藤枝市の繁華街の3階建てですが、屋上を造ります。
屋上に上がる階段室がポコンッ！と出っ張りますが、この部屋をペントハウスと呼びます。屋上の造り方を御存知の方はあまりいらっしゃらないと思いますので
写真を参考にして下さい。
屋根の代わりにデッキプレートというかなり頑丈なプレートを敷きます。

デッキプレートの上にコンクリートを流し込んで荷重に耐えられる床を作ります。
荷重と言うのは、例えば花火大会の時に１０人、２０人が登る可能性があります。
その他、子供さんの遊具を置いたり、スチール倉庫に荷物を詰める可能性もありますので
１㎡当たり２４０ｋｇの重さに耐えられる構造にしてあります。
屋上の面積が８０㎡ですから　×２４０＝１９２００Kg。（１９.２トン）
体重６０キロの方が３２０人乗っても大丈夫という計算です。

テレビCMで車庫の上に『１００人乗っても大丈夫！』ってイナバ物置さんがやってますから、
３２０人乗っても！ってCM作りたいですね。屋上に流し込んだコンクリートが固まり、これから床のシート防水工事と、ペントハウスのやね、外壁の仕上げ工事を行います。３２０人が乗っても大丈夫な屋上ですから、花火大会で親戚やお友達などの１０家族×平均４人＝４０人でバーベキュー大会をしたとしても全く心配ありませんね。
シート防水にはトップコートという塗膜を塗ってあります。７～１０年程で紫外線による劣化が出ますので、トップコート塗りだけはメンテナンスをしていきます。