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日立市で古い屋根を撤去して下地作成!棟の木製貫板が腐食していました
更新日:2024年12月24日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
日立市で2階屋根の葺き替え工事がスタートしました。本日はそちらの現場より、「古い屋根材の撤去→野地板の増し張り→防水紙の敷設」までの過程をご紹介したいと思います。
葺き替えのきっかけとなったのは、破損を繰り返す軒天のご相談でした。
では、なぜ屋根工事も必要だったのか!?調査状況を簡単に振り返ってみましょう。
ベニヤ板製の軒天は所々煤けて剥がれ、軒先に近い部分に雨染みのような跡がありました。
内部を確認したところ、下地の垂木が腐食して欠けています。
どこから雨水が染み込んでいるのか?破損を繰り返さないためにも、原因を突き止める必要があります。
水が染み出していた軒天の上部の棟板金は、不自然に浮き上がり、手で簡単に持ち上げられるくらい弱った状態でした。棟板金を固定するための釘は大半が抜けてしまい、長期間雨水に晒されていたらしく、土台の貫板はボロボロに砕けていました
( ;ㅿ; )軒天を改善する前に、漏水の原因の棟板金を下地から交換しなければなりません。
築40年という点も考慮し、
屋根材・防水紙・棟板金の全てを一新する葺き替え工事を行うことになりました。
現場調査時の詳しい記事➤
日立市で軒天の張り替え相談があり診断!下地不良や屋根からの漏水も確認
今回は2階の屋根が対象となりますので、高所作業用に足場を架設します。
足場は安全性を確保することはもちろんですが、効率や作業の質を向上させるためにも必要なんです。
これまでの屋根の解体・撤去して新しい屋根に葺き替える工事なので、まず屋根面同士の接合箇所に設けられた棟板金から取り外していきます。
棟下地の木製貫板は、調査の段階で深刻な不具合が見つかっています。
釘が抜けて棟板金が浮き上がっていた場所以外にも、漏水による木製貫板の腐食が確認できました。
今工事では最初にご相談いただいた軒天の修理も含まれていますが、軒天にも雨漏りの痕跡があり、貫板同様に下地がボロボロになっていたことから、少しずつ侵入した雨水は様々なところに被害を及ぼしていました。
棟下地が腐っていると、釘を再度打ち込んでもすぐに外れてしまい、強風時に棟板金が飛散する危険性もあるので、当ブログを御覧の皆様も、二次被害に繋がらないようにご注意くださいね。
解体した金属屋根を撤去中
庭先に集められた古い屋根材
棟板金に続いて解体した屋根材は、近隣様に騒音などの迷惑をかけないよう、4人がかりのバケツリレー方式で地上まで静かに降ろしました。
40年ほど家を守ってきた金属屋根ですが、表面の塗膜がほどんど剥がれているものの、どこにも穴があいたようなところがなく、「やっぱり金属屋根は強い!」と全員が一致した感想でした( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
屋根材が大丈夫だとしても、屋根の下地はどうでしょうか?
屋根材のすぐ下に敷かれ、棟や屋根の重ね目から入り込んだ雨水をシャットアウトしてくれる防水紙(ルーフィング)の耐用年数は、20年からせいぜい30年です。
40年もがんばって雨水を防いでくれたお客様宅の防水紙は、軽い負荷を与えるとすぐ破れてしまうほど弾力性と伸縮性が失われ、寿命をだいぶ過ぎている状態でした(>_<。)
屋根は骨格となる垂木をベースに、野地板→防水紙→屋根材の順で構成されています。
屋根材を全て取り払う葺き替えは、今まで隠れていた下地の状態をしっかり見極められ、どこかに不具合があった場合は手を入れて補強することができるんです((*^^)v
今回は床材の野地板も増し張り(重ね張り)を行い、屋根の強度を上げます。
築後40年以上経過している住宅は、屋根の改修時には野地板からの補強が必要となります。
特に漏水を起こしているような場合は、野地板もダメージを受けていますので、修繕は不可欠でしょう。
12㎜厚の構造用合板で、野地板を全体的に補強していきます。
屋根材や防水紙の存在は知っていても、「野地板ってなに?」と思われる方も多いかもしれません。
屋根下地である野地板は、土台として重要な役割を担っており、屋根の改修工事を実施するタイミングでなければメンテナンスができないのです。
したがって今回の葺き替えは絶好のタイミング!しっかり野地板から補強させていただきました。
重ね張りを終えた野地板の上に、二次防水機能として大活躍してくれる防水紙を敷設します。
今回使用した防水紙は、改質アスファルトルーフィングという種類で、以前使用していたものと比べて耐久性が高く、温度変化に強い点が特徴です。
軒先から施工を始め、屋根の全部をすっぽり覆うように敷設すれば完了です!
これで雨に降られても全く心配はありません。
屋根材がなくても雨が凌げるくらい、昨今の防水紙はとても優秀なんですよ(๑•̀ •́)و✧
雨漏りがしないように、屋根材の解体と撤去・野地板補強・防水紙敷設までの作業を1日で行えば、お客様も安心だと思います。
そのため、今現場では建築板金職人3名と大工工務2名であたり、荷下ろしだけ私も手伝いましたが、人数を揃えて対応しました。
私たち屋根業者は、毎回お天気と相談しながら工事を進めています。
日立市のお宅の工事面積は約50㎡で、当日は晴れていましたが急変する場合もあります。予定通りに作業がこなせるよう、スケジュールをしっかり立てた上で、現場に即した人数で工事に臨んでいるんです
(´。•ᴗ•。)さて、これからいよいよ屋根本体の施工に入ります!
完成次第ご報告しますので、またお立ち寄りくださいね。
街の屋根やさん水戸店では、
茨城県内全域で無料診断を実施しています。
お住まいに関して気になる点やご不安をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
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