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桜川市でおすすめの瓦屋根の修理方法!工事別に実例を紹介します
更新日:2023年8月9日
桜川市にお住いの皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は「桜川市でおすすめの瓦屋根工事」と題して、解説を交えて施工事例をお届けしたいと思います。
茨城県内の中西部に位置する桜川市は、年間の平均気温が14℃前後と温暖な地域です。
真壁地区のいにしえの街並みなどに代表されるように歴史性の豊かな環境で、現在でも多くの住宅に瓦屋根が使用されています。
比較的自然災害が少ないとは言え、山沿いの土地では吹き下ろしの強風に見舞われることもあります。
また年々増えている降水量は時に集中豪雨をもたらし、屋根に大きな負担をかけています。
当店が行った瓦屋根の修理方法をご紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
工事例① 太陽熱温水器の設置箇所からの雨漏りは部分葺き直しで対応
雨漏りは一箇所だけではなく、和室の天井を始めとした複数個所で起こっていました。
ここまで範囲が広がってしまうと、シーリングなどの微補修では難しい状況です(>_<。)
天井裏から見た野地板にも浸水した痕跡があり、防水シートが損傷していることが明らかになりました。
ただし、屋根の全面に雨漏りの症状が出ているわけではありませんので、原因となっている太陽熱温水器が載った南面の屋根を中心に葺き直すことになりました。
今回は防水シートと漆喰の交換や補修を行い、現在使用している瓦は捨てずに再利用する内容です。
お客様宅のS型瓦は合併により製造元が変わり、破損した瓦の代替品を用意するためにいろいろ手を尽くしました。年数が経過し、生産中止となっている屋根材もありますので、葺き直しの場合は注意が必要ですね。
葺き直す場所のS型瓦を一時的に撤去し、防水シートを敷設します。
防水シートの縦縞に入ったキズリは、瓦屋根の下に回った雨水を軒先に導く効果があり、横に配する瓦桟に水分が溜まらないようになっています。
雨漏りの原因となっていた太陽熱温水器の架台の下までしっかりと敷き込み、万が一の漏水に備え、腐食しない樹脂製の瓦桟を取り付けました。
雨水対策を施した下地が完成した後、撤去しておいた瓦を葺き戻します。
続いて、葺き直した南面に緩衝している棟瓦の取り直しに入ります。
屋根面同士の継ぎ目を覆う棟は、雨漏りのリスクの高い部位の一つです。
石灰を主成分とした従来の漆喰よりも防水性や耐久性に優れたなんばん漆喰を使って再施工し、半円の冠瓦をビスでしっかり固定しました。
貯湯タンクと一体型になった太陽熱温水器の重量は空でも70㎏~90㎏、満水では200㎏~300㎏になります。
重さが集中する架台の下には、新しい代替の瓦を葺きました。
瓦の耐用年数はとても長いですが、防水シートや漆喰他の建材の寿命は約20年です。
耐用年数が過ぎた防水紙が雨漏りの原因となるケースが多く、また今現場のように屋根の一部分に負荷がかかったことも大きいでしょう。
太陽熱や太陽光のパネルは長いビスで屋根材に固定しますが、位置によっては瓦の中ほどに穴を空けられてしまう場合があります。
昨今は取り付けた後の屋根の不具合や、古くなった太陽光関連設備の撤去などの相談も多くなっていますが、当店では「屋根工事+発電機器脱着・撤去」まで一括してお引き受けしております(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
工事例② 剥がれた入母屋屋根の漆喰の詰め直しと小壁漆喰の塗装
ご依頼いただいたお宅は、伝統的な日本建築の入母屋造りです。
屋根の最も高い位置にある大棟は15段積みで、輪違の装飾が施された重厚感のある堂々とした屋根です。
ご指摘があった漆喰の黒ずみや剥がれとともに、大棟と化粧棟の鬼瓦にも問題が見つかり、傷んだ漆喰を取り除いて新しく詰め直す方法と、棟瓦を取り外して新しい漆喰で積み直す方法で対処することになりました('∀'*)/
入母屋屋根はとても大きく、施工エリアがかなり広いのが特徴です。
まず、詰め直し工事を行う大棟の傷んだ古い漆喰を撤去します。
約31度の勾配がある急傾斜の屋根での作業は大変でしたが、両側合わせて80m以上もの長さの大棟の漆喰を確認し、三日月型に詰まった部分を専用の道具を用いて取り除きました( ;;^o^)
なんばん漆喰と棟の土台の葺き土は、あまり相性がよくありません。
そこで綺麗に密着させるためのアイテムとして、当店では接着強化剤を使用しています!
あらかじめ葺き土に接着強化材を馴染ませ、乾かないうちに鏝で漆喰を塗り込んでいきます。
途中で何度も漆喰を練り、ひたすらこの作業を繰り返して仕上げ、剥がれてしまった縦縞の化粧漆喰も元通りに復元しました。
一部を取り直す化粧棟は、大きくずれていた鬼瓦の近くの棟瓦を一旦取り外し、傷んだ漆喰を全て撤去した上でなんばん漆喰を新たに詰めます。
その上に熨斗瓦を載せ、緩みが生じないように銅線できつく縛り、最後に棟瓦を設置して化粧棟の修復は完了しました。
屋根工事と一緒に進めていたのが、小壁漆喰の塗装です。
壁の漆喰も経年とともに黒ずんでしまったため、塗装のご依頼もいただいていました。
お施主様のアイディアで、白色の一部分が濃いめのベージュ色にチェンジ!
モダンな印象ながら、風格のある屋根ととても調和していますね。
桜川市でもこのような伝統的な家屋が多く存在します。
棟漆喰の耐用年数は15年~20年ですので、定期的なメンテンスで美しい日本瓦の屋根を守っていきましょう。
工事例③ 重いセメント瓦から軽量のガルバリウム鋼板屋根に葺き替え
こちらのお宅の屋根はセメント瓦です。陶器瓦よりも比較的安価に製造できることから、高度経済成長期に広く普及しましたが、すでに廃盤になっています。
耐用年数は約30年で、定期的な塗装のメンテナンスが必要ですが、塗膜がすっかり剥がれた瓦の表面は防水性が失われひどくザラザラしています。
瓦の下の防水シートに著しい損傷が見られることからも、残念ながら雨漏りは避けられない状況でした:(´◦ㅁ◦`):
放置すればするほど修繕にかかる費用が膨らんでしまうため、劣化したセメント瓦に替えて新しい屋根に葺き替える方法をおすすめしました。
セメント瓦を解体撤去すると、防水シートの破損具合があらわになりました。
元々薄い屋根下地に、12㎜の構造用合板を張って強度をアップします。
新たに敷設するのは、改質アスファルトルーフィングという高品質の防水シートです。
重ね代を十分に設け、増し張り施工した野地板にしっかりと貼り付けます。
屋根材本体を葺く前に、屋根の端の小口部分に雨対策を施します。
のぼりケラバにはケラバ板金、軒先には唐草板金を設置しました。
屋根は耐久性が高いガルバリウム鋼板製で、以前のセメント瓦の8分の1以下の重さです。
軽量でも上下左右をはめ込んで連結させる嵌合式ですので、屋根全体が一体化されたようになり、地震や強風にも強くなります٩(。•̀ᴗ-)۶
屋根の継ぎ目となる頂上部にあたる棟には、樹脂製の垂木や貫板を使い、棟板金が重なり合う箇所には二重のコーキングで止水対策を行いました。
今までのセメント瓦屋根とは見た目も一新され、お施主様にもずい分印象が変わったと喜んでいただけました。
耐震性を考え、最近は金属屋根にリフォームするケースが増えてきましたが、その中でも人気なのが「屋根カバー工法」です。
現在の屋根を新しい屋根で覆う重ね葺きになりますが、瓦屋根に屋根カバーは施工できません。
古い屋根を解体撤去してから新しい屋根に葺き替える工事となりますので、その点はご注意くださいね。
「桜川市でおすすめの瓦屋根工事」と題してお届けしましたがいかがでしたか。
穏やかな気候の桜川市ですが、以前と比べ雨の降り方が極端になっています。
局地的な豪雨で水量が一気に増加すると、経年で傷みが見られる屋根にはとても負担がかかるでしょう。
現在のお住いをどのように補修するか…私たちは皆様とお話し合いを重ね、最善の方法でご提案いたします!
桜川市で屋根の心配事やお困り事は、ぜひ街の屋根やさん水戸店にお任せください(๑•̀ •́)و✧
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