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四国中央市で強力棟の瓦復旧。古い土葺き銅線から漆喰ビス固定で復旧完了。
更新日:2024年10月3日
強力棟仕様で固定した棟木にシルガード(南蛮漆喰)を詰めて慣らしていきます。
慣らしながら1段目ののし瓦を積んでいきます。
赤マル部分までのし瓦を入れ込みます。ふっきゅうまえは本棟施工後の隅棟なのでここまで瓦が入っていません。次に本棟側ののし瓦を積み被ることで本棟と隅棟の取合い部分に雨水が浸み込んだとしても瓦が受けてくれるようになります。隅棟→本棟→隅棟と順番にするので効率的には悪いですが経年によって100%とは言えませんが、雨漏りリスクはこちらの施工の方が少ないです。そして正しいです。
協力棟仕様で加わった施工はのし瓦同士を銅線で連結です。互いに引っ張り合うことで平等に力が働きます。これを1枚1枚していくので大変です。隅棟の一番下は半大面瓦といいます。足の広い鬼瓦を使う場合、隅棟の1番下に使用します。
棟に積む瓦を「のし」とよく言います。正しくいえば、大面瓦にのし瓦です。大面は先述通り、足の広い鬼瓦の1番下に使用します。のし瓦との大きな違いは、赤丸印部分の垂です。大面瓦は垂が深く、表面張力で伝う雨水をこの垂部分で棟の内側に入らないようにします。紐は青矢印の突起があるのし瓦や大面瓦のことです。
隅棟1段目が終わったら次は本棟です。本棟には面戸が付いてます。面戸瓦があるとシルガードの量も少し減らせます。漆喰の塗直し作業も減りますね。
面戸が付いたら、次はまた隅棟に戻ります。1段目と同じように銅線連結は行います。
漆喰詰めて、のし瓦積んでこの作業は時間が掛かりますが、作業手順は同じなので・・・最後の丸棟を施工したとこまで飛びます!!従来は屋根板から釘に銅線を巻いて引っ張っていた工法をビスで棟金具に付いた棟木に固定する工法で、屋根板と瓦を一体に固定します。棟を積む段数によって棟金具の高さや棟木にちゃんと効くビスの長さを変えていきます。
既存の高さでは隅棟の丸棟は、本棟に潜り込ませれなかったので取合いは取り除け前と同じようにシルガードを覆っておきます。しかし今度はシルガードが経年劣化で取れても、下には瓦がいます。土ごと取れていた巴瓦の漆喰も詰めました。
以上で棟を強力棟に復旧出来ました。四国中央市は風が特に強い地方なので、従来よりも格段に強化されたと思います。屋根で困ったこと、相談したいことがあれば
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