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合志市で台風被害を受けた住宅の軒天張り替え・瓦葺き直し・棟取り直し工事
合志市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
合志市のY様より、『台風14号で瓦が外れて落下した。火災保険で工事したい。』とご相談がありました。
現地調査へお伺いすると、平瓦が飛散しており、瓦がまとめて剥がれていた箇所もありました。
棟瓦も崩壊している部分が多く、多数の瓦が落下している状態でした。
また、軒天(軒裏)も台風により剥がれたり穴が開いており、建物内部にも雨漏りが発生していました。
住宅全体に台風被害を受けており、今回は火災保険(風災特約)で工事費用を請求される運びとなりました。
まず軒天張り替え工事では、剥が
れたり穴が開いている軒天を剥がし、新たに化粧耐水合板に張り替えました。
換気口はまだ使用できる状態であった為、既存の物を再利用しました。
瓦葺き直し工事では、瓦を撤去すると防水紙が破れていた為、『改質アスファルトルーフィング』
を敷いた上、新しい防災瓦を葺き直しました。
複数箇所で瓦の割れや剥がれがあった為、被害箇所の差し替えも行いました。
崩壊していた棟瓦は、『強化棟工法
』で取り直しを行い、屋根下地から瓦まで一体化し、自然災害にも強い棟瓦に生まれ変わりました。
台風で住宅に被害を受けると、精神的にも大きなダメージを受けますが、火災保険で修理費用が補償されると、負担も少し軽減されるのではないでしょうか?
街の屋根やさん熊本店では、保険会社に提出する『工事見積り書
』
や『被害箇所の写真
』
もお客様にお渡ししております。
台風被害を受けられたお客様は、火災保険の契約内容をご確認の上、ぜひ当店までご相談くださいね。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:5日
- 築年数:約40年
- 使用材料:軒天張り替え工事→化粧耐水合板『のきてん』
葺き直し工事(5㎡)→改質アスファルトルーフィング『カッパ』、桟木、防災瓦25枚
棟取り直し工事(19.2m)→棟補強金物、芯材、なんばん漆喰、陶器瓦7寸丸
Y様邸の瓦屋根は大きな台風被害を受けていました。
平瓦はラバーロック工法(コーキングで瓦を固定する工法
)が施されていましたが、それが原因なのか、まとめて瓦が剥がれている箇所がありました。
また、棟瓦も大部分が崩壊しており、落下した瓦も多くありました。
幸い、ご家族や近隣住民様にお怪我はなかったようですが、一つ間違えば大事故に繋がっていたかもしれません。
軒天にも穴が開いたり剥がれるなどの
台風被害を受けており、
室内も雨漏りが発生している状態でした。
このままではどんどん被害箇所が広がっていき、建物自体の寿命を縮めてしまう事にもなります。
今回は軒天の張り替え、瓦の葺き直し、棟瓦の強化棟取り直しをご提案し、工事を行うことになりました。
まずは既存の軒天を撤去します。
軒天自体の被害は大きかったものの、
軒天
換気口には特に
大きな劣化もなく再利用できる状態でした。
その為、換気口は軒天張り替え後に再度取り付け直します。
清掃した軒天下地に、新しい化粧耐水合板を取り付けていきます。
ボンドとタッカー、ビスで固定し、最後に既存の換気口を取り付けました。
軒天の張り替えが完了しました。
換気口は再利用しましたが、特に不自然になる事もなく、綺麗に仕上がりました。
軒天は美観性だけでなく、建物を雨漏りや風災、火災から守る機能があります。
穴や隙間が開いていると、小動物が住み着いて二次被害に繋がる事もある為、軒天の劣化はお早目に修理しましょう。
葺き直し工事では、被害を受けた箇所のみ『防災瓦
』
に葺き替えます。
まず被害を受けた箇所の瓦を部分的に撤去すると、破れた防水紙が現れました。
建物の防水において最も重要な防水紙が破れている為、このまま新しい瓦をキレイに並べても雨漏りは直りません。
既存の防水紙の上から新しいルーフィングを貼っていきます。
改質アスファルトルーフィングと呼ばれる防水紙を張りました。
『
ゴムアスファルトルーフィング(ゴムアス
)』
とも呼ばれ、高品質で耐久性も高い防水紙です。
防水紙は
屋根防水において最も重要な
層である為、できるだけ高品質な物を使用する事をおススメします。
▶防水紙についてもっと詳しく!
ルーフィングの上から、『桟木』を取り付けます。
桟木は瓦を固定する為の下地となります。
桟木には内部に入った水を流す為に隙間を開けて取り付けたり、水を流す穴(ウォーターホール)が開いている場合
もあります。
台風被害を受けた箇所を
防災瓦に葺き直しました。
防災瓦はビスで下地に固定する事ができ、従来の瓦よりも比較的軽量になっています。
『
瓦は重くて
耐震性が低い』というイメージを覆す、
地震や台風でも剥がれにくく自然災害に強い瓦です。
▶防災瓦についてもっと詳しく!
まずは既存の棟瓦を撤去し、『棟補強金物』をビスで取り付けていきます。
瓦の撤去後は周辺に葺き土やホコリがたくさん発生する為、綺麗に清掃しておきます。
『
芯材』
と
呼ばれる角材を棟補強金物に
ビスで
固定し
、その周り
になんばん漆喰を詰めていきます。
芯材は棟瓦を固定する下地となり、なんばん漆喰は瓦の隙間を埋める働きがあります。
従来
の漆喰ではなく『なんばん漆喰
』を使用するのは、
従来の漆喰よりも防水性・耐久性が高く、葺き土を使用する必要がない為です。
棟に新しい冠瓦(かんむりかわら)を固定していきます。
既存の棟瓦はセメント瓦でしたが、今回は陶器瓦の『7寸丸』と呼ばれる冠瓦を使用しました。
冠瓦はパッキン付きビスで固定している為、ビス穴のわずかな隙間から雨水が入る事もありません。
これで瓦-芯材-棟補強金物-屋根下地が全てビスで固定され、瓦から建物躯体が一体化されている状態になりました。
屋根瓦の中で最も地震や台風の被害を受けやすい『棟瓦
』
は、強化棟工法で取り直しを行った自然災害対策しておく事をおススメします!
▶
強化棟工法(乾式工法)
についてもっと詳しく!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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