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鉾田市で強化金具を入れた棟瓦取り直し!きっかけは塗り重ねの漆喰剥がれ
鉾田市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
依頼主様より、棟瓦の漆喰修繕についてご相談いただきました。
お話を伺うと、過去に棟の漆喰修繕を行ったものの、最近ぽろぽろ剥がれてくるようになりご不安とのことです。
無料調査にて、剥がれたのは重ね塗りしていた漆喰と確認し、築25年という経年も踏まえて棟瓦取り直しをご提案しました。なお、棟の土台には地震対策として強化金具を採用しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:6日間
- 築年数:築25年
- 施工費用:61.7万円(足場費用・残土処分費用含む)
- 使用材料:タワーロック・樹脂垂木・シルガード漆喰・パッキン付きSUSビス
鉾田市 / 棟瓦取り直し工事 / 強化棟金具を使用した地震対策
こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、鉾田市で行った、強化金具を使用した棟瓦取り直しをご紹介します。
鉾田市の棟瓦は、漆喰や台土を用いた土台部分と棟瓦・熨斗瓦(のしがわら)で形成されていましたが、今日では、地震対策としてガイドライン工法も開発されているんです(^^♪
「そろそろ棟瓦のメンテナンス時期かな?」という方は、ぜひこの施工ブログをお役立て下さい。
依頼主様より、「数年前に修繕した棟瓦の漆喰がぽろぽろ落ちてきている」とご相談いただきました。
確かに、下から見ただけでも漆喰が脱落しているのがわかります(>_<)
無料調査で棟を確認すると、どうやら前回の修繕では漆喰を塗り重ねただけのようです。
ちなみに今回の棟は、土台をなんばん漆喰で形成しているタイプでした。棟の脇から漆喰がぽろぽろ脱落する場合は、土台から形成し直すのが得策です。
工事費が安いからといって重ね塗りしても、あまり長持ちしません><
それでは、強化金具を使用した棟瓦取り直しの施工の様子を見ていきましょう。
こちらの棟は、冠瓦と熨斗瓦、黒色のなんばん漆喰が使用されていました。
土台が黒色のなんばん漆喰なので、お化粧の意味で側面に白色の漆喰を塗っていたようです。
ただ、化粧漆喰を剥がさずに重ね塗りすると、密着不足で浅年でポロポロ落ちてしまいます( ; ; )
経年や雨水の影響により、土台のなんばん漆喰が砂状になっている事も起因しています(//∇//)
なんばん漆喰は、従来の漆喰にシリコンなどを混ぜ合わせた、防水性や耐久性を高めた新しい漆喰です。とはいえ、経年には叶いません。やはり今回は、土台からリフレッシュする棟瓦取り直しをご提案して正解です!
築後20年以上経過しているお住まいの場合、土台の漆喰の劣化も要注意ですよ〜
棟瓦を完全に撤去しました。
「さぁここから、どの様に修復するか?」が、屋根のプロの腕の見せ所です。
今までどおりなんばん漆喰で土台を形成する方法もありますが、せっかく土台まで解体したので地震対策としてひと工夫することに・・・
今回は、強化金具であるタワーロックを使用し、棟瓦を土台から強化するガイドライン工法を採用しました。
ガイドライン工法は、東日本大震災後に推奨されている方法であり、地震に対して棟が強くなるんです٩( ‘ω’ )و
強化金具の設置を終えると、ガイドに樹脂製の垂木(たるき)を通します。
今までは木製垂木を使用していましたが、木製は雨水や湿気で腐食するため、当店では腐食しない樹脂製垂木が当店では標準仕様です(≧∀≦)
強化金具と樹脂製垂木だけでは、すき間から雨水が入り放題なので、根本からしっかりなんばん漆喰を詰め、強化棟金具を丸ごと覆うように土台を形成していきます(^^♪
棟の土台が出来上がりました^^
白色のなんばん漆喰を使用しているので、側面に化粧漆喰を施さなくても綺麗に仕上がるんですよ〜
最後に、冠瓦をのせて樹脂製垂木にパッキン付きビスを打ち込んで固定します。
元は銅線を用いて固定していました。銅線だと経年とともに伸びてきてユルユルに・・・
今回の冠瓦は、強化金具を入れることができる大きめの6寸丸瓦だったので、再利用できました。
小さい冠瓦だと、従来どおりのなんばん漆喰で土台を形成すると良いのでしょうか?
答えは、いいえです。
できれば、冠瓦を取り替えて強化金具を使用して棟を修繕する方法をおすすめします。
新年早々大きな地震が北陸地方で起きましたが、関東エリアでもいつ何時、地震に見舞われるかわかりません。何事も早め早めの対策が重要・・・
棟瓦や漆喰をメンテナンスする際は、美観だけではなく、地震対策や台風対策も考慮するようにしましょう。
今回は、鉾田市での強化金具を用いた棟瓦取り直し工事でしたがいかがでしたか?
棟は、土台に使用されているなんばん漆喰が経年により自然と劣化することがわかりました。
また、今日ではガイドライン工法という地震に強い棟づくりが推奨されていることも・・・
棟は、屋根の継ぎ目部分をカバーしている大切な部分です。「漆喰のカケラぐらい」と放置しないで、異変に気づいたら早めに手を打ちましょう。
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