千葉市稲毛区|強風による棟板金(棟包み)飛散から交換工事を実施
更新日:2015年12月16日
先日の強風により棟板金が飛散し、雨漏りしてしまったというお問い合わせが多数ありましたが、本日ご紹介いたしますのは稲毛区での棟板金飛散による交換工事の様子です。
棟板金もしくは棟包みとも呼ばれる部分は一般的には馴染みがないかもしれません。棟とは屋根面が交差する部分です。「屋根の棟を包んでいる板金」で棟板金と考えるとイメージしやすいかもしれません。

左写真が今回の棟板金交換工事を行うお住まいです。地上から見ると飛散したのかちょっと分かりにくいですが、屋根に上ってみると一目瞭然です(右写真)。棟を包んでいる板金部分だけでなく、その下に設置されているはずの貫板までも剥がれてしまっています。飛散せずに残っている板金もありますが、かなり変形しているので部分的に交換するよりも丸ごと新しい棟板金にするしかありません。

別の部分の棟板金を見てみると、棟包みを固定する釘が外れかかっています(左写真)。棟自体も屋根から浮いているので、かなり外れやすい状態になっていることが伺えます。釘が浮く原因は、お住まいの近くを通る車や風などの振動もそうですが、釘を打ち付けている貫板が傷んできていることも考えられます。強風時に大きな力がかかったことで、残った棟のコーキング部が外れていました(右写真)。
工事の手配がありますので、当日で工事を行うことは厳しい状態でした。雨が降ると浸水してしまいますのでブルーシートで養生し、後日工事をおこないました。

棟板金工事の手順として、まず既存の棟板金やその下に設置されている貫板を撤去することから始めます。その後、清掃を行い新しい貫板を設置し、板金をかぶせます。固定には今まで釘を使っていましたが、今回はSUSビスを使用します。これにより釘よりも固定力が強いので飛散しにくくなります。板金も錆に強いガルバリウム鋼板を使用しましたので、以前よりも強風にも負けず、耐候性にもすぐれた棟板金になりました!
今回は経年による釘の浮きによって棟包みが飛散してしまいましたが、もし普段から定期的な点検を受けていればこのような事態にはならなかったでしょう。事前に釘が浮いていれば釘を再度打ち込んだり、ビスを増し打ちすればよいのですし、年数が経てば他にも様々な箇所に不具合がでてくるものですので、そういった箇所を随時メンテナンスしていく必要があります。街の屋根やさんでは無料で点検を行っておりますので、屋根に不安を抱えている方はお気軽にご連絡ください。
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