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屋根カバー工法『立平葺き編』写真で詳しく!解りやすく解説!!
松本市 屋根カバー工事 屋根カバー工法、立平葺き
【工事のきっかけ】
基本情報
基本工事の流れです。
新品時のカラー焼き付け塗装が色あせ、塗装しましたが塗料との適合性が悪く、
カラー塗装ごと剥がれてしまい、地金の亜鉛メッキがむき出し状態の屋根。
塗装してもまた剥がれてしまいます。
屋根勾配が1.5寸以下の屋根に施工するケースが多い工法。
ガルバリウム鋼板
ステンレス鋼板
上記3種が主流です。
既存の屋根を剥ぐことなくルーフィング(防水シート)を敷き、その上に新しい屋根材を葺きます。
適正な下塗りをせず屋根塗装をしますと、数年で既存の塗装が剥げ出してしまいます。この剥げるときに新品の時の焼き付け塗装をしている塗膜まで剥がしてしまうこととなります。この塗膜が剥がれると亜鉛メッキがむき出しになり少しでも傷がつくと錆びてしまいます。こうなりますと以後何回塗装しても塗膜の剥げはとまりません。
こちらの屋根をリフォームする代表的な工法をご紹介させていただきます。瓦棒などの場合は勾配が緩いことが多いのでその辺もポイントの1つです。
元の屋根材は三晃式瓦棒です。この瓦棒は中心部分に
「芯木(しんぎ)」と呼ばれる材木が入っていません。なので既存の瓦棒の高さに合わせて
新たに下地となる芯木を敷いていきます。
既存の垂木に斜めにビス打ちをしてしっかり留めます。
芯木を敷いた後、構造用合板12mmを並べていきます。
この際不陸(凸凹)調整をして屋根が平になるようにパッキン等挟み込むなどしていきます。
この不陸が調整されていないと仕上がりが波を打つように歪みます。なので不陸調整はとても大切になります。
軒先はこの様になります。
軒先は既存の屋根に合わせて下地を作り、それから軒先唐草を取り付けます。なので
軒先は現状より約40ミリ程度上に上がり、前に15ミリ出てきます。
この辺で雨樋など、調整する必要がある場合がございます。
屋根の形状に合わせて下地を作っていきます。
つなぎ目などに段差が出来てしまうと、新しい屋根材に筋などが出て来てしまいます。なので段差を無くす事がポイントになってきます。
芯木へしっかりとビスを打ち付けます。
不陸調整をするとここでも効果が出てきて、棟の合わせ目がしっかりと通ります。
ちょっとした事ですが「通りを通す」と言う、職人さんの用語です。※真っ直ぐにする事です。
下地ができたらルーフィング(防水シート)を敷いていきます。
当社ではチャンピオンルーフィングを使用します。特徴として破れにくく、耐候性に優れているので劣化しずらいです。通常のアスファルトルーフィングの3倍の価格となりますが一番大切なところですので弊社ではこちらを提案致します。
壁際も立ち上げを作り、隙間の無いように敷いていきます。
ルーフィングを敷いたら屋根部材を取り付けていきます。谷板金の取付です。谷板金は葺き替える屋根材に合わせて加工をお願いします。
軒先部分の取付です。唐草は軒先とケラバ(側面)も同じものを取付ます。横葺きの屋根材も同じものを使用しますが
「メリッサ」と言う屋根材は側面の部分に水切りと一体型になったものを使用します。
この様になります。
この軒先唐草を調整して雨樋に水がうまく入るようにします。ここはそのお宅により違うことが多いので現場加工となります。
部材を取り付けた後は新しい屋根材を葺いていきます。
キラキラしたシートはオプション工事の遮熱シート「サーモバリア」です。
『暑さ・寒さ対策』に抜群の効果を発揮します。
屋根材は工場でぴったりサイズに加工して現場では被せるだけの工程となりますのでかなりのスピードで仕上がっていきます。
谷の部分です。
谷は吊り子で止めます。本体にはビスなどを使って止めることはしません。一番大切なところですので要注意です。
吊り子とは、板金を細長く加工して谷の固定に使用します。谷の部分には絶対にビスを打ち込んではにいけないので、昔からある職人さんの知恵です。
谷の部分はこの様になります。
見えるところにビスはありません。穴もありません。
一番水が集中するところですので細心の注意が必要です。
ここで屋根材のご紹介です。
立平葺きは、
ガチャと呼ばれる〆機を使用して固定する「ハゼ式」と、
足で踏み込んで固定する「嵌合式(かんごう)」の二種類になります。どちらも施工性が優れているので短期間で終えることが出来ます。※写真はハゼ式です。
棟、壁際の下地材です。当社では、樹脂製の物を使用しています。腐ることがないので安心です。
下地の上に板金を取り付けます。
板金を取付るのはパッキン付きのステンビスです。屋根の雨漏りで多いのが、下地が腐り板金の口が開く事です。なので下地には樹脂の物、ビスはステンレスの物を使用しています。この二点は、重要なポイントです。
棟・壁際の板金が取り付きました。
不陸をしっかりと調整することで綺麗な仕上がりとなります。
雪止めを取り付けます。
この雪止めは後付けタイプとなります。
仕上がり、完成です。
勾配の緩い屋根にはぴったりで最近特に主流となっている
立平葺きを紹介させていただきました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
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〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
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