袖ケ浦市|強風で軒天のベニヤが剥がれ落ちた時のお勧め修理方法
更新日:2017年03月11日
袖ケ浦市にお住まいのお客様は強風が吹いた翌朝、お庭のお掃除をしていると、白いベニヤが沢山散乱していることに気が付きました。上を見てみると、軒天のベニヤ板が剥がれていることに驚いたそうです。
普段は気に止めることのない軒天ですが、剥がれている箇所を見つけるとその他も気になります。見てみたところ、やはり剥がれ始めているところが何カ所もありました。心配になり、インターネットで検索したところ、弊社のホームページを発見してお電話をいただきました。
調査にお伺いし、一部分の軒天化粧ベニヤの剥がれを確認しました。切妻屋根のお宅で築年数は不明だそうですが、造りから判断するとおよそ40年以上前の日本建築です。切妻屋根の当時の破風板は木製で溝が掘ってあり、その溝に軒天が刺しこみ、固定していました。現在の軒天は化粧材の裏に野縁で下地を作り、野縁下地に固定するのが主流です。当時は下地がなく、壁際と破風板でしか固定されていませんでした。木製破風の経年劣化や破風ジョイント部分からの雨漏れにより化粧ベニヤに湿気が入ると、剥がれに繋がります。平らな軒天は切妻部分よりも剥がれている部分が少ないのですが、それには理由があります。
屋根からの雨水は屋根の傾斜により雨樋方面に流れ落ちます。雨樋で雨水を受けるので、破風自体はほぼ濡れません。切妻部分(ケラバ)は雨樋が無く、破風に当たった雨水は破風を伝って勾配なりに沿って流れ落ちます。切妻部分は雨水の流れている時間が長く、特にジョイントがある場合は隙間から雨水が浸入しやすく、軒天の板が刺してある部分から湿気により劣化が進行していくのです。
平らな軒天部分と勾配なりになっている部分とでは、劣化の状態に差ができます。軒天に良い環境の屋根の形状は寄棟でしょう。雨水が破風部分に及ぼす悪影響が少ないのです。
お客様へのご提案はケイカル板によるカバー工法になります。比較的に水分に強く、経年劣化によって化粧ベニヤのように薄く剥がれることもありません。ケイカル板は不燃材としても認定されており、水廻りやキッチンの火器を使用する場所に用いられてます。カバー工法で施工すれば、既存の軒天の補強にもなり、丈夫にもなります。産業廃棄物が出ないため、費用も比較的安価です。
経年劣化による軒天の剥がれでお悩みの方は一度ご相談いただければ、良い解決方法をご提案いたします。
記事内に記載されている金額は2017年03月11日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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