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水戸市のパラペット屋根雨漏り修理はどぶ溝カバーと外壁通気工法
【工事のきっかけ】
水戸市のお客様宅は、パラペット屋根からの雨漏りがあり、建てられたハウスメーカー(現存しないハウスメーカー)で幾度も補修しましたが改善せず、長年雨漏りにお悩みでした。
梅雨入りのタイミングでネット検索で見つけた街の屋根やさん水戸店にお問い合せを頂きました。
現地調査時の散水試験で雨漏り箇所の特定に至り、画像をお見せしながら雨漏り補修内容をご提案させて頂き、施工を全てお任せいただきました。
基本情報
- 使用材料:ニチハ社 窯業系サイディング14㎜・ガルバリウム鋼板製笠木・ガルバリウム鋼板製雨谷板金
水戸市のお客様はパラペット屋根からの雨漏りがあり、建てられたハウスメーカー(現存しないハウスメーカー)で補修しても改善されずお悩みでした。
梅雨入り前に、街の屋根やさん水戸店にお問い合せを頂き、散水試験で雨漏り箇所が特定できたので、補修方法をご提案し施工もお任せいただきました。
今回は、雨漏り補修と同時にパラペット内の外壁に内部結露も確認できたため、外壁を交換する際に通気工法にて万全な湿気対策も行います。
水戸市のパラペット屋根からの雨漏りは、屋根上から雨漏り箇所を確認します。
直貼り工法で貼られた外壁には、内部結露の症状が出ていますので、
打診棒を使用して外壁の浸水箇所を確認していきます。
外壁を叩き、その際に発生する音の高低によって目に見えない外壁内側の
雨水浸入の有無を判断する検査を行なっていきます。
直貼り工法は、柱や間柱の上に湿気対策である透湿シートを貼り、
その上に直接外壁を貼る工法なので透湿シートと外壁の間に
内部結露が起こりやすくなります。
先日の現場調査の際に、パラペット屋根雨漏りは複数気になる箇所がありました
ので、時間を掛けて徹底的に散水試験を行いました。
雨漏り箇所を特定する為の散水試験は、一か所に一定時間(30分~1時間)の散
水が必要なので時間がかかる作業ですが、一箇所ずつ丁寧に実行します。
外壁のコーキング割れからも散水試験を行ないましたが、雨漏りの症状が
現われませんのでここは雨漏りの原因では無いと判断しました。
水戸市のパラペット屋根からの雨漏りは、瓦棒屋根と雨が流れるどぶ溝に雨水が
溜まった形跡が確認できたため、水を溜めて散水試験を行ないました。
室内の小屋裏から雨漏りの有無確認を繰り返し行っていきます。
散水試験は外側から水を掛け、同時に室内側からも確認していく作業なので、天井材であるシナベニヤ天井を外して小屋裏から雨漏りの有無を確認しています。
ここまでで約1時間半が経過しています。気の長い作業です。
鉄骨梁が邪魔して見づらいですが、瓦棒屋根の先端部とどぶ溝の緩衝箇所
からの浸水を注意深く見ていきます。
次に、屋根の軒先のどぶ溝からは水が溢れ出た形跡もあった為、同様の環境を
作る為に水を塞き止めて軒先を超える程オーバーフローさせてみました。
雨樋のどぶ溝に水を溜めてから約30分程度して小屋裏を確認をすると、水が染みが
出てきたのが確認できました。ここが雨漏りの原因箇所で間違いないです。
こちらの画像は、小屋裏から撮影した外周部の梁(はり)です。内壁には雨だれ
が起こっており雨漏りに見えますが、これは雨漏りではありません。
これはパラペット屋根の内側に外壁が直貼りされているため、壁内部の湿気が
放出されていない『内部結露』により起きた現象です。
今回は、内部結露対策も同時に行いますので、雨漏り対策と内部結露対策を
同時に解消するように施工していきます。
では、施工状況の様子に移ります。
手すり壁の内部結露により起きた外壁膨れは、既存の外壁直貼り工法から水を逃がす
通気工法に変更し内部結露現象の起きない雨だれ対策を行います。
まずは外壁の解体からです。本来外壁の留め具である釘を全て抜けば外壁は
外れるのですが、内部結露が起きていた外壁は湿気を吸収しボロボロと崩れて
しまう状態なので解体作業も苦戦をしいられました。
水戸市で行なわれている外壁工事は、外壁を解体すると内部結露が起きており、外壁内部に水滴がかなり付いている状態でした。予想通りです。
浸透シートに付いたこの水滴が、小屋裏で発見した雨だれの原因ですね。
このまま気づかずに放置していれば、駆体(くたい)である柱や梁などを腐食させ、
かなりの大事になっていたのは間違いないでしょう。
内部結露による雨だれに早めに気づいたのは不幸中の幸いでした。
水戸市の外壁通気工法工事は、古い透湿シートを剥がしてからメーカーの
基準通りに新しい透湿シートを貼り雨仕舞い対策を行います。
お問い合わせの多い雨漏り発生箇所である笠木は、笠木専用の水切りシート
を使用してしっかりと雨仕舞いし、防水シートに防水テープを
貼り防水性の高い雨仕舞い施しました。
こちらの水戸市の現場は、雨風が強い立地なので通常以上に入念に行いました。
雨漏りの原因である雨樋どぶ溝カバー工事は、事前に既存どぶ溝に施してある
コーキングを剥離してガルバリウム鋼板材のどぶ溝板金を設置していきます。
どぶ溝板金は長尺で加工もできましたが、将来的なメンテナンスも考慮し、
使い勝手の良い6尺(1.82m)で作成して取り付け致します。
長尺は自由がきかない為、万が一の破損や雨漏りにも対応できるよう対策します。
水戸市の雨樋どぶ溝カバー工事は、ガルバリウム板金をどぶ溝に設置していきますが、
接着面にはウレタンボンドを、ガルバリウムの繋ぎにはコーキングを打ちます。
どぶ溝と瓦棒屋根先端部のカバー工事は雨漏りの発生箇所ですので、
しっかりとした雨漏り対策を施す為、細心の注意を払って丁寧に
コーキングして雨仕舞いします。
※雨漏り対策の雨仕舞いは、私たち屋根やさんの得意分野でもあります。
水戸市の外壁通気工法の工事は、外壁通気工法の要である下地材の15ミリ厚の
胴縁打ち付け施工(どうぶちうちつけせこう)の工程になります。
この胴縁に外壁を横貼りしますので、壁とサイディングに横幅約15㎜の空間が
何ヶ所も縦にでき、湿気や雨水の通り道が出来た施工になります。
また、コーナー部は貫板を二重にし外壁の重みにも耐えられる施工を行いました。
水戸市の通気工法工事で生まれた空気層空間は、湿気の放出や雨水を
逃がしてくれるトンネルの役割をしてくれています。
内部結露も起きにくいので、お施主様は安心して過ごせる事でしょう。
今回パラペット内に貼った外壁は、窯業系サイディングなので10年毎の
ペースで塗装は必要になりますので、メンテナンスサイクルだけ
は忘れないようお願い致します。
水戸市の外壁通気工法工事は、基準となる外壁下端のラインを出すために、
コーナーの入り隅部から貼り始めて外壁工事を進めます。
基準を決めて貼る事により、外壁横張材を切断する職人と外壁貼り職人に
分かれて行う事ができます。順調に進んでいるのがわかります。
水戸市の通気工法工事は、段取りよく工事が進み1日で外壁横貼りは完了です。
明日からは細かい部分を仕上げていきます。
外壁の連結部の隙間目地にはコーキングやタッチペンを使用仕上げを行い、
釘の頭は外壁と同色のコーキングを使用し色が同化した仕上げを行います。
外壁のジョイント部の目地に変成シリコンを充填し雨仕舞いをします。
キレイに変成シリコンを充填できるようマスキングテープで養生をし、
ヘラを使用して変成シリコンの形を整えていきます。
また、変成シリコン充填前には密着度を高める為の接着剤の役割を担うプライマー
を塗布し、外壁と変成シリコンをしっかり密着させました。
最後に、ガルバリウム鋼板製の笠木取り付けを行えば全て完成です。
外壁を直貼りから通気工法工事に変えた事により、壁の厚みが15㎜ほど厚く
なったので、笠木を新しいサイズに新調しました。
とても綺麗に仕上がっています。
浸水箇所の原因箇所となり得る、留め具であるビス頭にも変成シリコンで
しっかり頭埋めし、雨水の浸入をゆるしません。
また、笠木の連結部分であるジョイントにも変成シリコンで目地埋めを
施したので防水対策も万全です。
今回の施工は、散水試験で雨漏りの原因も特定できた上での施工です。
長くお悩みになっていた雨漏り原因も解消でき、お客様にも大変満足いただけました
ので担当者としたもこの上ない喜びです。
雨漏り補修は、雨漏り原因の特定から始まります。これからやってくる
だろう台風前に、雨漏りでお困りのお客様は、是非街の屋根やさん
にご相談下さいませ。
今回は、散水試験からの雨漏り補修と外壁通気工法工事や雨仕舞いのブログが如何でしたでしょうか。
快適に長くお住まいになる為にお家のメンテナンスは欠かせません。
雨漏りの原因の殆どが目に見えない下地です。
目に見えない部位からの雨漏りや家屋の損傷など、お家の不具合を感じましたら街の屋根やさん水戸店にお任せください。
【屋根工事、防水工事、雨漏り修理は】
街の屋根やさん水戸店へ直接ご連絡下さいませ。
フリーダイヤル:0120-270-391
【工事完了後】
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