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御所市で台風被害によって崩壊した隅棟と欠けがある平瓦の修繕作業
御所市 屋根補修工事
【工事のきっかけ】
少し前の台風で棟が一か所崩れてしまったので、すぐに自分でシートを被せて処置をしました。
何年たっても雨漏りもしてこなかったので放っていましたがこのままではいけないなと思い、屋根やさんを探していると、こちらのホームページが出てきたので拝見させていただきました。
無料点検の様子や見積もりなど詳しく書かれていたり、工事の内容も細かく書かれていたので、こちらなら大丈夫だと思いお問い合わせをしてみることにしました。
見に来てくれた方も本当に丁寧で愛想が良い方だったので、安心しこちらで工事をお願いすることにしました。
基本情報
- 施工内容:屋根補修工事
- 施工期間:2日間
- 築年数:築46年
御所市で数年前に台風被害に遭った瓦屋根のお客様よりご相談を承り、現地に行ってきました。
お問い合わせをいただいた屋根の形状は4つの屋根面によって構成されている「
寄棟屋根」で、1階建ての平屋になります。
屋根を拝見させていただくと、台風被害によって崩壊した
隅棟と平瓦に欠けが見受けられたため、修繕作業行わせていただくことに。
隅棟部は崩壊している瓦と下地の葺き土を撤去した後、
南蛮漆喰で新しい瓦を
積み直しさせていただき、欠けがある平瓦は新しい瓦と差し替え、修繕作業を行わせていただきました。
この施工事例では写真付きで作業の様子をご紹介させていただきたいと思います。
それでは、最後までどうぞご覧ください。
お問い合わせをいただき調査を行った時の様子になります。
比較的よく見かけるスタンダードな屋根の形状の寄棟屋根。
寄棟屋根は最上部から軒先に向かって、4方向に屋根面がある造りとなっています。
一番最上部にある棟は「大棟」といい、傾斜で隣接になっているつなぎ目の棟は、「隅棟」や「下り棟」といいます。
今回はこの隅棟の一部が崩壊しているとご相談を承ったので、調査を行うことになりました。
屋根に上がり確認させていただくと、1か所のみシートを被せ応急処置をされている箇所がございました。
こちらが台風被害に遭われた箇所となります。
シートはガムテープで固定されているのですが、お客様は長期間このまま放っていたとおっしゃっていたので、丁寧にガムテープを外しても、テープ跡が残ってしまう可能性がありました。
その事をお客様にお伝えさせていただくと、屋根の上なので大丈夫。との事だったので、シートを外して確認させていただくことになりました。
シートの下を確認すると積み重なっているはずの熨斗瓦は崩れ、頂点にある冠瓦も割れて崩れてしまっていました。
下地の葺き土は姿を現していましたが、中には雨水が浸透しておらず、
雨漏りの心配はございませんでした。
隅棟の他に、平瓦にも欠けが見当たりました。
平瓦の欠けは少しだけでしたが、この少しの欠けでも雨水が侵入する可能性はあります。
雨水が浸入してしまうと、下地に劣化や腐食、最悪の場合は雨漏りしてしまうことも。
瓦屋根は知らないうちに何かが当たり割れや欠けが生じていることもあるので、定期的に点検を行わなければいけません。
それでは、修繕作業を行っていきたいと思います。
今回は崩壊している箇所のみ、修繕作業を行っていきます。
棟は葺き土で瓦を固定する湿式工法で施工されていました。
葺き土、熨斗瓦、葺き土、熨斗瓦を繰り返し積み上げていき最上部には、丸い形をした冠瓦をのせ、最後に針金で固定。
最初に針金をほどき崩壊している古い瓦を撤去させていただきました。
下から出てきた葺き土もちりとりで集めて撤去していきます。
瓦と葺き土の撤去作業が終わると、、
葺き土の代わりに南蛮漆喰を使用し、新しい熨斗瓦を積み上げていきます。
南蛮漆喰は葺き土と漆喰の役割を兼ね備えた材料となるので、耐久性も高く、防水性にも優れているのです。
そのため近年では棟の施工材料として、この南蛮漆喰を使用することがほとんどです。
熨斗瓦の積み上げ作業が終わると、新しい冠瓦を積み上げ、最後は針金を結び固定すると、棟の修繕作業が完成です。
欠けがあった平瓦は、上の瓦を持ち上げて外させていただきました。
下には隅棟と同じ葺き土が敷き詰められています。
隅棟の葺き土は撤去させていただき南蛮漆喰を使用させていただきましたが、こちらはぎっしり詰まっているので、新しい瓦を差し替え、瓦と瓦が合わさる箇所のみ接着材のコーキングで固定させていただきます。
この作業が終われば、隅棟と平瓦の修繕作業が終了です。
この施工事例は、現場ブログでもご紹介させていただいております。
そちらも是非ご覧ください。
街の屋根やさん奈良店は
オンラインでのお問い合わせと、お電話でのお問い合わせを受け付けさせていただいております。
オンラインは24時間ご相談受付させていただいておりますので、どうぞご活用ください。
お電話でのお問い合わせは、9時から18時までとさせていただいております。(電話番号 0120-303-884)
隅棟の修繕作業後の様子です。
やはり月日が経っていたため、テープ跡は残ってしまいましたが、崩壊していた隅棟部分は頑丈に仕上げることができました。
針金も頑丈にするため、新しいものに変えさせていただきました。
欠けていた平瓦の修繕作業も、このように仕上がりました。
これで雨漏りの心配もなくなりましたね。
築年数が経つにつれて不具合が起きやすくなってくるので、定期的にメンテナンスを受けてください。
今回は沢山の屋根会社の中から選んでくださり、ありがとうございました。
【工事完了後】
隅棟の修繕作業後の様子です。
やはり月日が経っていたため、テープ跡は残ってしまいましたが、崩壊していた隅棟部分は頑丈に仕上げることができました。
針金も頑丈にするため、新しいものに変えさせていただきました。
欠けていた平瓦の修繕作業も、このように仕上がりました。
これで雨漏りの心配もなくなりましたね。
築年数が経つにつれて不具合が起きやすくなってくるので、定期的にメンテナンスを受けてください。
今回は沢山の屋根会社の中から選んでくださり、ありがとうございました。
欠けていた平瓦の修繕作業も、このように仕上がりました。
これで雨漏りの心配もなくなりましたね。
築年数が経つにつれて不具合が起きやすくなってくるので、定期的にメンテナンスを受けてください。
今回は沢山の屋根会社の中から選んでくださり、ありがとうございました。
この記事を書いた加盟店
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E-Mail machiyane@wadatoken.jp
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