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笠間市で瓦屋根の漆喰を調査!台土流れやズレ、谷板金の錆も進行
更新日:2022年4月26日
笠間市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は瓦屋根の漆喰の無料調査から修繕のご提案までお話しします。
最近では、工事費や施工内容が比較できることから、相見積もりをお取りになる方が増えてきました。
しかしながら、街の屋根屋さん水戸店は、相見積もりの有無にかかわらず、同じスタンスでお応えします!
では、どの様に調査で判断するのか!?じっくりお伝えできたらなぁと考えています。
それでは、ゆっくりご覧ください(^ ^)
依頼主様より築30年の瓦屋根の漆喰が破損して台土が流出している、と無料調査をご依頼いただきました。
お客様のお話では、他社さんでも見積りを取られているとのことですが・・・
街の屋根屋さん水戸店は、相見積りでもそうでなくとも、見る場所・見解・料金を変えるような事はせず・・
営業かけひきや、他社さんとの勝ち負けではなく、調査した状況を正直にお伝えし、最善のアドバイスをご提供するのが当店のポリシーとしています(^^♪
今回も、現状を精査し、お客様にとって・今後の屋根にとっての最善策を模索します!
笠間市の瓦屋根は、基本的には寄棟形状であるものの、複合形の複合屋根という複雑な形です。
複合屋根は、二方向に流れる屋根とは異なり、継ぎ目が多くかつ凹凸も多いため、雨漏りのリスクが高くなってしまう屋根形状です。
※ちなみに、寄棟形状とは、4つの面で構成されている屋根の形状です※
実際の屋根に登り、、初めに確認したのは依頼主様が気になっていた斜めに流れる隅棟です。
漆喰が剥がれており、中の台土も流れ出してしまっています( ;∀;)
また、土台が弱ったことが起因し、熨斗瓦(のしがわら)にはズレも確認できます。
熨斗瓦は、瓦屋根の「棟」に積み上げられている長方形の瓦のこと!
段数が高く積まれている程多く使用される熨斗瓦ですが、ズレは歪みや崩落に繋がる初期症状です。
漆喰と同時にメンテナンスを行いたい状態ですね(>_<)
次に目についたのは鬼瓦の根元で、「鬼元」と呼んでいる部分です。
接合部に漆喰を施して雨水の侵入を防いでくれる部位ですが、劣化が激しく、これでは雨水が浸入する可能性が高まってしまいます。
漆喰が取れた部分は、その奥の台土も見えています。
雨水が鬼元から浸水し、土台を弱体化させてしまう現場は沢山あります。やはり全体的な棟のお手入れが必要な状態です。
複雑な瓦屋根のつなぎ目にある金属部分を「谷板金」あるいは「谷樋」といいます。
屋根に降ってきた雨は、谷板金に集められることから、とても過酷な場所なんです(//∇//)
錆びは、雨水を浴びると錆汁になって流れ出し、次から次へと錆を進行させます。
その為、塗装可能な谷板金は塗装メンテナンスを行い、塗装不可な場合は定期的な交換が必要!
笠間市の現場の谷板金は鋼板製なので、塗装メンテナンスが可能な素材ですが、ここまで錆が進行してしまうと少し難しい状態!考えどころです(>_<)
錆が進行して穴が開くと、雨漏りの原因に直結するのが谷板金の怖いところ。
谷板金は、当店が調査する雨漏り原因でも、上位にランクインしている部位!
調査結果を踏まえた上で、ご提案する修繕方法を検討しました。
今回の調査で修繕が必要なポイントは、「漆喰の剥がれ」、「熨斗瓦のズレ」、「接合部の漆喰の劣化」、「谷板金の錆」です。
そして、ご提案する漆喰の修繕方法は2つになります。
漆喰の詰め直しは、劣化が軽微な時に採用する方法です。
漆喰は新しくなるものの、台土や熨斗瓦のズレは残念ながら直りません。
工事費は、1mあたり約4,000円ですが、漆喰は左右両面にあるため相応の費用は掛かり、今回の笠間市の屋根では、そこまでやってもリスクが残ります( ;∀;)
一方、棟の取り直しは、漆喰や台土の劣化がひどく、棟瓦がズレている時に採用する方法です。
漆喰も棟瓦の台土が新しくなり、もちろん熨斗瓦のズレも直り、棟全体を健康な状態に回復させます。
但し、工事費は、1mあたりおよそ12000円〜17000円(段数によって異なる)です。
瓦屋根の漆喰の耐用年数はおよそ20年であり、10~15年が理想的なメンテナンスサイクルです。
しかし、目に見えて大きな破損や不具合がなければ、多くの場合そのまま・・・
ですが・・本当は少しずつ傷んできているんです( ;∀;)
漆喰工事について、もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考くださいね。
そして谷板金!谷板金がこれだけ錆びていると、交換が必須の状態!
しかし、谷板金の交換は、周辺の瓦を一旦取り外し、緩衝する棟の部分の解体も必要なんです。
谷板金の交換で、部分的に棟を解体するなら、併せて取り直しが効率的ですが・・・
そう!費用が嵩んでしまうんです(><)
工事費だけ見ると、「漆喰の詰め直し」と「棟の取り直し」のどちらが安く済むかは一目瞭然ですね。
しかし、安い高いだけで施工内容を決めてはいけないのが屋根なんです。
費用を抑えればリスクは残る・費用は掛かるが根本から直せる・・・
どちらを選ぶかは、依頼主様の最終判断次第ですが、リスクもキッチリお伝えするのが当店!
屋根にリスクを残すか・・??費用感のリスクを取るか・・・??難題ですね(>_<)
今回は「見積りを提出するので、一緒に考えましょう。」とお伝えし、調査を終了しました。
屋根修繕は、屋根の状態によって判断が異なるので、一言で善作は語れません。
しかし「費用を抑えればリスクは残る・費用は掛かるが根本から直せる」は、屋根修繕の最大のテーマです。
そして、屋根の修繕は決して安くはないので、お客様がお悩みになるのも自然なこと・・・
街の屋根やさん水戸店では、調査した状況を正直にお伝えし、適切なアドバイスをご提供します!
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