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熊本市南区で地震被害を受けた下屋のコロニアル葺き替え工事|瓦屋根からコロニアル屋根への改修で下地も補強しました
更新日:2024年10月2日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
以前から工事を行っている熊本市南区の住宅にて、
下屋の葺き替え工事を行った様子をご紹介します。
棟瓦の落下で下屋の瓦も割れていたため、軽量で耐震性の高いコロニアル屋根に葺き替えました。
当店では地震被害を受けた屋根の修理・改修工事を多数承っておりますので、屋根修理を検討されている方はぜひご参考ください。
今回の現場では地震で棟瓦が落下し、
下屋(1階の屋根)に瓦の割れが生じていました。
広範囲で雨漏りも起きており、下地の劣化も考えられるため、こちらの下屋には
葺き替え工事を行うことになりました。
これまでの現地調査・工事の様子▶
現地調査▶
仮設足場の設置▶
棟取り直し工事
まずは既存の瓦を撤去していきます。
通常、葺き替え工事では撤去した瓦は廃棄しますが、今回は別の下屋で再利用するため、割れがないように保管しておきます。
瓦を撤去すると、地震の影響で下地にも全体的にダメージが見られました。
既存の下地に垂木を取り付けた上、構造用合板を重ねて下地の補強を行いました。屋根下地を重ねることで
下地の強度が向上します。また、既存の下地と新しい下地の間に空間があるため、
屋根の断熱性も高くなります。
屋根の下地は
「野地板(のじいた)」と呼ばれ、屋根の構造部となる重要な部分です。
ズレや凹凸があると屋根材が綺麗に葺けないため、フラットになるように仕上げました。
【参考】野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分
補強した下地の上に、
アスファルトルーフィング(防水紙)を敷設しました。ルーフィングは屋根材の下に敷く防水シートで、万が一雨水が屋根材の隙間から侵入しても、建物内部の雨漏りを防ぐ重要な役割を果たします。
隙間がないようにぴったりと施工しました。
【参考】防水紙の重要性
ルーフィングの上にコロニアルを取り付けていきました。コロニアルは既存の瓦に比べて薄くて軽量なため、建物にかかる負荷も小さくなります。
また、耐震性・耐風性にも優れており、地震大国の日本で広く普及している屋根材です。
防水性を保つために定期的に塗装メンテナンスを行う必要がありますが、適切にメンテナンスすれば30年以上の耐用年数が期待できます。
【参考】スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
下屋の葺き替え工事が完了しました。コロニアル屋根は軽量で耐震性が高く、今後の自然災害にも強い屋根に生まれ変わりました。
長年お客様がお悩みだった雨漏りも解消され、見た目も綺麗になりました。
次回のブログでは、別の下屋に
瓦葺き直しを行った様子をご紹介します。
今回撤去した瓦を有効に再利用します(^^)
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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