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四国中央市で突風で飛ばされた棟板金工事と屋根塗装リフォーム
四国中央市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
四国中央市にお住いのお客様から、「やまじ風」の突風で屋根の一部が飛んだから修理してほしいとのお問い合わせをいただきました。
屋根調査にうかがうと
棟板金の一部が飛んでいるのと雨樋の一部も破損しています。このような風による建物への風災害
は火災保険を利用することが出来ます。屋根工事店の「街の屋根やさん」が作成する
被害状況の写真と修理にかかる御見積書を保険屋さんに提出していただく簡単な手続きで済みます。
こちらの物件も火災保険を利用して修理することができました。せっかく足場を組み立てるのでついでに屋根のスレートの塗装もすることになりました。スレート系のカラーベストの屋根は10年~15年で屋根材の表面を塗料でコーティングする屋根塗装のメンテナンスが必要となります。
それでは棟板金工事と屋根塗装の様子をご紹介します。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:6日間
- 築年数:築20年以上
こんにちは、「街の屋根やさん西条・新居浜店」の丹
基徳(たん
もとのり)です。
四国中央市にお住いのお客様より「やまじ風の突風で屋根の一部が飛んだから修理してほしい。」とのお問い合わせをいただきました。
今回は突風による屋根の被害状況を屋根診断に行った様子をご紹介します。
「街の屋根やさん西条・新居浜店」では四国中央市エリアにお住まいのお客さまからのお問合せも大歓迎です!
無料の屋根診断と御見積りをおこなっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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「街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!」
【四国中央市・屋根塗装】突風「やまじ風」による被害
今回調査するのは
四国中央市にある
こちらの洋風の2階建て住宅。屋根の勾配がきついのが特徴のあるお住いです。
先日の突風
「やまじ風」により屋根の一部が飛んだから修理してほしいとのお問合せです。
「やまじ風」とは四国中央市でみられる南よりの強風のことで日本三大局地風の一つで、この風による建物の主な被害は、看板の飛散や落下・プレハブ小屋の転倒・瓦や屋根のめくれや飛散・ブロック塀の倒壊、また鉄筋コンクリートの家屋でも、倒れてきた電柱の直撃などがあります。
このような風による被害はお客様が加入している火災保険が利用できることがあります。申請は簡単ですので私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください。
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「【最新版】火災保険が適用される屋根工事」
こちらの建物は屋根の勾配がきつく、建物の周りに足場がないと屋根の上に上がれません。
ドローンを使って被害状況を調べます。棟板金の一部が飛んでいます。あと天窓の部材の一部がめくれていました。
どちらも固定していたビスの固定力が弱くなっていたようです。飛散した棟板金の修理が必要です。
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【四国中央市・屋根塗装】カラーベストは屋根塗装メンテナンスが必要
こちらの屋根は薄型のスレート屋根材のカラーベストを施工した屋根です。
スレート屋根はセメント系屋根材のため、基材自体に防水性能がなく、表面の塗料が防水性能を果たしています。
表面の塗料は経年で落ちて防水性や耐久性が劣化するので10年から15年に一度の屋根塗装メンテナンスが必要です。こちらの屋根も経年劣化がみられそろそろ屋根塗装メンテナンスのタイミングです。
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【四国中央市・屋根塗装】棟板金工事と屋根塗装工事のご提案
以上で屋根診断は完了しました。
屋根診断の結果と屋根工事の御見積りを提出します。飛散した棟板金は新しい棟板金にとりかえる棟板金工事と屋根塗装工事をご提案しました。
屋根診断から適切な屋根工事のご提案をするには豊富な経験と屋根の専門知識が必要です。
私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」は屋根工事専門店として創業50年以上の豊富な実績がありますので、屋根の症状に合わせた適切な工事のご提案をさせていただきます。
もちろん、四国中央市エリアにお住いのお客様からのお問い合わせも大歓迎です!
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「屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方へ」
それでは建物の周りに安全作業の為の足場を組み立てて屋根工事を始めます。
こちらの屋根の傾斜は45°あり急勾配の屋根のため屋根作業のための屋根足場も必要となります。
こちらが風で棟板金が
飛ばされた
隅棟です。棟板金の下には「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる
木下地があり、露出しています。
よく見ると棟板金を留めていた釘が抜けたところの木部がとれています。どうやら経年で木下地の貫板が部分的に腐食している箇所があり棟板金を留める釘の保持力が弱くなり、強風で飛んでしまったようです。
【四国中央市・屋根塗装】防腐剤を加圧注入した特注の貫板
古く傷んだ貫板を撤去して新しい貫板に取り換えます。
腐食を防ぐため防腐剤を加圧注入した特注の貫板を使用します。貫板はビスでしっかりと屋根に固定します。
これで丈夫な木下地に生まれ変わりました。
貫板に新しい棟板金を被せます。継ぎ目から雨水が侵入しないようにコーキングで止水処理します。
棟板金は横からビスで貫板に固定します。ビスを伝って雨水が侵入すると貫板が腐食したり雨漏りに繋がるので、ビスの頭に止水のパッキンが付いたビスでしっかりと固定します。
軒先から順番に上に向って重ねるように棟板金を取り付けて交換修理の完了です。
四国中央市は風の強い地域なので、棟板金を留めるビスの間隔を少し小さくして固定力を強化しました。
四国中央市特有の
突風「やまじ風」による風災害により雨樋の一部が破損しているので雨樋修理します。
屋根の軒についている水平の雨樋を「軒樋(のきどい)」といいます。屋根面に降った雨水が軒から軒樋に落ちて排水することで外壁が雨で
劣化するのを防ぎます。
この軒樋の端部にあるストッパーの役割をはたすのがエンドキャップです。
突風で軒樋が勢いよく
ズレた拍子にエンドキャップが破損したようです。破損したエンドキャップを新しいものに取り換えるために雨樋を切るのに適したパイプソーで切断して破損したエンドキャップを撤去します。
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【四国中央市・屋根塗装】雨樋の取付けは雨樋専用の接着剤
新しく取り換えるエンドキャップに雨樋専用の接着剤を塗布します。
雨樋専用
の接着剤は硬質塩ビ(塩化ビニル樹脂)同士を溶かして接着させるしくみになっています。
雨樋は各パーツを隙間なく
接着することで雨水の雨漏れを防ぎます。
四国中央市・屋根塗装】パナソニックのシビルスケアPC50
新しいエンドキャップを軒樋の端部に接着して完成です。
雨樋の軒樋は大きくわけて2種類の形状があります。半丸形状の「丸樋(まるどい)」と樋のそこが
平たい「角樋(かくどい)」とあります。
こちらの軒樋は
パナソニックの角樋で「シビルスケアPC50」で一般住宅に多く使用される角樋です。
二重曲線のシンプルなフォルムで、そのデザインは独特の陰影をうみ軒先を優雅に彩ります。
軒樋を流れる雨水を集めて竪樋に排水する「集水器(しゅうすいき)」の一部が破損していたので新しいものに取り換えます。
まずは破損した集水器をとりはずします。集水器はツメが軒樋にか見込む形状になっており、軒樋には接着されていません。
集水器は新しいものに取り換えて、これで雨樋修理の完成です。
雨樋は建物
に降った雨水をスムーズに寄せ集め地面の排水口へと排水する役割があります。これにより雨水が軒先・軒裏や外壁にまわって建物が腐食することを防ぎます。
雨樋の不具合は建物の寿命を縮めるため、異常に気付いたら早急な雨樋修理工事が必要です。
【四国中央市・屋根塗装】スレート系屋根材は屋根塗装メンテナンスが必要です
四国中央市にあるこちらのお住いは
化粧スレートがのった屋根
です。新築時から20年以上たっていますが、これまで屋根や外壁の塗装メンテナンスはしてないそうです。
こちらのようなセメント系のスレート屋根材は基材自身に防水性能がないので
屋根材表面を塗料でコーティングすることで防水性や紫外線からの耐久性を確保するようになっているので、
10年から15年に一度の塗装メンテナンスが必要です。
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【四国中央市・屋根塗装】高圧洗浄機で屋根表面の汚れ落とし
まずは屋根表面についたホコリや汚れを
しっかりと落とします。
屋根材に付着した汚れやゴミ・ホコリ・苔・藻・カビなどを取り除かないまま上から塗料を塗り重ねてしまうと仕上がりが悪くなるだけでなく塗装後、塗料が剝がれてしまう不具合が発生する可能性があります。
家庭用の高圧洗浄機と違いさらに強力な
業務用の
高圧洗浄機でスレート表面についた苔や藻、カビなどもしっかり落とすことで仕上がりもキレイになり屋根材と塗料の密着性を高めることでより質の高い屋根塗装につながります。
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【四国中央市・屋根塗装】棟板金など金属部は錆び止めの塗布
屋根塗装の次は、棟板金など屋根にある金属部分に錆止めを塗装します。
金属の腐食やサビを防ぐ役割を担っています。金属面に皮膜を作ることで、錆の原因となる水や酵素を遮断、除去することで、サビや腐食を防ぐことができるというものです。
【四国中央市・屋根塗装】下塗り材のシーラーの重要性
「シーラー塗装」とは、塗装工事における下塗りに該当する塗装作業のことです。
外壁塗装や屋根塗装では、「下塗り・中塗り・上塗り」と3度に渡って重ね塗りをするのが一般的だと言われています。これらの工程において、最初に実施する塗装作業が下塗り(シーラー塗装)なのです。
シーラー塗装などの下塗りには、下地(外壁材や屋根材など)と上塗り塗料(中塗りと上塗りで使用する塗料)とを密着させる役割があります。
上塗り塗料を外壁などにそのまま塗っても塗膜はうまく密着しないので、屋根
塗装は長持ちしません
【四国中央市・屋根塗装】ファインシリコンベストで屋根を保護します
今回使用する塗料は日本ペイントの「ファインシリコンベスト」を塗ります。
ファインシリコンベストは住宅用化粧スレート屋根の塗り替え用塗料で弱溶剤タイプの塗料です。
優れた耐UV性機能・耐候性のほか防藻性・防かび性も兼ね備えています。
今回お客さまにお選びいただいた色は濃い緑の「モスグリーン」で、落ち着いた屋根に仕上がりました。
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これで以前ブログで紹介した雨樋修理と棟板金工事と今回の屋根塗装工事が完了しました。
屋根がキレイになると建物が見違えるように生まれ変わりました。
これでお住いを風雨からしっかりと守ってくれるでしょう!
屋根のお悩みや不安は屋根工事専門店の「街の屋根やさん西条・新居浜店」へお任せください!
もちろん四国中央市や今治市にお住いのお客様からのお問い合わせも大歓迎です。
無料の御見積りを行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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