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常陸大宮市のミサワホーム住宅でベランダへのウレタン防水が完了
【工事のきっかけ】
以前より
ベランダの雨漏りに悩まされていました。
防水テープ等で補修をしていましたが、真下の和室の天井にまで雨水が
染み込み始めたので、プロに修理を依頼しようと考えました。
ベランダの防水工事店のホームページをいくつか見た中で、施工事例が豊富で、
実績のある
街の屋根屋さん水戸店さんに相談していろいろ調査していただき、工事もお願いすることにしました。
※2023年9月18日更新
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:4日間
- 築年数:23年
- 使用材料:硬化型ウレタンプライマー・ウレタン塗膜防水材・ウレタン塗膜防水材立上り用・アクリルウレタン系保護仕上げ材・補強メッシュシート
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は常陸大宮市で完了したベランダ防水工事についてお届けいたします。
「防水」というと屋根修理?と思われるかもしれませんが、実は雨漏りの原因になりやすいベランダも防水施工が必要なのです( ‘ᴗ’ )و
雨漏りのご相談を下さったお客様は、築23年のミサワホームさんの住宅にお住まいです。
防水層が劣化したベランダの排水溝から雨水が入り込むようになり、ご主人様が防水テープで補修をして一旦は収まりましたが、再び和室に雨漏りが発生し始めました(_ _。)
梅雨の季節になる前にプロの手でしっかり補修をしてもらおうと、当店に相談を寄せられました。
こちらのベランダは塩化ビニールのシート防水です。
ベランダやバルコニーの防水工事は主に3種類に分かれます。
FRP防水 / シード防水 / ウレタン防水
お客様宅の塩化ビニールシート防水は、一般的な合成ゴムシート防水よりも耐用年数が長く15年程度です。
しかし、常時風雨や紫外線に晒される過酷な環境に置かれているため、耐候性に優れていても経年とともにどうしても不具合が出やすくなってしまいます。
現在のシート防水は耐用年数の15年を越えているので、防水層の全交換が必要となります。雨漏りを根本から改善すべく、今回は液状にしたウレタン樹脂を塗り重ねて塗膜防水層を形成するウレタン防水工事を行うことになりました。
まず下地のALC(軽量気泡コンクリート)が見えるまで、既存の塩化ビニールシートを剥がしていきます。
ベランダの広さは5~6畳ほどですが、下地を残し手際よく全て撤去しました。
残った部分は凹凸のないようにケレンを施し、微補修を行った上で、溜まっていた埃や汚れ等余計なものを綺麗に取り除きました。
下地として使用されていたACLは軽くて丈夫な建材ですが、内部に多数の気泡があるため、ウレタンとはあまり相性がよくありません(>_<。)
密着性を高める材料として、防水工事用の下地調整材で下地を作ることにしました。
二瀬窯業さんの「カチオンプラス#1」は、今回のような仲介密着を始め、様々な下地調整に用いられる汎用性の高い材料です。
古いALCの下地の上に、ウレタン防水用の下地を新たに形成します。
※使用する下地材により施工方法は変わります※
ベランダ全体に下地調整材を塗り終えました。
全ての建築物は下地が命です!基礎や土台となる部分がしっかりしているからこそ、建築物は安定感を増し、耐久性を十分に発揮できるのだと当店は考えています٩( ‘ω’ )و
次に使用するのは、ウレタン塗膜防水用プライマーです。
AGCポリマー建材さんの「サラセーヌP」は、どんな形状の部位でもシームレスな防水層を作ることができるプライマー(下塗り材)です。
十分に乾燥させた下地材の上に、プライマーを塗っていきます。
プライマーは新たに形成した下地と、防水補強材とを密着させる役割を持っています。
下塗りが終わったところで、今度は補強メッシュシートを敷設します。
補強はもちろんのこと、防水塗装を均一に行うために用いられるシートです。
ベランダの床と外壁の境目のことを「立上り」と言います。
水平面から垂直に立ち上がった部材のことを指し、ベランダやバルコニー、屋上等に多く見られる形です。
平らな床面と比べ、立上りは特に雨漏りのリスクが高く、入念な防水処理が必要となります。
隙間なくしっかりと補強メッシュシートを貼り付け、プライマーと同じシリーズで粘度の高い立上り部専用材を上塗りしました。
いよいよ防水層の形成に入ります!
中塗り材として幅広く使用されている「サラセーヌK」は、下地になじみやすく密着性に優れています。
複雑な形状箇所でも施工ができ、特に補強シートを併用することにより、さらに高い防水性能を発揮します。
お客様は以前と近い色合いのライトグレーを選ばれました。
まずは1回目、ウレタン樹脂防水塗料を一定の厚さで塗り進めていきます。
1回目同様に、全体的な厚みが均一になるよう塗り重ねます。写真の撮り方がよかったのでしょうか?艶々と輝いて見えますね(〃▽〃)
継ぎ目のない強固な防水層が完成しました!
最後に防水層の表面を保護するために、トップコート(保護仕上げ材)を塗布します。
壁の下や室外機の周辺等、ローラーが入らない細かな部分には刷毛を使い、丁寧にコーティングしていきます。
トップコートがない防水層は、紫外線や摩擦の影響を受けやすくなり劣化が進んでしまいます。
防水層を健全に保つためにも、トップコートは大事な存在なのです。
これですべての作業が終了しました<(*_ _)>
外壁塗装と同様に重ね塗りを行うので、さほど広いスペースではないベランダでも、塗布↔乾燥を繰り返し完成まで4日間を要しました。
雨漏りしていたシート防水から、新たにウレタン防水を施工したので、もう雨漏りの心配はありません(^^♪
お客様にも「希望通り梅雨前に終わり、これで雨漏りの心配がなくなりました」と喜んでいただけました。
雨漏りで困った際に、修理か?交換か??費用感もあるので、皆さん悩まれるところではありますが…
築年数15年を超えたら、交換修理を検討される事をお勧めいたします!ぜひ、参考にして下さいね。
一般住宅で施工されるベランダ等の防水工事法は、前述したように3パターンになります。
今回は破損状況を踏まえ、シート防水→ウレタン防水に変えて対応しましたが、いずれの工事法でも定期的なメンテナンスは必要です。
表面のトップコートのみの塗り替えは4万円~7万円程度ですが、防水層からの塗り替えの場合は20万円~30万円程度、床下地の補修からとなるとさらに高額になってしまいます。
状態により施工費用が大幅に異なりますので、気になる点が見つかった時には、早めに防水工事のプロにご相談いただくようお勧めします(´。•◡•。)ノ
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