丸亀市 軒先の瓦が飛んで無くなっているお家に点検と合わせて雨漏り調査
更新日：2025年2月4日
築40～50年、木造で日本瓦を使用しているお家です。
土地が大きく納屋や増築などで建物がたくさんありますね！
写真真ん中にあるのが母屋で今回はこちらがメインになっていきます。
それではもっと近くに寄って見ましょう！
確かに瓦が４枚ほど無くなっていますね。
しっかり見てみると、このお屋根は土葺きですが瓦の下にあるはずの土まで無くなってしまっています。
お客様に聞いてみると、瓦が無くなったのは５年程前とのことで長い期間をかけて土も一緒に流れていってしまったと思われます。
このまま放置してしまうと下地材などが腐ってしまい、屋根が部分的に落ちてきたり、さらに大きな被害に繋がってしまったりと
たくさんのリスクが出てきますので今すぐにでも修繕をお勧めします。
では次の場所を見ていきましょう！
よく見てみると屋根の上に何か落ちていますね(;^ω^)
これはのし瓦と水切り漆喰が取れて落ちてしまっている状態です。
この「のし瓦」と「水切り漆喰」はどちらも雨水の侵入を防ぐというとても大切な役割があります。
なのでこのまま放置していると雨漏りが起きてしまいます。
こちら少しわかりにくいですが一番下の瓦をみてください。
瓦がズレているのが分かりますね。
瓦がズレてしまうと一枚一枚の間に隙間ができてしまい雨漏りの原因となってしまうのでこちらも早めの修繕を
お勧めします。
そして、お客様に言われてこの面の下を見てみると、、、
かなり長い期間漏れていたようで木材が腐っていました。
ここは他の建物との取り合い部になるので複雑に入り組んでいたり、谷板金があったりと
雨漏りの要因がたくさんあるのでしっかり原因を追究しないといけません。
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