ホーム > 熊本市東区で棟瓦周辺の屋根リフォーム|棟瓦の取り直し工事で耐…
熊本市東区で棟瓦周辺の屋根リフォーム|棟瓦の取り直し工事で耐震性・耐風性の高い棟になりました
更新日:2023年9月6日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は
熊本市東区にて漆喰が劣化している棟のリフォームを行った様子をご紹介します。
既存の棟は漆喰も劣化して室内の雨漏りも起きていた為、棟補強金物を使った強化棟工法で取り直し工事を行いました。
当店では種類を問わず屋根リフォームを承っておりますので、気になる方は一度ご相談くださいね。
▶
メールでのお問合せはこちら(24時間受付)
前回現地調査を行った熊本市東区のお客様より、工事のご依頼をいただきました。
全体的な葺き直し工事と、部分的な工事の2通りをご提案しましたが、部分的な工事でご依頼いただきました。
お客様からは
・棟瓦取り直し工事
・平瓦の部分補修
・軒樋一部交換
をご依頼いただきましたので、今回のブログでは「強化棟工法」で棟瓦取り直し工事の様子をご紹介いたします。
まずは既存の棟を解体します。瓦屋根の場合、もちろん棟にも瓦が使用されているのですが、こちらの棟には加工した鋼板が取り付けられていました。
こちらの鋼板は取り外し、新しい瓦に取り直しを行います。
大棟を解体すると、瓦がかなり短くカットされており、瓦の長さが足りていない事が判明しました。雨漏りの原因にもなっていた為、瓦を追加で取り付ける必要があります。
また、大棟は下地が傷んで雨漏りの原因にもなっていた為、ルーフィングを敷いて防水しておきました。
▶
防水紙の重要性
棟部に「棟補強金物」と呼ばれるステンレス製の補強金具を取り付けます。今回行う強化棟工法には、この棟補強金物が欠かせません。
補強金物は棟瓦を固定する為の「芯材」を取り付ける役割があります。
野地板(屋根下地)にビス留めしている為、簡単に外れる事はありません。
先ほどご紹介した棟補強金物に、「芯材」と呼ばれる木材を取り付けます。芯材は冠瓦を取り付ける為の下地木材となります。
芯材もステンレスビスで棟補強金物に固定されています。
芯材に沿って「なんばん漆喰」と呼ばれる黒い漆喰を詰めていきます。
なんばん漆喰は通常の漆喰の原料に加え、特殊なシリコンや防水剤が加えられている為、防水性・耐久性が高い特徴があります。
漆喰というと白いイメージがありますが、今回は黒いなんばん漆喰を使用しています。
白いなんばん漆喰もありますが、性能はほとんど違わず、価格は黒い方が比較的安価です。
施工後に見えなくなる部分には、黒いなんばん漆喰を使用する事が多いです。
棟部に「冠瓦(かんむりかわら)」と呼ばれる瓦を取り付けていきます。7寸丸と呼ばれる冠瓦を直接棟に被せる為、棟に高さが出ず、重量も抑えられ、風の影響も受けにくくなります。
冠瓦はパッキン付きのステンレスビスで芯材に固定しています。ビスにパッキンが付いている為、ビス穴に隙間ができず、防水性も保つ事ができます。
これで
冠瓦、芯材、棟補強金物、屋根下地が全て一体化され、
耐震性・耐風性の高い棟瓦になりました。
▶
瓦屋根を更に軽く!棟瓦の乾式工法で住宅の耐震性を向上
棟瓦の取り直しリフォームで耐震性・耐風性の高い棟になりました!
今回のブログでは瓦屋根の棟取り直しリフォームの様子をご紹介しました。
次回のブログではズレが生じていた平瓦の一部葺き直し工事、脱落していた軒樋の補修工事の様子をご紹介します。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。