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多治見市にて雨樋の取替と瓦のズレを修理しました
更新日:2023年7月26日
こんにちは、街の屋根屋さん東濃店です。
じめじめと蒸し暑い日が続いていますね。室内でも熱中症になりますのでどうかお気をつけください。
先日、多治見市のお客様より雨樋が破損しているのと、瓦がズレているので直してほしいとお問い合わせをいただきました。
そちらに修理工事に伺ってきましたのでご紹介させていただきます。
雨樋の施工前状況です。
曲り(まがり)と呼ばれるコーナーの部分が割れてしまっています。
雨樋は主に雨水が外壁等に伝わないように設置されているのですが、これでは役割を果たすことができません。
そうなると雨樋周辺の鼻隠しと呼ばれる部材を腐食させてしまったり、外壁のひびに雨水が伝って雨漏りしてしまいます。
右の写真は軒樋と呼ばれ、軒に沿って真っ直ぐに取り付けられている樋です。
写真の軒樋は経年劣化により歪んでしまっています。
このままでは上手く排水できなかったり、割れてしまったりします。
雨樋は部分取替にて修理させていただきました。
雨樋は前述のように曲りや軒樋と細かく名称があるように、細かいパーツを繋ぎ合わせて組み立てられています。
なので、部分取替が可能なのです。
経年劣化による破損においては全取替が望ましいですが、工事費用の工面などもありますので応急処置として部分的に修理するということもできます。
瓦のズレの修理前の写真です。
今回のお客様は湿式工法の瓦屋根で、湿式工法というのは土葺きとも呼ばれ屋根の下地の上に粘土を敷き、その粘土で瓦を固定させる工法です。
ズレた瓦の下に見えているのがその粘土です。
湿式工法のメリットは粘土により、断熱効果が出ることや雨漏り時に粘土が雨水を吸収してくれることなのですが、ここまで瓦がズレてしまっては吸収しきれず、雨漏りしてしまいます。
さらに水を含んだことで粘土が崩れてしまうこともあります。
綺麗に並べ直しました。
これでひとまずは安心ですが、経年により粘土の固定力も弱くなってきます。
さらに、湿式工法は屋根の重量がとても重くなります。そのため、地震のときには軽い屋根材の家よりも重心が上にあるので揺れがより大きくなります。
経年劣化や耐震のことを考えると乾式工法(粘土を使わず釘で固定する工法)で通常の瓦よりも軽い防災瓦に葺き替えたり、スレート屋根や金属屋根も今は和風にも合うデザインのものがあるのでそちらに葺き替えて軽量を図ることをお勧めします。
これから台風の季節になりますのでどんな小さな不具合もぜひお問い合わせください。
大したことないと思った不具合も実は大きな損害の予兆かもしれませんので見過ごさないようにしてください。
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