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日立市の不規則にひび割れたスレート屋根を調査しカバー工法をご提案
更新日:2024年1月8日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、日立市で行ったスレート屋根の調査の様子をお届けいたします。
お客様より「雨漏りが徐々にひどくなっているかもしれない…」とのご相談をいただき、早速現地へおもむき点検を実施しました( 'ᴗ' )و✧
お住まいは築40年以上が経過した平屋住宅で、20年ほど前に新築そっくりさんでフルリフォームをしています。しかし、10年も経たないうちに雨漏りのような状況になり、メーカーさんが調査をしましたが、結局原因は分からずじまいでした。
問題はないと言われたものの、それ以降も症状が続いているため、とてもご心配だそうです。
梯子で上に登る前に、地上から屋根を見上げましたが、少々嫌な予感…(>_<。)
屋根材に使われている平板化粧スレートは、20年前のフルリフォームで新たに設置されました。
製造は2003年前後だと考えられますが、この時期の平板スレートは、種類によってひび割れや表層剥離などが発生する場合があり、注意が必要なんです( ;ㅿ; )
スレートに
不規則なひび割れが起こり、端部のあちこちで欠けが見られますね。
こちらの屋根はアスベスト(石綿)の規制に伴って製造された、ノンアスベストの先駆け的な商品で、
「コロニアルNEO」という種類になります。
移行期だったこともあり、十分な検証がされないまま多くの住宅に使われたノンアスベスト屋根材は、10年程度でひび割れが生じ、徐々に砕けてボロボロなる現象が報告されるようになりました。
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約10年前に塗装を行ったとのことですが、高圧洗浄時に破損したのか、割れた部分にコーキングで補修した跡があり、その上から塗料が塗られていました。
コロニアルNEOは、「塗装は絶対ダメ!」ではありませんが、脆く崩れやすい特性上、メンテナンスとしての塗装は不向きと言えるでしょう。
ここまでひび割れが顕著に現れると、洗浄工程で屋根材がバラバラになる恐れもあります。
よって塗装での改善は非常に難しく、葺き替えもしくはカバー工法が善策です( ・ㅂ・)و ̑̑
室内を見せていただいたところ、桟を中心に木製の天井材に雨漏り染みが広がっていました。
天井裏から内部を確認した結果、雨漏りの原因箇所は棟違い部の可能性が高いと判断しました。
棟違い部とは、片方の屋根面の軒先が同じで、高さが異なる低い屋根の棟が屋根面と交差する部分を言います。
間取りによってこのような形状に作られますが、交わる箇所が弱点となり、雨漏りの危険性が高くなります。
日立市のお宅は、新築そっくりさんで屋根の雨仕舞いを先に行い、その上で外壁を新たに貼っているので、滅多なことでは雨水が漏れないはずですが…σ(・´-・`*)
おそらく、破風板と屋根がぶつかる部分への雨漏り対策が不十分だったのでしょう。
上部にあるケラバには、捨て水切りが入っていないように見えます。
捨て水切りは屋根の内側に配するL字型の板金で、隙間から侵入した雨水を防止しつつ、外側へ誘導する役割を果たしています。
捨て水切りが設置されなかったために、ケラバ板金に吹き込んだ雨水が破風板を伝って棟下まで達してしまい、雨漏りを引き起こしたのでしょう。
改修工事の際には、十分な雨漏り対策を施す必要がありますね。
ここで、当社がこだわる棟違い屋根の雨仕舞いをご紹介しましょう。
カバー工法を行った現場を例に説明しますね。
既存の屋根に新たに敷設する粘着型防水紙は、防水対策として壁際板金を覆うように立ち上げ、しっかり貼り付けます。
その上に水に強く腐食しない樹脂製垂木を通し、側面に雨水を軒先にスムーズに排出してくれる捨て水切りを取り付けておきます。
そして、端部に吹き込み防止用の立ち上げ加工を施した屋根材(エスジーエル鋼板を使用)と、壁際板金を設置しました。
温存した部分に新しい棟際板金でカバーすることで二重になり、より雨漏り対策が万全となります((*^^)v
雨漏りが発生しやすい棟違い部は、雨水が内部に廻らないよう、加工した排水対策用の雨押さえ板金を配置。
さらに!ケラバ板金の下に捨て水切りを設けることで、何重もの吹き込み防止対策を行いました。
このような雨漏り対応は当店の標準施工で、同じ仕様でお見積りを提出したところ、工事を任せていただくことになりました(∗ˊᵕ`∗)
スーパーガルテクトを用いた屋根カバーは、1月下旬に着工予定です。
不規則にひび割れたスレート屋根がどのように変わるのか?詳しい工事の模様は後日改めてご報告しますね!
屋根を改修する際には、細部まで対策を実施する必要があります。屋根面同士が交差する棟、外壁との取り合い等々、
雨漏りの温床になりやすい接合箇所の施工はとても重要なんです。
街の屋根やさん水戸店は、様々な屋根に対処できるプロフェッショナルな専門店です。「どんな状態なのか一度見てほしい」というご相談でも大丈夫!ぜひ当店の無料診断をご活用くださいね
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