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下諏訪町外壁重ね張り|直貼りの窯業系サイディングに通気工法で金属サイディング
【工事のきっかけ】
訪問販売の業者が頻繁に来て外壁の指摘をしていったそうです。訪問販売業者は信頼できなかったのでご自分でインターネットで調べて弊社にお問い合わせいただきました。施工事例が豊富にあって、説明もわかりやすかったということでした。現地調査に伺うと外壁の反りが目立ち訪問販売業者の指摘は間違っていなかったようです。
基本情報
- 使用材料:KMEW株式会社
金属サイディングはる一番
下諏訪町で行った外壁工事の様子をご紹介します。既存外壁は窯業系サイディング、セメントと繊維質を混ぜて高温で板状に成型して表面を塗装した外壁材です。比較的安価でデザイン性も豊富なことから今多くの住宅の外壁材が窯業系サイディングです。
この窯業系サイディングの傷みが激しいという他業者さんからの指摘で、弊社にお問い合わせいただいました。現地調査に伺うと塗膜の劣化、板間目地のシーリングの劣化、サイディングボードの反りが目立ちました。直貼りで施工されていたということもあって、塗装でのメンテナンスは難しいという判断でこの上に金属サイディングを重ね張りするカバー工法を行うことになりました。
施工前の外壁の状態です。遠めに見てもちょっとまずいなという感じでしたが、近くで見ると板間目地のシーリングが劣化していてほとんどない状態、上下のジョイントも隙間ができています。この目地や上下のジョイントの隙間を中心にボード自体の反りも目立ちます。こうなってしまった原因はまずサイディングボードの厚みが薄いことが挙げられます。サイディングボードが薄いと起こる不具合はいくつもあって、窯業系サイディングは寒暖差でボードが伸縮します。伸縮を繰り返すと薄いボードは耐え切れずに反りが発生します。また、薄いサイディングボードの固定方法は正面からの釘打ちになります。釘が浮いてくることもあります。さらに躯体に直接釘止めする直貼り工法がとられることが多いです。直貼りは室内からです湿気の逃げ場がないため中にこもってしまいます。これもボードが反る原因になります。今回はカバー工法なので今の外壁の状態はそのままにして、新たに通気層を設けて金座億サイディングを重ね張りします
工事の様子です。まずは仮設足場を立てます。足場は工事が終われば解体して形に残らないのですが、25万~30万円くらいの費用が掛かってしまいます。ですが安心安全な作業のために不可欠なものなのでご理解ください。
サイディング工事の場合はシートはかけません。サイディングボードはながさが3mもしくは4mあり、メッシュシートがあるとサイディングボードを取り廻しすることができないためです。
下地の樹脂胴縁(じゅしどうぶち)を取り付けます。先ほどから直貼り、直貼りと繰り返していますが、直貼りはこの胴縁がなく躯体に直接貼っているため通気層がない外壁になってしまいます。今回はこの下地の樹脂胴縁に新しい金属サイディングを貼ります。樹脂胴縁は厚みが15㎜あるので、既存の窯業系サイディングと、新しい金属サイディングの間に15㎜の隙間ができます。この隙間が通気層となります。室内から出ようとする湿気がこの通気層を通て外に排出されます。これが通気工法です。
次に土台水切りを取り付けます。土台水切りは基礎のコンクリートとサイディングの間に取り付けて、壁を伝って流れてくる水が壁の内側に入るのを防ぎ外に流すための板金です。水切りの立ち上がりにスターターという部材を取り付けてそこに金属サイディングを張り始めます。したがって壁の内側に水が入らない構造になります。
金属サイディング本体を張っていきます。今回は横張だったので下から上へと張っていきます。サイディングボードは3ⅿもしくは4ⅿの長さがありますが、外壁の1面の端から端まで1枚で張ることはできませんどこかでジョイントさせます。このジョイント部分が窯業系サイディングでいう目地になり、そこにシーリングを打って防水します。金属サイディングの場合はジョイント部にはジョイナーカバーをはめ込みます。裏側にパッキンがついているので水が入ることはありません。同様に外壁の角にも出隅カバーという部材をはめ込みます
工事が終わりました。今までなかった通気層を設けて新しい金属サイディングを取り付けました。新しい金属サイディングには表面にフッ素樹脂塗装を施しているので塗膜の劣化もあまりありません。シーリングを使っていないのでシーリングの打ち替えメンテナンスも必要ありません。今後ほとんどメンテナンスしなくてもいい外壁となりました。
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