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上伊那郡箕輪町屋根リフォーム:化粧スレート屋根を金属屋根にカバー工法:写真で詳しく
【工事のきっかけ】
訪問販売の業者がひっきりなしに来るようになり気になっていたようです、そういうところは信用できないという話を聞いたことがあったとのことで、インターネット検索でみつけたられた弊社、街の屋根やさんにご相談がありました
すぐに調査に伺い、勾配がきつめの屋根でしたが、細かく点検をさせて頂きました。
ご納得のいく提案、金額だったので契約させてもらったとおっしゃっていただき、うれしく思っています。
基本情報
上伊那郡箕輪町で化粧スレート※1の屋根に金属屋根材を重ね葺きするカバー工法の工事を行いました。
勾配がきつめでしたが、屋根足場を架ける必要がないギリギリの勾配だったので、安全対策を講じたうえで、今回はあえて架けませんでした。正直ないほうが作業はしやすいです。
ただ、大きなドーマ※2がありここだけは屋根足場を架けています。
今回はこのカバー工法の工事の様子をご紹介します。
※1化粧スレートとは
粘板岩を薄くスライスした屋根材を天然スレートと言いますが、化粧スレートは人工の屋根材です。セメントを主原料にガラス繊維などを混ぜて板状に成型した屋根材で、比較的安価、軽量、施工のしやすさから人気の屋根材です。対候性が短いこと、割れやすいこと、それ自体に防水性がないので塗装をして防水しなければならず、定期的な塗り替えが必要なことがデメリットです。
※2ドーマとは
屋根から突きでている小さな窓で、鳩小屋などとも呼ばれています。採光、採風が目的で、洋風な見た目の屋根にもなります。屋根工事の際は雨漏り危険箇所なので防水対策が必須となります。
街の屋根やさん松本諏訪平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。
屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
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〇今回の現場の箕輪町ってこんな街
箕輪町は南アルプスと中央アルプスに抱かれた長野県伊那谷の北部に位置する田園工業都市として発展している町です。農業が発達しているほかにも箕輪ダムの紅葉など観光要素、産業分野の先端技術が集結し、ハイテクタウンとしての顔も持っています。
工事前の屋根の状況です。
築25年ということで、化粧スレートの寿命が近くなっています。このまま塗装をして10年もつかどうかという状態です。10年後は間違いなく塗装はできないと思います。
ここで塗装に費用をかけるのであれば、新しい屋根をかぶせて長期間持たせるほうがコストパフォーマンスはいいかと思います。
ということでカバー工法をご提案し、契約していただきました。
工事の様子です。
まずは、邪魔なものの撤去をします。邪魔なものは雪止め金具、棟板金、ケラバカバーなどの主に金属類です。
雪止めは屋根材を剥がさないと取れないので、根元からサンダーで切り落としました。
棟板金は板金を外し、下地の角材(ヌキ)を撤去しました。左の写真がその様子です。
ケラバカバー、ケラバとは切妻屋根の両端、斜めの部分です。屋根材の断面が見えてしまうののでそれを隠すためにケラバカバーを取り付けます。これも撤去します。
ケラバカバーにも下地のヌキが入っています。同じく木製の角材です。
雨が入りやすい位置にあるので水に濡れて腐食していました。ケラバカバーはこのヌキに釘止めされているので、ヌキが腐食すると釘が効かなくなり、強風であおられた板金が飛散するということも考えられます。今まで何事もなく良かったです。
屋根の上に余計なものがなくなったので、新しい屋根材を取り付ける工程です。
ある意味屋根の部材の中で一番重要と言っても過言ではないルーフィング(防水シート)を敷設します。万が一屋根の下に水が入ってしまってもルーフィングがしっかりしていれば雨漏りすることはありません。
弊社では標準的に樹脂シートを芯材にしているチャンピオンルーフィングを使っています。まず切れることはなく長期間防水の役目を果たしてくれるルーフィングです。
屋根材を取り付けて行きます
。
軒先から上へと張っていくのですが、軒先はスターターという部材を取り付けます。今まではスレートの断面が露出したままの軒先ですが、新しい屋根材はスターターで断面を隠します。スレートの一番傷みやすいところをカバーできます。
途中雪止めを入れて屋根材を張っていきます。きつめの勾配の屋根だったので、軒先に近い部分と、棟に近い部分の2段構成で雪止めを付けました。落雪の危険を軽減できると思います。
屋根からの雨漏りで危険なところは 1.ドーマの付け根(谷) 2.天窓 3.下屋根の壁との取り合い です。
今回の工事の一番の肝で難所のドーマの施工の様子です。雨漏り危険箇所トップ3の場所です。
まずはルーフィングで覆って同じ屋根材を取り付けます。大屋根とドーマの付け根を谷と言いますが、ここが雨漏りしやすいところです。谷に板金を差し込んで大屋根とドーマを一体化させます。この一体化が大切で、つなぎ目だったり取り合いというところが雨が入りやすいので、ここを完全にふさいでしまします。もちろん谷板金にはつなぎ目はなく上から下まで1枚です。
屋根の頂上を主棟と言います。
ドーマの主棟に棟板金を取りつけました。下地はヌキを入れるのですが木製ではなく樹脂製のヌキを使います。樹脂製なので雨で腐食することはありません。経年でやせることもありません。
ここに棟板金をパッキン付きのビスで止めます。釘ではないのでゆるんだり抜けることもありません。
大屋根の棟も同様に板金を取り付けます。大屋根は四方向に勾配がある寄棟という形状です。
ドーマは2方向の勾配の切妻という形状だったので主棟だけでしたが、寄棟の大屋根は頂上から四隅にも棟が下りています。下がり棟(さがりむね くだりむね)といいます。同様に樹脂製のヌキを下地にして板金を取り付けています。
工事が終わりました。
ドーマも大屋根と一体化になって雨漏りの心配はまずありません。
サビにくいSGL鋼板の屋根材なので15年から20年はメンテナンスしなくても大丈夫かと思います。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根、外壁の点検、調査、お見積もりは無料です。屋根、外壁でお困りごと、お悩み事がありましたら一度ご相談ください。
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