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岸和田市の苔が生えたスレート屋根と塗膜が剥がれた雨樋を塗装
【工事のきっかけ】
岸和田市N様邸のスレート屋根の塗装の様子を
施工事例でご紹介しま
す。
N様邸は築40年が経過した木造・2階建ての住宅です。
以前、街の屋根やさん岸和田店でベランダの波板張替えをしていただいたことがあり、その時に屋根を点検させていただくと、スレート屋根の塗り替え時期を迎えていたので、今後のメンテナンスについてご説明させていただきました。
そのことがきっかけで屋根の塗装のご相談をいただき工事に至ります。
基本情報
- 施工内容:その他塗装
- 施工期間:7日間
- 築年数:約40年
- 施工費用:足場費用・・約20万円 屋根塗装・・約37万円 その他塗装・・約16万円(それぞれ税込み)
- 使用材料:日本ペイント・サーモアイSi・サーモアイシーラー
N様邸の屋根はスレート葺きです。
スレートとは厚みが約5mmの平らな板状の屋根材のことで、主にセメントと繊維質でつくられています。
セメントや繊維質はもともと吸水性があることから表面を塗装して防水性を加えています。
スレートに施された塗膜は永久的ではなく必ず傷んできますので、そうなると防水性が低下して雨漏りしたり、スレートの劣化を進めてしまいます。
スレートを塗装すると、雨水を弾くようになりますので、スレートの寿命を延ばして雨漏りを防止することができますので、定期的に塗り替えてメンテナンスしましょう。
それでは岸和田市N様邸のスレート屋根の塗装の様子を順番にご紹介させていただきますので、
スレート屋根の塗り替えをご検討されている方は是非参考にしてくださいね!
スレートについては下記のリンクでも詳しくご紹介しています
➡ スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
塗装工事で使用する足場を設置しました。
N様邸はこの工事で屋根・雨樋・雨戸・庇などの鉄部の塗装を行います。
外壁は塗装しませんが、雨樋や庇を塗装するために全周に足場を設置しました。
足場を設置するとなるとそれなりに費用が掛かってしまいますので、足場が必要になる工事を同時に行うと足場の費用が一度ですみます。
足場についての記事はこちら
➡
一度の足場で二度おいしい、屋根
・外壁工事
N様邸の屋根の現況です。
スレート屋根の塗膜が傷んで雨水を弾く力が低下している状態でした。
スレートの塗膜が傷むと雨水を吸い込み、汚れが付着しやすくなり、日当たりの悪い面には苔が生えやすくなってしまいます!
また、スレートが雨水を吸いこんだり乾燥する動きを繰り返すうちにスレートが反ってきてひび割れるなど様々な劣化症状を引き起こしてしまいますので、そうなる前に定期的な塗り替えが必要です。
スレート屋根の棟には【棟板金】という板金が取り付けられています。
棟とは屋根の頂点の水平部分のことで、そこに取り付ける板金を棟板金と言います。
棟板金は釘で固定されているのですが、経年で釘が緩んで抜けてきていました・・!
棟板金を固定している釘が緩んだり抜けてくると、強風で板金が飛ばされる危険性がありますので注意が必要です。
屋根塗装する前に、棟板金を固定している釘の緩みを解消しないと、塗装では元に戻りません。
N様邸の棟板金を固定している釘を抜けにくビスに交換してしっかりと締め付けました!
屋根の塗装では棟板金も一緒に塗り込みますので、見た目も美しくなります。
棟板金は規格のサイズが2mと決まっているので、各住宅の棟の長さに合わせて繋いで施工されています。
複数の棟が合流する地点を【棟のかき合い】と言い、板金同士の継ぎ目になりますので、必ず隙間ができます。その隙間から雨水が浸入しないようにシーリングを充填していたのですが、劣化してひび割れている状態でした。
棟のかき合い部分に充填しているシーリングが割れると、そこから雨水が浸入して雨漏りしたり、棟板金を固定する下地
の貫板が
腐食する原因になってしまいます。
この症状も塗装では改善されないので、塗装する前にシーリングを打ち直しました。
街の屋根やさん岸和田店は、お住い全体を
事前にきちんと調査し、補修が必要箇所があればご提案させて
いただいております。
屋根の上の見えない部分の修理もカメラで撮影してご説明させていただいておりますので安心してお任せくださいね!
「屋根の点検を一度もしたことがない・・」という方は、街の屋根やさん岸和田店のお住いの無料点検を是非ご利用ください。
街の屋根やさん岸和田店のお住いの無料調査について
➡ 街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消!
それでは、岸和田市N様邸の屋根塗装の様子をご覧ください!
皆さまは「高圧洗浄」のことをご存じですか?
最近は、家庭用の高圧洗浄機が販売されていますので、目にすることが増えてきました。
高圧洗浄機は、強い圧を掛けた水がノズルから噴射する機械のことです。
ノズルから噴射する水で、塗装面の汚れや旧塗膜などを落とす作業のことを【高圧洗浄】と言います。
塗装面に汚れや剥がれかかった塗膜が残った状態で塗装すると、せっかく塗った塗料がしっかりと密着せず剥がれてくる可能性があるため、塗装前には必ず高圧洗浄します。
N様邸はこの工事で屋根と雨樋や雨戸を塗装しますが外壁は塗装しません。
ですが、屋根を洗浄した時に汚れた水しぶきが飛散したり、外壁に流れてしまうので、外壁も高圧洗浄機できれいに洗浄させていただきました。
外壁を洗う機会は塗り替えのタイミングしかないと思いますので、塗装をしなくても洗浄でできるだけきれいに整えています。
屋根を洗浄した後、乾燥させた時
の様子です。
スレートの表面の塗膜が剥がれて全体的に白くなっていますね!
これは既存の塗膜の密着力が低下していたことを表しています。
汚れや苔、古い塗膜がきれいに取り除かれました!
ですが、このまま直に塗装すると、塗料がスレートに吸い込まれて表面に残る塗膜の厚みが薄くなってしまいます。
そこで行うのが【屋根の下塗り】です。
屋根塗装について詳しくご紹介した記事です
➡
屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復
させましょう
スレートが塗料を吸い込んでしまわないように、下地を固めて吸い込みを抑える効果がある塗料で下塗りします。
下塗り塗料はこの後に続く中塗り・上塗りを行うと塗料で隠れて見えなくなりますが、塗膜に厚みをもたせて仕上げるために行う重要な工程です!また、下塗り塗料には接着効果もありますので、下地に
上塗り塗料をしっかりと密着させる役割もあります。
下塗り後、タスペーサーを使用して屋根の縁切りを行います。
屋根の縁切りとは、スレートの隙間を開ける作業のことです。
スレートは1枚1枚釘留めにより葺かれていて、重なり代に隙間があります。その隙間は雨水が流れる経路になっている為、塗装時に塗料で隙間が埋まると雨水が溜まって雨漏りすることがあるのです。昔は
塗装して屋根がきれいな状態になった後、カッターで隙間を開けていましたが
、見た目が悪くなってしまうのと、作業効率が悪いというデメリットがありました。現在は【タスペーサー】という縁切り部材があり、塗装前にスレートの隙間に差し込むと塗料で隙間が塞がることはありません!
屋根を下塗りした後、タスペーサーを挿入して雨漏りを防止しました。
続いて行うのが中塗りです。
N様邸では日本ペイントのサーモアイSiという屋根用の遮熱塗料で塗装します。
サーモアイSiは屋根用のシリコン系遮熱塗料です。太陽の熱を反射して遮る性能があり、室内の冷暖房の効率を上げたい時に有効です!
屋根全体を丁寧に中塗りして、乾燥させてから上塗りしました。
中塗りと上塗り、それぞれ分けて塗装することで、塗膜が二重になり厚膜に仕上げることができます。
また、2回に分けて塗装することで塗りムラのない美しい屋根になります。
塗料の性能を発揮させるためには塗膜に既定の厚みが必要なので、厚みをもたせるために中塗り・上塗りしないといけません。
屋根塗装完了です!
色褪せたスレート屋根が新しい塗料で覆われて美しく仕上がりました!
棟板金も一緒に塗り込んでいますので、今後の錆が抑えられて長持ちします。
スレートの寿命は10年~20年と言われていますが、10年に一度を目安に塗り替えてあげると、その寿命を延ばすことができます。
「屋根の上はあまり見えないから」とメンテナンスを怠ると、スレートが傷んで脆くなり、塗装でのメンテナンスができなくなることもありますので注意しましょう!
N様邸で使用した塗料は日本ペイントのサーモアイSiで、色はクールコーヒーブラウンです。
サーモアイSiってどんな塗料?気になる方は下記のリンクをご覧になって下さいね!
➡
夏の暑さを軽減する塗料、サーモアイシリーズについて
「雨樋がボロボロになって見た目が悪いので塗装してほしい」というご相談をいただき、雨樋・雨戸・庇などの板金部分を塗装することになりました。
N様邸の雨樋は塩ビ製(塩化ビニール製
)で、以前塗装されたそうですが、その時の塗膜が傷んでポロポロと剥がれてきていました。
もともと白い雨樋だったようですが、その上に茶色い塗料で塗装されていたので、塗膜が剥がれると本来の白い雨樋が見えてきて見た目が悪くなってしまいます!
雨樋の剥がれかかってきている塗膜をそのままに塗装すると、下にある塗膜と一緒に剥がれてくる可能性があるため、密着性が低下している塗膜を落としてから塗装しました。
この作業のことを「ケレン」と言います。
ケレンは主に塗装前に鉄部の錆びや古い塗膜を落とす作業のことです。
ケレンするときに塗装面に細かい傷をつけると塗料の密着性が良くなって長持ちします。
ケレン作業で既存の塗膜を落としてから塗装しました。
塗膜が剥がれて見た目が悪くなっていた雨樋に艶が戻り、美しくなりました。
塩ビ製の雨樋は、紫外線の影響で劣化して割れやすくなりますので、塗膜で保護してあげると劣化を送られることができ、長くご使用いただけます。
雨樋の定期的な
塗装は美観性と耐久性を向上させるためにお勧めしています。
雨戸も塗装しました。
N様邸の雨戸のルーバー部分は鉄製で、経年で錆が発生していました。
紙やすりで錆を落としてケレンし、表面に細かい傷をつける作業(目粗し
)を行なってから塗装しました。
雨戸の色は建物の外観に合うように塗装職人が塗料を調色して作った色です。
庇の板金部分も塗装しました。
庇の板金はカラー鋼板という表面を塗装された鋼板で、経年で錆が発生する素材です。
一度錆びつくとどんどん進行して穴が開いてしまいますので、錆を落としてからきちんと塗装させていただきました。
ベランダの鉄製の手すりも塗装しました。
鉄製の手すりは昔は多くの住宅で使用されていましたが、錆の影響で雨漏りする事例がたくさん出てきたので、最近ではアルミ製の手すりが主流になっています。
手すりも長持ちさせるために錆を落として塗装しています!
壁際水切りも塗装しました。
壁際水切りとは外壁を伝ってきた雨水が内部に浸入するのを防ぐ金物のことです。
壁際水切りもカラー鋼板を使用していたので今後の錆びを抑えるために塗装させていただきました。
塗装前の外観です。
雨樋の塗膜が剥がれて道路側から見ても目立っていました。
雨樋を塗装して全体的に引き締まった印象に!
外壁は塗装していませんが、
この工事で下屋も塗装し
たので、きれいに見えますね!
岸和田市N様邸の現場ブログは下記のリンクよりご覧になって下さい
「前にベランダの波板を張替えた時に、屋根のことを聞いていたので、そろそろ塗装しないといけないかな、と思って相談しました。雨樋もきれいになって気持ちがすっきりしました。ありがとうございました」
傷んでいた屋根を塗装してきれいになりましたね!きちんと段階を踏んで塗装していますので、安心していただけたらと思います。
また何かお困りのことがありましたらいつでもご相談くださいね!
屋根塗装では足場が必ず必要です。
足場を設置するにはその都度費用が掛かってしまうので、できれば屋根・外壁ともに塗装することをお勧めしています。
塗装について分からないこと、心配なことがありましたら街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね!
街の屋根やさん岸和田店はご相談・調査・お見積りは無料です。
初めてご相談する方もお気軽にお声かけくださいね。
ご相談の方法はいくつかあります(*^-^*)
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