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古河市のロアール40で葺かれた瓦屋根の棟に釘浮きが発生
更新日:2021年8月4日
皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、古河市の住宅での棟瓦の釘浮き点検にお伺いしました。
お客様が地上から見上げて判別できるほどの釘浮きとの事ですが、実際に屋根に登って確認していきたいと思います。
今日の調査は、お客様に事前に確認を取った上での不在調査です。
屋根に登る前に地上から目視で確認してみると、お客様のお話通り目視でも棟瓦の釘浮きが確認できます。
棟瓦の釘浮きは、地震の揺れや強風などで引き起こされるケースが多いのですが、釘浮きを長く放置してしまうと思わぬ二次被害に繋がるケースがあるので、早めに対策するのに越したことはありません。
目視で確認できる1階の屋根よりも、強風に見舞われやすい2階屋根の方が、症状は重くなります。
先ずは、二階まで梯子を掛け、二階の屋根の状態から確認していきます。
長尺二連はしごを掛けて屋根に登ります。
当店では、この様な高所での初動調査も費用を頂かずに無料で行っています。
棟の釘浮きぐらいじゃ~・・・
と遠慮されるお客様もいらっしゃいますが
屋根の修理は、軽微な症状であればあるだけ、お客様の費用負担は少額で済みます!!
遠慮せずに早めに相談してください\(^o^)/
二階屋根に登りました。
屋根には太陽光発電パネルが設置されている、平板一種のロアール40瓦で葺かれた瓦屋根です。
現場の桟瓦(ロアール40瓦)部は、全て釘止めが行われており、とても丈夫に施工されており、施工された屋根業者さんの丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
二階の棟瓦の釘浮きです。
棟瓦の約八割に釘浮きが発生しており、釘浮き症状が進行している部分は、シーリング機能(防水機能)を兼ね備えるパッキンも劣化して抜け落ちてしまっていました。
使用している部材に良いものを使用しても、不具合があっては元も子もありませんね( ;∀;)
ここまで浮いてしまうと、浮きと呼ぶよりも『釘抜け』と呼ぶ症状です。
棟の釘浮きを、どうすればよいのか・・?
留め釘が浮いているだけであれば、釘の再打ちやビス止めを行えば良いのですが・・・
あくまでも、留め具が浮いているだけであれば!です。
釘やビスなどの固定具は、全て下地に向かって打ち込んで固定している為、下地が健康な状態であれば再打ちで済みますが、下地の状況が不健康であれば、下地からの修理が必要になります。
私たちはプロの屋根業者です!棟の下地の状態もチェックして判断します(^o^)丿
釘浮きしていた棟瓦の下地の状態です。
棟瓦の留め具である釘は、手で抜く事ができる状態(本来、手で抜けません)で、棟瓦を捲ってみると、下地の木製垂木に雨水が浸水した跡があり、下地の腐食が進行しているのがわかります。
では、下地がこの状態のまま、留め具を止めるとどうなるでしょう・・?
同じ釘を打っても固定される事はなく、今の釘よりも太い釘やビスを打ち込んでも、時間の経過とともに緩みが生じてしまう事に繋がります。
強風時や地震発生の際に、瓦屋根が動く音がしたら要注意です。
動画では、手で動かしている棟の音が出ていると思いますが・・・
棟がしっかりしていれば、手で動かしてもこのように動くことは先ずありません!
これは下地の状態も起因していますが、下地の強化棟金具のピッチ不足や数量不足、土台のなんばん漆喰の量が関係している症状です。
一度棟を崩し、再度取り直す工事が、最善の修理方法だと判断します。
屋根工事を行う際は、根本の原因解決が大切です!
古河市のお客様にも動画と画像で症状をご案内した上でお見積書を作成します。
(既存棟の解体・強化棟金具の増設・樹脂垂木に交換・なんばん漆喰施工・既存棟の再施工)
今回の棟の取り直し工事は、1m / ¥8,000 程度の費用が必要となりますので、2階のみを行うか1階と2階を同時に行うかはお客様の判断です。
棟は、傾斜屋根と傾斜屋根の頂点部をつなぐ為の重要な部位です。
今の事!将来的な事など、お客様のライフバランスを考慮して検討して頂ければと思います。
外した棟瓦は、オレフィンパッキン付きビスで応急処置しました。
下地の貫板にビスは効いたのでこれで暫くは大丈夫ですが、完全ではないのであくまで今日は応急処置です。
屋根工事をご検討の際は、しっかりした調査を優先しましょう!
当店は、根拠のあるご提案しかしません(^O^)/
当店が、無料調査であっても時間を掛けて行うのは、根拠のある屋根工事を提案する当店の理念です。
必要な物は必要!
不必要な物は不必要!
と、根拠を示し、適切なご案内を差し上げます!
ご賛同頂けるお客様は、ぜひ一度街の屋根やさん水戸店の無料調査を活用してみて下さい\(^o^)/
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