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菊池郡大津町にて台風により雨漏りが発生し外部・内装の雨漏り修理|コーキング補修や瓦交換、天井・床の補修を行った工事詳細
大津町 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
菊池郡大津町のK様より、「台風の後から雨漏りが発生した」とご相談をいただきました。
和室の天井に雨漏り被害があり、天井裏にも木材が濡れる被害を受けていました。
屋根の点検を行うと、台風時の強風により、壁際の漆喰が欠落したり、谷板金部の瓦が飛散する被害を受けており、雨漏りの原因になっていました。
また、外部柱やベランダに打っているコーキングも劣化しており、雨漏りの一因になっていると見られました。
K様には雨漏りの原因解消として、壁際漆喰のコーキング補修、谷板金の瓦交換、柱・ベランダコーキングの打ち替えをご提案しました。
また、被害を受けた内装に関しても、天井張り替えと床クッションフロア張り工事をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
基本情報
- 使用材料:シーリングプライマー、シリコンシーラント、瓦(1枚)、南海プライウッド和室天井材『山水』(3坪)、東リクッションフロアシート『CF3704』(16㎡)
室内を確認すると、和室の天井に雨漏りのシミが見られました。
大量の雨水が侵入していると考えられるため、早めに対処しないと被害箇所がどんどん大きくなってしまいます。
次に天井裏を調査したところ、木材が水で濡れた跡が見つかりました。
このまま放っておくと、部材の腐食やシロアリ被害、建物の耐久性や断熱性の低下につながる恐れがあります。
壁際では、漆喰が欠落して穴が開いている箇所を発見しました。
この隙間から雨水が侵入している可能性が高く、雨漏りの原因の一つと考えられます。
外壁の間にある木製柱やベランダの手すり部分では、過去に施工されたコーキングが劣化している箇所がありました。
コーキングが劣化したことで隙間が開いているため、コーキングの補修が必要です。
下屋の谷板金周りでは瓦が一部なくなっている箇所が見られました。
恐らく、台風の強風で瓦が飛散したものと思われます。
谷板金は大量の雨水が集中して流れる場所であるため、瓦の欠落した隙間から雨水が侵入し、雨漏りの主な原因になっていると考えられます。
【参考記事】屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法
雨漏りの原因を解消し、被害を受けた内装も修繕します
雨漏り診断の結果、雨漏りの原因は以下の3つであると特定しました。
- コーキングの劣化
- 壁際の漆喰の欠落
- 谷板金周辺の瓦の飛散
調査結果をもとに、お客様には以下の修理内容をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
雨漏り修理の基本的な手順として、まずは雨漏りの原因である外部の修理を行い、雨漏りが解消されたことを確認してから内装工事を行うことになりました。
建物の真壁柱部分では、既存のシーリングが経年劣化により剥離していました。
大きく亀裂もできており、雨漏りや建物の劣化が進行する原因になるため、以下の手順でシーリング打ち替えを行いました。
古いシーリングを撤去
皮スキなどで劣化したシーリングを綺麗に取り除き、シーリングを打つ箇所を清掃しました。
シーリングプライマー塗布
シーリングの接着力や耐久性を高める効果があります。
新しいシーリング材充填
今回は比較的耐久性に優れた「シリコンシーラント」を打ち、隙間を埋めました。
真壁柱の亀裂のシーリング補修が完了しました。
できるだけ美観性を損なわないよう、茶色のシーリング材を使用したことで、補修箇所が目立たないように仕上がりました。
【参考記事】シーリングやコーキングの種類と使用法
谷板金周辺の一部の瓦が台風で脱落していたため、新しい瓦に交換を行いました。
谷部分の形状に合わせて瓦を適切にカットし、ピッタリ納まるように取り付けました。
小さな破損に見えるかもしれませんが、少しでも割れや脱落があると雨漏りの原因になるため、瓦のトラブルは早めに補修しましょう。
【参考記事】ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにお任せください
台風で被害を受けた庭のピザ窯の撤去作業も行いました。
2トントラックを手配し、解体作業を行いました。
作業中は近隣へのご迷惑とならないよう、粉塵対策や騒音防止に細心の注意を払いました。
雨漏りの原因となっていた箇所の修理が完了し、新たな雨漏りの心配がなくなったことを確認できました。
今回は雨漏り被害を受けた内装の工事に着手させていただくことになりました。
雨漏りの被害を受けた和室は、格天井と呼ばれる伝統的な天井でした。
格天井とは、伝統的な和室建築で用いられる装飾天井の一種です。
木材を縦横に組んで格子状の枠を作り、その一つ一つの区画に天井板を嵌め込んでいきます。空間に格調高い雰囲気を与え、落ち着きと深みをもたらす効果があります。
既存の天井板を剥がし、格子の枠ごとに一枚ずつ、新しい天井板を取り付けていきました。
格子の枠組みには大きな被害がなかったため、そのまま活かすことができました。
格天井では木目の方向を枠ごとに互い違いに配置する「市松模様」で仕上げます。
今回使用した天井板は、南海プライウッドの和室用天井材『山水』です。
格天井の天井板の張り替えが完了しました。
雨漏りのシミができて見た目も悪くなっていましたが、張り替え工事により和室本来の趣きが蘇りました。
雨漏りで水濡れ被害を受けた床板には、クッションフロアシートを上張りしました。
クッションフロアには東リのクッションフロアシート(品番:CF3704)を採用しました。
落ち着いた色合いで耐水性に優れており、万が一水濡れした場合にも被害を受けにくくなります。
これで全ての雨漏り修理が完了しました。
当店では雨漏りの原因解消と被害を受けた内装、どちらも工事を承っております。
雨漏りでお困りの方は、一度当店までご相談くださいね。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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