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三木市で経年劣化した瓦屋根を耐久性の高いルーガに葺き替えました
三木市 台風 台風 台風 台風 台風
【工事のきっかけ】
今回のきっかけは三木市にお住いのM様からのお問合せで、以前から2階の部屋に雨漏れがしているとのことでした。
弱い雨では漏れないみたいですが大雨になるとシミができてくるそうです。
火災保険を使ってなるべく費用を抑えつつも、耐久性の高い工事を求められていました。
当社は費用安い金属屋根のご提案と、費用は高いが耐久性と高級感のあるハイブリッド材屋根を御提案しました。
ご検討の結果、ハイブリッド材のルーガでご成約し工事をすることになりました。
基本情報
- 施工内容:台風 台風 台風 台風 台風
- 施工期間:10日間
- 築年数:40年
- 施工費用:屋根工事200万 足場工事15万 その他の工事(波板、外壁塗装、軒天)100万 消費税込み
- 使用材料:ケイミュー ルーガ鉄平 色ストーンブラウン
屋根を点検するため梯子を掛けて昇ってきました。
これは漆喰が剥がれている状態です。
漆喰は棟瓦と地瓦の隙間を雨から守る役割がありますが完全に剥がれてしまい土が露出しています。
放置しておくとこのように土が流されてしまいます。
流れた土は雨樋に流され雨樋の詰まりの原因にもなるので要注意です。
ここから雨漏りすることもあります。
これは谷板金です。
家の形状によりこのような部分があるお家も少なくありません。
雨水が集まる大事な部分ですが、錆が出てしまい穴が開きかけていますね。
穴が開いてしまうと1番雨漏れしやすい場所です。
これは棟瓦の先端に付いている鬼瓦という部材です。
鬼瓦は飾りのようなもので昔から家の守り神ともいわれています。
鬼瓦と棟瓦の隙間にあるはずの漆喰も劣化して無くなっています。
屋根から雨水が漏れて、軒天にたくさんシミができています。
この軒天は木材で出来ている為、放置しておくとめくれたりごっそり抜け落ちる危険性があります。
これは雨樋です。
屋根のあるお家ならどこでも付いているものですが、棟瓦から流れてきた土でパンパンに詰まり苔も繁殖していますね。
土の重みと雨水の重みで樋が下がったり、落下する危険もあります。
これは2階部分にあるベランダ屋根の波板です。
経年劣化して固定部材も割れてしまい、波板全体も熱で反り上がっています。
放置しておくと台風などの強風で飛散する可能性が高いので、早めにメンテナンスすることをお勧めします。
今回は屋根の葺き替え工事をするので既存の瓦と土を撤去していきます。
このように下に土が入っている工法を土葺き工法といい、ほとんどの瓦に釘固定されていません。
粘土土の上に並べて引っ付けていますので、劣化してくると飛ばされたりするお家が多いですね。
瓦を撤去すると今度は下の土も撤去していきます。
瓦を撤去するよりも手間がかかり大変な作業ですが、写真に写っている手み(大きい塵取りみたいなもの)に入れて、効率よく下に降ろしていきます。
あまり散らかさないようにするのがポイントですね。
土の下には古くなった防水シートが貼ってあります。
防水シートが破れていなければ、お家の中に雨漏りすることはありません。
しかし地震や経年劣化の影響で屋根も振動しますので徐々に破れてきます。
古い下地の状況を知る意味も含めて古い防水シートも撤去していきます。
古い防水シートやその下の野地板には雨漏りの形跡がたくさん出てきました。
全て撤去し終わるとこんな感じですね。
野地板が黒くなり何か所か腐っている部分もあります。
お家の中に雨漏りの形跡がなくても、このように下地が腐っていることは少なくありませんので早めにメンテナンスすることをお勧めします。
特に棟瓦や谷から雨漏りが始まることが多いので、専門業者に点検してもらうのがいいでしょう。
傷んだ下地の上に新しく垂木を使い骨組みをしていきます。
35ミリ角の赤松木材を使用し、既存の垂木の上に沿わして取り付けていきます。
固定方法は75ミリのビスを使用し、既存の垂木までしっかりと固定していきます。
棟にも垂木を取り付けていき、必要な長さに垂木をカットして取り付けます。
垂木を取り付けることで骨組みがしっかりとする他、既存の野地板と新しい下地用合板の隙間に空気層ができるため、断熱効果も期待できます。
下地用合板を貼っていきます。
厚み12ミリの針葉樹木材を使用。
屋根の下地材として幅広く使用されている商品です。
固定方法は32ミリのビスを使用し新しく取り付けた垂木に固定していきます。
端部は電動丸ノコで切断していきなるべく隙間なく貼っていくのがポイントですね。
釘で固定する業者も多いですが、ビスを使用することにより強度を高めることができます。
下地が終わると防水シートを貼っていきます。
今回使用するのはケイミューのタフガードです。
市販されているアスファルトカラールーフィングに比べて値段は高いですが、アスファルトルーフィングを改良してできた物で高い耐久性のある商品です。
谷の部分にはガルバリウム鋼板の谷板金を仕込みます。
防水シートは屋根で最も重要な部分です。
手順を間違えて施工してしまうと雨漏りに発展してしまうので、手慣れた職人が施工します。
ケラバ(屋根の側面)には捨て水切りという板金を取り付け、端部から侵入してくる雨水を雨樋まで運んでくれる役割を果たします。
棟の部分には棟金具を取り付けていきます。
棟金具は屋根を葺き終わった後に、棟瓦を取り付けるための下地を固定する金具です。
32ミリのビスで下地用合板に固定していき指定された間隔で全て取り付けていきます。
その他、屋根の先端(軒先)にも水切りを取り付け防水シートの上には、屋根を真っすぐ葺いていくための墨を出して割り付けしていきます。
屋根材を搬入したら荷上げして葺いていきます。
今回使用する屋根材はケイミューのルーガ鉄平。
樹脂や繊維が混入されているセメント瓦で多くのメリットがあります。
地震に有利・飛来物に強い・色あせしにくい・台風に強い・軽量化されているなどです。
固定方法はメーカー指定の釘を使用して1枚に2本固定していきます。
端部は電動丸ノコで切断していくのですが、粉がたくさん出るため掃除機付きの丸ノコを使用して近隣に配慮しながら施工していきます。
ルーガを施工するにはメーカー主催の講習を受けた業者しか施工できませんので、必ずメーカー指定業者に依頼してくださいね!!
ルーガ鉄平は平板型でストーン調なことから重厚感のある美しい仕上がりとなります。
そのため色んな付属品が付いており、このような谷の部分は瓦を切断して仕上げになるのですが、切断小口には専用の補修材を塗り耐久性と美観性を高めます。
瓦と谷板金の間には防水シーラー(スポンジみたいな物)を挟み込むことにより、吹き降り対策もばっちりです。
屋根を全て葺き終わると棟瓦の下地を作っていきます。
最初に仕込んでおいた棟金具にタフモック(人口垂木)を取り付けていきその上に漆喰の代わりとなる、乾式自在面戸(強力な防水テープ)を貼っていきます。
乾式自在面戸は棟瓦からはみ出ないように貼るのがポイントです。
棟の下地ができると屋根と同質の棟瓦を被せていきます。
固定方法はメーカー指定のビスで固定し、1本の棟に対して2本打ち込みます。
端部は丸ノコで切断して隙間なく取り付けていきます。
ケラバの部分にも同質のケラバを取り付けていきます。
固定方法は同じくメーカー指定のビスを使用し1本のケラバに対して3本打ち込んでいきます。
ケラバを取り付ける際、真っすぐなるように調節するのがポイントです。
漆喰が剥がれ雨漏れしていた瓦屋根が美しい姿に生まれ変わりました。
各所に傷がないか確認しながら掃除していきます。
下屋根も葺き替えています。
壁との取り合いには雨押え板金を取り付けコーキングを塗って仕上げています。
吹き降りの雨でも雨漏りしないようにキッチリと施工しています。
傷んだ瓦を全て取っ払い、下地を補強することで断熱効果と強度をだし、その上にハイブリッド材であるルーガ鉄平を葺くことにより美しい屋根に仕上がりました。
色あせする心配もないですし、今回はM様が嫌いだった漆喰は一切使っておりません。
メンテナンスフリーの屋根工事に加えて外壁塗装、軒天交換、雨樋交換、波板交換とフルセットで工事しました。
雨で予定より長引いてしまいましたが、足場解体後は大変喜んでいただきました。
たくさんの工事本当にありがとうございます!!
【工事完了後】
傷んだ瓦を全て取っ払い、下地を補強することで断熱効果と強度をだし、その上にハイブリッド材であるルーガ鉄平を葺くことにより美しい屋根に仕上がりました。
色あせする心配もないですし今回はMサナが嫌いだった漆喰は一切使っておりません。
メンテナンスフリーの屋根工事に加えて外壁塗装、軒天交換、雨樋交換、波板交換とフルセットで工事しました。
雨で予定より長引いてしまいましたが、足場解体後は大変喜んでいただきました。
たくさんの工事本当にありがとうございます!!
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