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日立市で断熱材付きスーパーガルテクトでの葺き替え!細部施工見せます
日立市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
破損を繰り返す軒天の張り替えについてご相談いただいたことがきっかけです。
ベニヤ板が剥がれた部分の近くに雨水が染み込んだ跡があり、原因を探ったところ、固定力を失い大きな隙間があいた上方の棟板金が漏水元だと判明しました。
軒天を修理する前に、棟板金を下地から交換する必要がありましたが、40年という築年数も考慮し、屋根材と防水紙を新たに取り換え、漏水で傷んだ野地板の補強もできる葺き替え工事を行うことになりました。
今回の施工記事は、屋根工事に特化した内容で記載したいと思います。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:10日間
- 築年数:約40年
- 施工費用:110.77万円(足場費用・既存屋根撤去・廃材処分費用含む)
- 使用材料:スーパーガルテクト・改質アスファルトルーフィング・構造用合板・樹脂製垂木・樹脂製貫板
- 保証年数:屋根塗膜保証15年・赤さび保証20年・穴あき保証25年・施工保証10年
日立市 / 屋根葺き替え / 断熱材付きスーパーガルテクト
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は日立市で完成した屋根葺き替え工事をお届けするとともに、屋根工事の際に重要な細部施工についても詳しくご紹介したいと思います。
ご依頼をいただいた当初は軒天のみのご相談でしたが、雨が染み込んだ跡が見つかり、調査を進めた結果、上部にあたる棟板金が長年にわたり漏水していたことが判明しました。
原因箇所を改善しなければ、いくら軒天を張り替えても同様の破損を起こしてしまいます。
40年という築年数から、寿命を超えた防水紙の交換と、漏水で傷んだ野地板の補強も必要と考えられ、今回は古い屋根を撤去して新しい屋根に葺き替える工事を行うことになりました٩(ˊᗜˋ*)و*
現場調査時の詳しい記事➤日立市で軒天の張り替え相談があり診断!下地不良や屋根からの漏水も確認
今工事は2階屋根が対象となるため足場を架け、既存の屋根材を撤去します。
屋根面同士の接合部に設けられた棟板金を解体すると、土台の木製の貫板がボロボロに腐食していました。
これでは釘による固定力はないに等しく、事実浮き上がった箇所の釘は大半が抜けた状態で、強風などで飛散する危険性を十分にはらんでいました(>_<。)
屋根材を撤去した後は、12㎜厚の構造用合板を用いて、野地板を全体的に補強していきます。
隠れた場所で屋根をしっかり支える野地板は、改修工事のタイミングでなければメンテナンスはできません。
雨水が染み込んだ場合は特にダメージを受けているので、今後も安心して住んでいただくためにも修繕は必須でした。
増し張りを行った野地板に、二次防水用として防水紙を敷設します。
改質アスファルトルーフィングは以前のものと比べて、耐久性がとても高く、温度変化に強い点が特徴です。
防水紙敷設までの詳しい記事➤日立市で古い屋根を撤去して下地作成!棟の木製貫板が腐食していました
さて、ここから屋根本体の施工に入りますが、今回新たに設置する屋根材はSGL鋼板製のスーパーガルテクト(アイジー工業さん)です。
葺き替えに使用するスーパーガルテクト
モダンな色合いのSシェイドブラック
SGL鋼板は従来のガルバリウム鋼板の3倍強の耐久性があり、腐食しやすい環境でも耐食性に優れた屋根材です。そのSGL鋼板を使用したスーパーガルテクトは、断熱材が一体になったタイプで、優れた断熱効果を発揮してくれるんです。
独自技術の小さな泡の集合体のような断熱材と、表面に塗られた遮熱性の高い塗料で、
夏は涼しく冬は暖かい、遮熱と断熱のダブルパワー!(๑•̀ •́)و✧
薄い断熱材は熱で溶けてしまう場合がありますが、スーパーガルテクトはそんな心配はありません。
お客様が選ばれたSシェイドブラックは、どんな外壁色にも合わせやすい人気のカラーです。カラーラインナップは全部で6種類で、いずれも落ち着いた上品な色調なので、お好みに応じでお選びいただけます。
スーパーガルテクトは、ステンレスビスを用いて軒先から固定していきます。
ここからは、棟周りの施工の様子を詳しくご紹介しますね(*ˊᗜˋ*)/°
屋根面が交差する位置に取り付けられる棟は、元々雨漏りのリスクが高く、丁寧な漏水対策が求められます。
まず下地として、軽量で水に濡れても腐食しない樹脂製垂木を配置します。
日立市のお客様宅は寄棟屋根で、一番高い位置にある大棟から四隅に棟が伸びているので、その形状に合わせて屋根材をカットします。
垂木の両側に配置した捨て水切りに緩衝する部分は、裏側の断熱材を1枚ずつ剥がし、納まりがいい状態に調節しています。
最終的には棟板金に覆われて見えなくなる部分ですが、板金職人は細かい箇所までこだわっているんです( ´͈ ᵕ `͈ )
さらに!垂木の高さに合わせて端部に立ち上げ加工を施します。
もちろんこちらも手作業で、緩衝する全ての屋根材を折り曲げていきます。
「屋根材を棟の形状に合わせてカット→捨て水切りに緩衝する部分の断熱材を切り離す→
垂木の高さに端部を加工」という3工程を経て、屋根材は棟の垂木に取り付けられるんですね。
この一手間があるかないかで、屋根の耐久性も大きく違ってきます。
せっかく高耐久の屋根材に葺き替えるのですから、性能を十分に発揮できる施工をするのはもちろん、隅々まで手を尽くして寿命の長い屋根に!と当社は考えています。
端部を加工した屋根材を垂木に設置しました。
もし棟際に雨水が吹き込んでも、立ち上げた雨返しが防止してくれます。
それでも台風などで内部に入り込んだ場合は、その下に設けられた捨て水切りが、滞りなく軒先まで雨水を流す仕組みになっているので安心ですよ((*^^)v
棟の下地ができ上がったので、続いて棟板金の施工に移ります。
先端が約90°の角度で加工される軒先側の剣先は、毎回現地の屋根に合わせて作っているため、高い技能が求められる作業なんです。
前もって板金に目印の線を描き、それに沿って板金用のハサミで切れ込みを入れていきます。
切れ込みをツカミと呼ばれる特殊なハサミで挟んで曲げ、山折りに畳んで仕上げます。
垂木と捨て水切りで下地を作った棟に、棟板金を固定するための貫板を設置します。
垂木と同じ樹脂製で、水分を吸収せず木製よりも劣化しにくいため、以前のようにボロボロに砕けてしまうことはありません。
貫板にあらかじめ剣先を加工した棟板金を載せてみると、採寸通りぴったり嵌りました(•̀ᴗ•́)و ̑̑
ビス留めをする位置は真上ではなく、
雨水が入りにくい垂直面になります。
錆びに強くねじ込み式のステンレスビスを、貫板に対して水平になるように打ち込みます。
棟板金の継ぎ目は重ね代を50㎜以上取り、コーキング材を二重に塗布してしっかり接着しました。
大棟と隅棟が重なり合う三つ又部は、棟の中でも漏水のリスクが高い場所です。
外側からもコーキング材を充填して、万全の対策を行いました。
お客様も生まれ変わった屋根に、「職人の皆さんがとても親切で予想以上の仕上がりでした」と、大変喜んでくださいました。
K様、この度は当店に工事をご用命いただき誠にありがとうございました。
今回は、屋根の中でも特に雨漏りを引き起こしやすい棟の施工に焦点をあててお届けしました。
見た目もさることながら、完成後は隠れてしまう各所への漏水対策を垣間見れたことと思います。
細部までこだわって施工するのが、街の屋根やさん水戸店の標準仕様です。
屋根やお住まいでなにかお困りの方は、一度当店の無料診断を利用されてはいかがでしょうか?
茨城県内全域で随時実施中!どうぞお気軽にご相談くださいね!(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
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