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飯田市 築45年経過したコロニアル屋根にカバー工法工事施工
飯田市 破風板・軒天部分補修
【工事のきっかけ】
築45年程のお宅で、過去2回ほど塗装を行ってきたそうですが、軒天も傷んできてしまい、カバー工法の見積もりをしてほしいとご相談がありました。状態を見せて頂き、お話を進めるうち、外壁の塗装も一緒に行うことになりました。
基本情報
- 施工内容:破風板・軒天部分補修
- 施工期間:37日間
- 築年数:45年
- 使用材料:【屋根】SGL鋼板【外壁】エピテックフィラーAE,シリコンREVO 1000(パステルアクア)
飯田市内で行ったカバー工法工事のご紹介
です。
築45年のコロニアル屋根で、塗装もしたけれど軒天にしみが出るようになってしまった・・・と、お問い合わせいただきました。
メールによるお問合せでしたが、その文面から、色々と調べて悩んでいらっしゃるのかなと
推察できました。
すぐにお伺いして現地調査をさせていただきましたので、その様子からお伝えします。
まず、施主様が気にされていた屋根の様子です。
一般的にコロニアル屋根の寿命(2000年以前に製造されたもの)は30~40年とされています。
さらに、築35年以上経過すると雨漏りのリスクがぐっと高くなると言われています。
これまでに2回ほど塗装をしてメンテナンスをされてきたとのことでしたが、築45年というと、その寿命とされる年数をとっくに超えています。頑張りました!
下屋根を詳しく見せてもらうと、あちこちに欠けや割れが確認できます。
塗膜も剥がれ、コケやカビが付着しています。
棟や谷板金にも錆が出ていました。大屋根も同じような状態であることは容易に想像できます。
さらに見せてもらうと・・・
これは放っておいてはいけない状態です!
屋根材が破損して穴が空いています!
雨水が入り込んでしまっているのではないでしょうか・・・
この穴の開いていた下の軒天、腐食してしまっています。
点検した結果、軒天の補修が必要な箇所はここだけではありませんでした。
建ててから一度もメンテナンスをしていないという外壁の状態も一緒に見せて頂きました。
大きなクラックなどは見当たりませんでしたが、細かな「ヘアークラック」が散見されました。
経年劣化で出てきてしまう症状なのですが、放置しておくともっと大きなヒビ割れになってしまう可能性があります。
早めに補修するに越したことはありません。
今回、せっかく足場を組んで屋根カバー工法を行うので、外壁の塗装も一緒にご提案させていただきました。
まず足場を組み立てます。
古い屋根材を撤去したり、外壁の洗浄作業もあるので、ホコリなどの飛散防止を防ぐためにメッシュシートも設置しています。
また職人が作業しやすくしたり、ひいては安全を守るために必要なものなので、是非、足場設置にご理解いただきたいと思います。
そして足場を設置するのもタダではありませんので、今回は屋根、あとから外壁・・・とお考えの方には、なるべく同時に施工するのをお勧めしています。
そうすれば足場の費用が一度で済みます!
カバーをする前に、棟や雪止めなどの板金をすべて撤去し、屋根をフラットな状態にします。
次に、軒先などに「唐草」という役物を設置します。
実際に唐草模様があったりするわけではなく、軒先の瓦に唐草模様が描かれていた日本家屋の伝統の名残でそう呼んでいるそうです。
唐草は雨水を雨樋に流し、軒天に雨水が回らないようにする役割があります。
フラットにした屋根に防水シートを施工します。
「ルーフィング」という工程です。
屋根材の下に雨水が入り込んでしまっても、この防水シートが二次防水の役割を果たします。
新規屋根材は「SGL鋼板」を使用しました。
「次世代ガルバリウム鋼板」と呼ばれているもので、従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムの防錆効果が付加された屋根材です。
その耐食性はガルバリウム鋼板の約3倍とされています。
最初に谷板金から施工します。
その後、屋根材を葺いていきます。
隅棟の部分は、棟の形状に合わせて切り落とし、専用の工具で返しを付けて加工していきます。
雪止め金具も屋根材に合わせて、新しいものを設置します。
棟の部分には、まず貫板と呼ばれる木下地を取り付けます。
この上に棟板金を被せてしっかりと固定します。
屋根と壁の取り合い部分に取り付ける部位を「雨押え」や「雨仕舞」と言います。
今回も1階の屋根と2階の壁の取り合い部に、きっちりと施工しています。
雨樋を取り付けている板を「鼻隠し」と言います。
今回はこの鼻隠しに板金を巻きます。
軒先がすっきりとクールな感じに仕上がりました。
それほど劣化が酷くなければ再塗装をすることも可能です。
鼻隠しがすっきりときれいになったところで、雨樋も新しいものを取り付けました。
カバー工法完成です!
SGL鋼板は30~50年程の耐久年数を誇ります。塗装のメンテナンスは、塗料にもよりますが約15年程を目安にして頂きたいと思います。
シミが出ていたり、腐食していた軒天も全て補修しました。
軒天が傷んでいると外観の見栄えが悪くなるだけでなく、ここから小動物が浸入する恐れもあります。
飯田・下伊那地域では、天井裏にネズミだけではなく、ハクビシンやこうもりが住み着き、フン被害が発生することも珍しくありません。
傷みに気付いたら早めに補修しましょう!
外壁塗装の前に、きれいに洗浄します。
補修後の軒天も、洗浄してから塗装します。
洗浄後、十分に乾燥したら、養生作業を行います。
この養生作業を見れば職人の腕が判るとも言われているくらい、大切な作業です!
軒天から塗装していきます。
細かいところはハケを使って、隅々まで丁寧に塗装します。
下塗りに使ったのはアステックペイント社の「エピテックフィラーAE」です。
シーラーとフィラー両方の機能を兼ね備えた塗料で、上塗り材との密着性を高くし、下地材への塗料の吸い込みを防いでくれます。
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下塗りの後は、上塗りを2回行います。
上塗り材はアステックペイント社の「シリコンREVO1000」の「パステルアクア」という色です。
下塗り後の白い壁にうっすらとパステルブルーが着色されているのがお分かりいただけるでしょうか?
上塗り2回目です。
同じ色を塗布しています。
この塗料はアクリルシリコン樹脂や顔料にこだわった塗料で、従来のシリコン塗料を凌ぐ高い耐候性、低汚染性を持っています。
屋根も外壁もすっかり美しくなって完成です。
玄関周りの屋根周辺も塗装しています。
施主様が屋根の色と外壁の色をコーディネートされたのですが、とても素敵な仕上がりとなりました。
自分が住む場所は、安心・安全で、できればお気に入りのものに囲まれた心安らぐ場所であってほしいものです。
今回、施主様ご家族にとってそんな場所を作るお手伝いが出来たのであれば嬉しいのですが、いかがだったでしょうか?
お住まいのことで、何かお困りのことがありましたら、是非ご相談いただきたいと思います!
街の屋根屋さん飯田、伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
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