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神戸市兵庫区で安心の瓦屋根修理なら!防災対策も叶う積み替えリフォーム!
更新日:2023年8月9日
※2023年8月9日
記事更新
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です(*^^*)
今回は、神戸市兵庫区にて防災棟の施工をおこなった瓦屋根修理の様子をご紹介いたします。
台風により、瓦が剥がれて崩れてしまった棟の修理です。
近年は特に、大型化した台風や地震などさまざまな災害が日本各地で相次いでおり、その度に悲しく辛い住宅被害の光景を目にする事が増えています。
瓦屋根は、他の屋根材に比べて築年数が経っているものも多く、災害時に瓦が剥がれたり崩壊している光景を見かけることがあるかと思いますが、災害に備えた工法と適切なメンテナンスを行えば、瓦屋根は災害時も頑丈に保たれ、被害を防いでお住まいを守ってくれるのです。
神戸市兵庫区にて瓦屋根修理!台風にも地震にも強い防災棟に積み替えました
今回修理をおこなった棟(むね)とは、瓦屋根の頂点にある屋根面の結合部分をさします。
近年、棟の工法は強力棟とも呼ばれる『防災棟』という工法が定番化しました。
防災棟とは、震度7にも耐え、各地域の基準となる風速にも耐えうることを条件としたガイドライン工法(※2000年5月に改正された建築基準法に基づく屋根の工法)によって施工される棟のことです。
棟のメンテナンスをされる際には、この「防災棟」へと積み直す工事をオススメしています(*^^*)
それでは早速、瓦屋根の防災対策である「防災棟」の施工過程をご紹介していきます!
神戸市兵庫区×瓦屋根修理 ①棟瓦を剥がして葺き土を撤去
まずは、既存の棟に積んであった瓦をすべて剥がして解体します。
上写真に見えている土は「葺き土」です。
葺き土とは、昔から昭和前期まで主流であった「土葺き工法」で使われていた瓦の下地材のことです。
土葺き工法は、野地板の上に木の皮などの下葺き材を敷き、その上に土に粘土や砂利などを加えた葺き土をのせることにより、その葺き土の粘着力で瓦を固定していく工法です。
葺き土の粘着力のみで瓦を固定していたため、葺き土が経年劣化して粘着力がなくなったところに台風や地震などの影響を受けて、一気に剥がれて崩壊するケースが多く、防災対策が注目されている現代では採用されなくなった工法です。
もちろん今回施工する「防災棟」に葺き土は使用しませんので、全て撤去していきます!
棟の解体が終わったら、瓦屋根の下地面に「防災金具」を設置します。
棟補強金具とも呼ばれるこの防災金具は、瓦屋根の下地である野地板とこれから施工する棟の土台と瓦を緊結するための重要な部材です。
ビスでしっかりと野地板に固定していきます。
下地面に固定した防災金具に、防災棟の芯となる「垂木」を施工します。
棟芯材とも呼ばれる垂木は、棟の内部で屋根下地と緊結され、屋根材である瓦が雨風や地震などの影響を受けてズレたり剥がれたりしないよう、屋根頂上で天候の影響を受けやすい瓦をしっかりと支える役割があります。
防災金具と垂木を施工した状態を横から見た写真です。
防災棟の根幹となる部分ですので、綺麗な直線が出るように調節しながらまっすぐ丁寧に施工していきます。
垂木の施工が終わったら、次は土材であるなんばん漆喰の施工です。
垂木の周りを埋めるように、なんばん漆喰という土材を使い棟を支える土台を固めます。
そもそも漆喰とは、瓦屋根の瓦の接着や日本家屋の外壁に使われてきた、消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とした塗り材です。
消石灰にすさや海藻のりを加えて水で練り込んだ漆喰は、防火性が高く、長い間美観を保ってくれることから、約5000年も前から世界中で建築物施工時に使われてきました。
なんばん漆喰とは、その漆喰に粘土や油脂、特殊なシリコンなどの防水材を加えたものです。
防水性が高く、雨水の浸入を防いで瓦屋根からの雨漏りを阻止してくれます。
粘着力も高いため、瓦と瓦屋根の下地材を接着したり、屋根と外壁のつなぎ目部分である取り合いにもよく使われます。
また、耐久性も高く耐用年数は約15~20年ほどです。
このように、現在瓦屋根の棟を施工したり修理する場合は、屋根下地と防災金具、垂木を強く緊結し、さらに防水性の高いなんばん漆喰で覆って土台を固めた「防災棟」が主流です。
どんな地域でも起こりうる様々な災害を想定した頑丈な棟です。
そして防災棟の最後の仕上げとして、天辺部分に冠瓦を設置します!
7寸丸という大きな半円型の瓦を先ほどの垂木にビスで1枚ずつ固定を行います。
屋根の棟部分というのは、屋根の頂上部分にあたるため屋根全体で見ても最も雨風の影響を受けやすく、台風などの際には雨水が吹き込みやすい箇所です。
そのため、その棟の天辺に設置する冠瓦の固定にはパッキン付きのビスを使用し、ビスと瓦のわずかな隙間から雨水が浸入しないようにします。
台風で崩れた瓦屋根の棟が耐風力・耐震力を備えた耐久性の高い防災棟に生まれ変わりました!
屋根下地の野地板・防災金具・垂木・冠瓦がすべてビスで緊結され、なんばん漆喰で固定された頑丈な棟となります。
地震や台風などの災害時にも、被害を防いでお住まいを守ってくれることでしょう!
神戸市兵庫区で屋根の点検や修理ご相談なら街の屋根やさん神戸店へ
屋根の修理といっても、今回のような瓦屋根を防災棟へと積み直す工事から、瓦やスレートなどの屋根材1枚の交換、コーキング、屋根全体の葺き替えなど状況によってさまざまな解決策があります。
経験や専門知識がなければ、屋根の劣化具合はどれほどか、修理が本当に必要かどうかなど、パッと見ただけで原因を判断するのは難しいものです。
何より、経験や専門知識もなく屋根にのぼるという行為は大変危険です。
また、原因がわかったとしてもどんな解決策があるのか、工事費用や工期などわからない事だらけで、不慣れで当然かと思います。
「街の屋根やさん神戸店」では、そんな
「原因がわからない」
「解決方法がわからない」
「どのくらい劣化しているのわからない」
「費用がどのくらいかかるかわからない」
といった修理前のご不安を解決するために、プロによる 無料点検 を随時受付けしております。
必要であったりご希望があれば、点検時にトラブルの原因箇所や劣化している部分の写真・動画撮影をおこないます。
その後お客様にお見せしながら親切・丁寧に解説し、メンテナンスがどの程度必要か、どんな解決方法があるかをご説明いたします。
あくまでも、お客様のその後のお住まいづくりのご希望にそって適切なご提案をさせていただきます。
すぐに修理とは考えていなくても、お住まいの劣化状況を知っておきたいというお客様もいらっしゃいます。
ちょっと気になることなど、まずはお気軽に何でもお電話・お問い合わせフォームからお問合せくださいませ(*^^*)
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