバラ粉々になりますので比較的安全な材料を使っています。
地上から見たら、以前の天窓と区別するのは難しいですが、お施主さんも天窓を潰さなくて良かったと言っていました。
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