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水戸市で踊り場と階段にウレタン防水を実施し防滑長尺シートを施工
水戸市 3階建て
【工事のきっかけ】
昨年屋根工事を実施したビルのオーナー様より、今回は階段や踊り場の雨漏りの修繕依頼をいただきました。
まず先に、雨漏りによって破損した天井板を調査したところ、階段の裏側に漏水痕が見つかり、腐食を伴う錆がかなり進行していました。
漏水箇所である階段ホールは、防水層が剥離したことが原因で雨漏りを招いていたため、ケレン作業を入念に行い、ウレタン防水を施工しました。
防滑長尺シートと防滑ステップも新たに取り付け、昇降時の安全性も確保しています。
基本情報
- 施工内容:3階建て
- 施工期間:約3週間
- 築年数:約30年
- 使用材料:カラーウレタン塗膜防水材・ウレタンプライマー・錆止め塗料・防滑長尺シート・防滑ステップ・有孔ボード
水戸市 / 階段ウレタン防水工事 / 防滑長尺シート
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は水戸市で終了した、3階建てビルの踊り場と階段のウレタン防水工事の模様をお届けいたします。
昨年、雨漏りに悩まされていた折板屋根のカバー工事を行ったビルで、オーナー様より再度修繕のご相談をいただきました。
前回の屋根工事のでき上がりがとてもよかったとのことで、今回も施工を任せてくださいました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
こちらのビルは築30年以上で、10年あまり前に階段の防水工事を行ったそうですが、かなり劣化がひどい状態でした。
浮きや膨れが方々で見つかり、ウレタン防水材が下地としっかり密着していなかったことが分かります。
滑り止め用のステップに接したところは、手で簡単にびりびりと剥がれてしまいました
(>_<。)
階段の裏側の天井材には黒い雨染みが広がり、壁に沿って細長く穴があいていた有孔ボードを取り外してみると漏水の痕が現れ、鉄骨製の階段は錆付き、天井材の下地の木部は腐朽が進行していました。
防滑ステップは、安全に昇り降りするために取り付けられるものですが、留め具ごと抜けてしまっては意味をなさず、却って滑りやすくなって危険かもしれません( ;ㅿ; )
防水工事に入る前に、まず
ウレタン防水材の密着度を高める下処理を行います。
ケレンと呼ばる下地調整で、洗浄後に古い塗膜や汚れ、錆などを落とす作業です。
状態や状況に応じて、サンドペーパー・スクレーパー・電動工具などを使い分けて、剥離した部分をこそぎ取っていきます。
この処理が不十分だった場合、せっかく塗布した防水材が付着せずに再度浮きが生じ、耐久性が格段に落ちてしまいます。一見地道な作業かもしれませんが、後々の仕上がりに直結する大切かつ不可欠な下処理です。
階段のケレン作業が終了しました。
3階建てのビルの階段に要した時間は5時間!ひたすら擦り続けました(๑•̀ – •́)و✧
これで前工事のように防水層が剥離を起こす心配はありませんね。
ケレンは床面だけではなく、屋根や外壁などの塗装にも下地調整として行います。
前もって塗布面を整えて密着性を向上させることは、仕上がりの美しさはもちろん、塗膜の寿命を長く保つ効果があり、とても大切な工程なんです。
ケレン作業時の記事➤水戸市のビルで階段ホールの天井を部分交換し床面防水前のケレン作業
鉄骨製の階段には各所に錆が発生してるので、ケレンが済んだ蹴込(踏み板と踏み板の間の部分)とササラ(両側の斜めに配された部分)には、あらかじめ錆止めを塗布して対策を取りました。
カラーウレタン塗膜防水材
主剤ウレタン1回目塗布中
ウレタン防水は、ウレタン樹脂を塗り重ねることで防水層を作ります。
ウレタン(ポリウレタン)は柔軟性・防音性・耐衝撃性を持ったプラスチック樹脂素材で、硬化するとゴムのような材質になり、屋上やベランダなどにも使用されているんです。
先に下塗り材として、ウレタン防水用のプライマーを塗ります。
プライマーは下地と防水材を接着させる役割を持った塗料です。
3階建てのテナントビルの階段を立ち入り禁止にするわけにはいかないので、通路用として半分を残し、片側ずつ施工を行いました。工期中は天候が思わしくない日が続き、中階段はあまり日が当たらず、思った以上に乾燥に時間がかかってしまいました
(•́∀•̀ฅ)
しかし焦りは禁物!完全に乾燥させてから塗り重ねて防水層を作らないと、硬化が不十分となり、防水不良や膨れの原因になります。
作業スケジュールよりも、施工性を一番に考えるのが当店流です。
もちろん、お客様にはご了解をいただいております( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
乾燥具合を細かく確認しながら、「下塗り用プライマー→ウレタン主剤2工程→保護仕上げ用トップコート」を無事塗り終えることができました。
ウレタン防水を施した後、踊り場や各階段に
防滑長尺シート貼り付けました。
防滑長尺シートは、滑りやすい場所での安全性を確保するために使用されます。
通常、床や階段などの表面に敷かれ、滑りやすさを軽減する役割があります。
専用の接着剤を用い、各現場のサイズに合わせて切り出したシートを設置しました。
留め具がなくなり、グラグラで危険な状態だった
防滑ステップも、新たに取り付けました。
これで雨の日に階段が濡れていても、足元が滑らず安心して昇り降りができますね ((*^^)v
階段からの雨漏りで破損してしまった天井材も、有孔ボードを張り替えた上で、防カビ塗装を行いました。
階段や踊り場の防水工事以外にも、今回はブリード現象により黒染みが浮き出た外壁の塗装もご依頼いただき、同時に施工しています。外壁塗装に関する詳しい記事はこちらからどうぞ!
施工事例➤水戸市の外壁に黒く浮き出た染みは塗装時に可塑移行を防ぐ下処理を実施
ウレタン防水工事は塗膜防水なので、
複雑な形状の場所でも対応が可能ですが、
均一に仕上げることが難しく職人の腕に左右されるため、DIYでの施工はお勧めできません。
正しい施工をしてくれる、技術を持った業者に依頼してくださいね。
防水工事は劣化状態により費用が大幅に変わってきますので、定期的なメンテナンスで健全な防水層を維持しましょう。普段からのこまめな掃除も、長持ちさせる秘訣ですよ~!
街の屋根やさんは、ウレタン防水以外でもシート防水・FRP防水などを手掛けています。
なにか不具合を見つけられた時には、お気軽に当店の無料診断をご活用ください٩(ˊᗜˋ*)و*
関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
ウレタン防水と長尺シートに関する工事例を一部ご紹介!
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