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日立市で工場や倉庫の工事に対応!屋根全面から部分修繕まで実例を紹介
更新日:2023年9月6日
日立市の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
「ものづくりのまち」として全国的にも有名な日立市は、市内各所に様々な規模のものづくりに関する建物が立ち並んでいます。そこで今回は、当店がこれまで行った工場や倉庫の屋根工事の実例をピックアップして、ご紹介したいと思います٩(ˊᗜˋ*)و
工場や倉庫は大切な資産です。定期的なメンテナンスは欠かせないとお考えでも、実施するタイミングが難しく先送りになるケースも多いでしょう。
安心と安全な環境で生産性を維持するためにも、ご参考いただければ幸いです。
工事例①大型工場・倉庫の全面改修にはカバー工事がお勧め
屋根カバー工事は、現在の屋根の上に新しい屋根材を被せる工法で、重ね葺きとも言われています。
一般の住宅でも用いられる改修方法なので、ご存知の方も多いかと思いますが、大規模な建物にもとても有効な工事です。
「毎年のようにどこかしら不具合に出て、繰り返し部分的な修繕を行っている」という場合は、廃材が少なく効率よく施工ができる屋根カバーはいかがでしょうか( ´͈ ᵕ `͈ )
こちらの大型倉庫は、折板屋根に太陽光パネルの設置を予定していましたが、当店で調査を行ったところ複数の雨漏りと破損箇所が見つかりました。
発電用パネルが置かれた後では容易に修繕ができないため、先に屋根カバー工事で不具合を改善することになりました。
まず下処理として、屋根材を固定するボルトの錆を落とし、塞がっていたねじ山を復活させます。
そこに新しい屋根の重ね葺き用の金具を一つ一つ締め込み、屋根の先端部に生じる空間には、面戸と呼ばれる隙間を塞ぐ部材を取り付けました。
25tのラフタークレーンで長尺の屋根材を荷揚げする間に、棟包みの取り外しを進めます。
倉庫でも住宅と同様に屋根の凹凸をなくし、できるだけ平坦にする必要があり、屋根の頂上に配された金属製の板金を解体・撤去しました。
18mもの長さの屋根材を、既存の折板屋根に重ねて葺く作業は、複数の職人が縦一列になり、ずれないように配慮しながら、順次ボルトで締めてしっかりと固定していきます。
漏水のリスクが高い壁との取り合いや、水上側と水下側の屋根材に加工を施し、万全の雨仕舞いを行いました。
大型屋根用の雨樋と、新しい棟包みを設置して屋根カバー工事は完成しました((*^^)v
屋根面積が972㎡(約294坪)にも及ぶ広さの屋根でも、大がかりな作業だけではなく、1本のボルトの錆取りから始まっています。
そしてそのボトルの錆が、雨漏りを引き起こす原因にもなり得るのです。
定期的な点検で劣化や腐食などが見つかる場合もありますので、計画的なメンテナンスをお勧めいたします。
詳しい工事内容➤
桜川市での倉庫屋根雨漏りは折板屋根カバー工事で解消されました
工事例②台風で被害を受けた大型施設屋根の部分葺き替え
重ね葺きのカバー工事は、屋根を新調する工事よりも費用を抑えることはできますが、大型の建物の場合はそれでも相応の金額がかかります。
次にご紹介するのは、同じ大型倉庫でも部分的な修繕を行った例です。
今回はこれまでの屋根を撤去して、新しい屋根材に替える屋根葺き替え工事で対応しました(•̀ᴗ•́)و ̑̑
台風の被害を受けた下屋(母屋に付属した一段低い位置の屋根)を葺き替えるため、まず屋根材を解体して撤去します。
残された骨組みの鉄鋼材に、新しい折板屋根を支える山型形状のタイトフレームを取り付けます。
ウレタン断熱材付きの折板屋根を施工する前に、水上側に止水用の面戸を設置しました。
緩やかな勾配の屋根は、一番高い部分の水上にも雨水が逆流する可能性がありますが、この止水面戸がストッパーとなり、雨垂れを防いでくれるのです。
加工が終わった段階で、クレーンで1枚ずつ吊り上げ屋根材を運びます。
土台となる鉄骨に歪みがある場合、どこを基準にして葺き始めても大小のズレが出てしまいます。
水平器で確認しながら幅25mの下屋に折板屋根を葺き、やむを得ずわずかに生じたズレは手直しをして、最終的にぴったりと納めました。
台風という想定外の被害に遭い、今工事では下屋を葺き替えることになりましたが、破損した箇所のみの補修も可能です。
ご予算の範疇でどこまで最善の修繕ができるのか…当店では詳しく調査を行った上で、ご要望に応じたご提案をしております
<(*_ _)>詳しい工事内容➤
阿見町の大型倉庫で台風の被害にあった庇の折板屋根葺き替え完了
工事例③アスベスト含有の波形スレート屋根の葺き替え工事
年数が経過した屋根には、波形のスレート屋根が多く見られます。
耐用年数がとても長く、工場や倉庫によく使われていますが、2004年以前に製造された波形スレートはアスベスト(石綿)が含まれているので注意しなければなりません。
アスベスト含有の屋根材の処分については年々規制が厳しくなり、通常の屋根の解体よりも高額になりますが、ご依頼主様のご希望により金属屋根に変更することになりました(๑•̀ •́)و✧
※当店には石綿含有建材調査者がおりますので、安心してお任せ下さいね。
ボンベを保管する倉庫の波形スレートを慎重に解体していき、鉄骨部が露わになりました。
幸い躯体に腐食はありませんでしたが、もし脆弱な部分がある場合は鉄骨を補強、もしくは交換をしてから工事を進めます。
折板屋根の下地となるタイトフレームは、時間をかけて測った正確な位置に取り付け、完了後にも水糸を張り、数ミリのズレもないように確認することも大切な作業です。
新たに用意した折板屋根に、タイトフレームの間隔に合わせて一つずつ穴をあけ、収まり具合を調節しながらボルトで固定しました。
屋根本体の設置が終わった後、最後に外壁と接する箇所の雨仕舞いにかかります。
調査時には片手が入ってしまうほどの隙間があり、また状況的に既製品は使用できません。現地でガルバリウム鋼板の平板を形状に沿って加工し、雨水の侵入を防ぐ雨押え板金で対策を万全にしました(*ˊᗜˋ*)ノ
アスベスト含有の屋根材を処分せず、廃材がほとんど出ないカバー工事もお勧めです。
破砕しない限りアスベスト入りの建材はほぼ無害ですが、対策はご依頼主様によって様々だと思います。
「葺き替え工事」か
「カバー工事」か?
メリットデメリットを含め、建物の規模や今後の利用計画などからメンテナンス方法を選びましょう。
詳しい工事内容➤
水戸市で鉄骨倉庫の屋根葺き替えはアスベスト含有の石綿スレート
工事例④錆び付いた金属屋根の雨漏りは部分修繕で解決
折板屋根は金属の板を折り曲げて加工しているため、錆に悩まされることも多いと思います。
錆による腐食が雨漏りに繋がったケースをご紹介しましょう。
錆びが進行して朽ち果てた大型のベンチレーターにあいた穴と、屋根を留め付けるボルトの腐食が漏水の原因でした。
使用していないベンチレーターの撤去とその後の回復工事、また錆び付いたボルトにはボルトキャップを取り付け、雨漏りの発生箇所を中心に部分修繕を行いました٩( 'ᴗ' *)
数多くのボルトで固定されている折板屋根は、パッキンの劣化やボルト錆が発端となり、雨漏りが引き起こされる事例がとても多いのです。
工場屋根に設置された二基のベンチレーターを解体します。
切断機など何種類もの工具を使い、職人が2人がかりで作業にあたり、1時間あまりで撤去が完了しました。
続いて、取り外したベンチレーターが撤去跡の穴を塞ぎます。
現場で正確に採寸した後、板金ハサミで切り出した0.8㎜のガルバリウム鋼板で下地を形成し、その上にカラー鋼板で全体を覆いました。
鋼板の繋ぎ目はコーキングで隙間なく接合し、漏水対策を施しています。
錆び付いたボルトには、折板屋根用のボルトキャップを被せ、錆の広がりを抑えるとともに、わずかな隙間からの雨水の侵入も防ぎます。
雨漏りを起こしていた場所以外のボルトも錆び付きがひどく、大半がいつ穴があいてしまってもおかしくない状態です。
キャップの施工は全てボルトを対象にしましたが、約200㎡の屋根に総数610個!
3名の職人がフル稼働で対応しました٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶
折板屋根のメンテナンスの基本は塗装ですが、腐食や穴あきが発生すると塗り直しただけでは雨漏りを防ぐことはできません。
屋内への漏水が発覚した際には、原因をしっかり特定できる専門業者に依頼した上で、どこまで修繕すればよいのかを確認しましょう。
詳しい工事内容➤
結城市の工場屋根でベンチレーターを撤去し金属板金で穴を閉塞
工場や倉庫の施工例をご紹介してまいりましたがいかがでしたか。
【工場や倉庫の定期的なメンテナンスをご検討中の方】【屋根からの雨漏りや、その他の不具合でお困りの方】街の屋根やさん水戸店では、屋根や始めとした様々な修理や改修を手掛けております。お客様の大切な資産である工場や倉庫を、これからも安心してお使いいただけるようお手伝いいたします!
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