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大津市の大雨がきっかけで漏水した事務所の屋上防水工事について
【工事のきっかけ】
大雨がきっかけで事務所が漏水していると施主様よりお問い合わせをいただき点検に行きました。
もともとアスファルト防水が10年以上前に施されていた為、塗膜防水での工事を提案し工事をしました。
基本情報
- 施工内容:防水工事
- 施工期間:約1週間
- 築年数:40年以上
- 使用材料:ハルスタープライマー、メンブロンクロス、ハルスターコート(A)、JLCトップS
今回は先日の大雨による事務所内の雨漏れで施主様よりお問い合わせをいただき、点検に伺いました。
早速屋上へ上ると、アスファルト防水の上に複数の水溜まりができていました。
事務所内で雨漏れしている場所を屋上の位置から推測していき、じっくり点検していきます。
この部分が事務所内で雨漏れしている箇所に該当します。
よく見ると、水溜まりの他に苔が生えています。
常日頃、この部分に水分がある為、生えているのです。
もう少し視野を広げてみると、向かって右側の立ち上がりの高さ半分まで濡れています。
これはここまで水位があったことが伺えます。
怪しい部分がわかったところで、ブルーシートで養生します。
そして雨が降るのを待ち、事務所内に雨漏れが止まったことを確認。
やはり、ここが雨漏りの原因でした。
早速、工事に取り掛かります。
今回は10年以上前にアスファルト防水を施されていたので
上から防水をする、塗膜防水であるオーバーレイ工法をご提案しました。こちらは増し塗で防水層を厚膜化させて増強させる工法です。
そして、下塗り塗料であるハルスタープライマーを使用し、塗装面の密着性を高めた後、写真にある黒色のハルスターコートとという防水塗料で中塗りとして塗布します。
右側の作業はアスファルト防水の継ぎ目部にメンブロンクロスという補強布を敷き塗っていきます。
ちなみにこの塗料は合計で3回重ね塗りします。
中塗りが乾燥したのを確認した後、
2回目のハルスターコートで上塗りをします。
もちろん晴れた日に行うため、予め天気予報の確認は必須です。
日を改めて、3回目の上塗りです。
このように重ねて塗布することで、防水性を高めていきます。
最後に仕上塗りとしてJLCトップコートを塗布します。
JLCトップコート2回目塗布の様子です。
プライマーを除いても、上塗り3回、仕上塗り2回の計5回塗布をしています。
こちが完成した様子です。
5層の塗膜が既存のアスファルト防水の隙間も埋めてくれて、
雨漏りもなくなり施主様に大変喜んでいただけました。
最後に今回使用した材料を紹介します。
【メンブロンクロス】
別名合成繊維メッシュ。
塗膜防水材と一体化することにより、強靭な防水層を形成し、膜厚の均一化を図ります。
【ハルスタープライマー】
下塗り塗料で塗装面の密着性を高めたる役割をします。
【ハルスターコート(A)】
中塗り・上塗りと使用する塗膜防水塗料です。
既存防水層を撤去しないで施工ができる為、
工期が短縮できることと、既存防水層と新設防水層のダブルの防水機能を活かせます。
【JLCトップコートS】
仕上塗りとして使用する塗膜防水塗料です。ハルスターコートの上から塗ることによって、防水層を守るために塗布します。
防水層は外壁塗装に比べて、日中ずっと太陽光に当たっており、また防水層は紫外線にとても弱いので、トップコート塗装をして守ってあげる必要があります。
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