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泉佐野市の強風で落ちたセメント瓦の復旧工事の施工事例をご紹介!
泉佐野市 台風 台風
【工事のきっかけ】
泉佐野市にお住いのI様より「台風で瓦がたくさん落ちたんです」というご相談をいただきました。
I様邸はセメント瓦で、同じ瓦がもう製造・販売されていなかったのですが、今回だけ特別に、と同じ形状の瓦を製作していただき、無事屋根修理を行うことができました!
割れた瓦の差し替え等を行ったI様邸の屋根工事を是非ご覧になって下さい。
基本情報
- 施工内容:台風 台風
- 施工期間:4日間
- 築年数:約38年
- 施工費用:足場費用・・約21万円 屋根修理費用・・約27万円(共に税込み)
泉佐野市の強風で落下したセメント瓦屋根の修理を行いました。
2年前の台風の時に屋根の棟巴(むねともえ)が1枚、袖瓦(そでかわら)が7枚落下し、
そして屋根面の瓦も15枚割れてしまいました。
台風直後、近所に来ていた業者に応急処置をしてもらい、修理のお見積書を
いただくことになっていたそうですが、忙しいということでなかなか来てくれず、
街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。
I様邸は木造・2階建ての住宅で、屋根にはセメント瓦を葺いています。
セメント瓦って聞いたことがあるけど、どんな瓦かよく分からない・・・。という方のために
まずは「セメント瓦」についてお話したいと思います。
●● セメント瓦とは、セメントでつくられた屋根材のことです ●●
他にもセメント系の屋根材で「化粧スレート」がありますが、
こちらは厚みが1㎝以下で、セメント瓦は厚みが1㎝以上あります。
セメント瓦の主成分はセメントなので、もともと吸水性があるため、表面を塗装して防水されています。
その塗膜が月日とともに傷んで剥がれてくると、雨水などの水分を吸い込むようになり、
セメントの成分が流れ出て骨材がむき出しになり(表面がザラザラになります)割れやすくなってしまいます。
⚠ 塗膜の劣化が進む前に定期的に塗り替えてあげると長持ちしますが、
一度傷んで脆くなった瓦は塗装では修復できないので、注意しましょう。
● セメント瓦は「デザインが豊富」「耐火性がある」というメリットがありますが、「衝撃に弱い」というデメリットもあります。
台風時に飛来物がぶつかって破損する危険性があるので、自然災害を受けた後は必ず点検してもらいましょう!
☆ 街の屋根やさん岸和田店は屋根やお住いの「無料点検」のご相談も承っておりますので、お気軽にお声かけくださいね。 ↓↓↓↓
● 屋根の調査にお伺いした当日は、分厚いシートできちんと応急処置された状態でした。
現地調査の時に被害箇所を応急処置されている場合、シートなどを剥がして確認することはほとんどありません。
応急処置を撤去し、元に戻したあと雨漏りする可能性があるからです。
その場合、シートの上から手で触って確認したり、隙間から確認させていただきます。
● 地震や台風などの自然災害で、火災保険を適用する場合、必ず被害箇所の写真が必要なので、応急処置を依頼する時にはまず写真を撮影してもらうことをお勧めします。
また、修理のための調査を別の会社に依頼する時にも、被害状況の写真があれば参考になります。
屋根などが自然災害により被害を受けた時の応急処置について下記のリンクより詳しくご紹介しています!
↓↓↓↓
● こちらは、屋根修理を行った時の写真です。
応急処置のシートを撤去すると、袖瓦(そでかわら)が7枚飛ばされている状態でした。
袖瓦とは・・屋根の流れと平行の一番端に葺く瓦
● 棟巴(むねともえ)も飛散していました。
棟巴とは、ケラバ(屋根の妻側・三角になった面)の一番上に葺く瓦のことです。
棟巴は先端が丸い形になっていて、棟(屋根の頂点の水平部分)の一番端を覆う形状になっています。
● 屋根面の瓦(地瓦)も全部で15枚割れていて、防水テープを貼って応急処置されていました。
I様邸の屋根は勾配が緩やかなので、台風時の飛来物の衝撃をまともに受けてしまった可能性があります。
幸い、室内に雨漏りはしていないそうですが、防水テープはあくまでも応急的なものなので、新しい瓦に差し替えます。
屋根修理のお見積りをお預けし、後日屋根工事を行いました!!
● 工事で使用する足場を設置しました。
I様邸の屋根は勾配は緩やかですが、修理箇所に屋根の端、「ケラバ部分」が含まれていたので、職人が安全に作業して、工事の品質を保つために部分的に足場を設置しました。
屋根の工事において、足場は職人が安全に屋根の上まで行き来したり、作業中の安全を確保するために必要になることがほとんどです。
● 軒先から順番に、落下した部分の袖瓦を復旧していきます。
I様邸のセメント瓦はもう製造・販売されていなかったのですが、今回限りということで何とか製作していただき、同じ形状の瓦で復旧することができました。
● 軒先から順番に、袖瓦を1枚1枚ビスで固定して復旧しました。
瓦を葺く時は、必ず軒先から順に、上に重ねながら葺かないといけません。
高い位置から葺くと、屋根面を流れてきた雨水を受けてしまうので、瓦の内側にどんどん流れ込んでしまいます!
● 棟巴を固定する銅線を仕込むための下地を設置します。
下地をしっかりと固定し、そこに長いビスを打ち込みました。
棟の瓦を固定するために土や漆喰を下に敷いている住宅もありますが、I様邸は銅線で固定する工法だったので、現状復旧させていただきます。
● 下地に打ち込んだ長いビスに銅線をくくり付けます。
その銅線を棟巴の頂部にあいている丸い穴に通して固定します。
銅線は下地に打ち付けたビスにしっかりと繋がれているので、棟巴の飛散を防止することができます。
● 銅線を棟巴の穴に通して、頂部でしっかりと固定します!
棟巴が銅線から外れると瓦が落下したりズレてしまうので、頂部でしっかりと締め付けて固定しないといけません。
● 銅線で固定した後、雨水が入らないようにシーリングを充填して防水しました。
シーリングを充填しておくと、銅線の緩みや劣化を防ぐこともできます。
● 棟巴と袖瓦の復旧完了です!!
I様邸は袖瓦の下が軒天になっているので、瓦が飛散してもお部屋の中に雨漏りすることは無いですが、
雨水の影響で重要な下地が腐食し、屋根の耐久性が低下する危険性があるのできちんと修理ができて良かったです。
● 屋根面の割れた瓦を差替えました。
I様邸は台風時の飛来物の影響で屋根面の瓦が合計15枚割れてしまいました。
● 割れた瓦はすべて新しい瓦に差し替えました。
屋根面は雨水が流れる通り道なので、瓦が割れると雨漏りのリスクが高くなってしまいます!
応急処置で雨漏りしていなくても、必ず修理しましょう。
「応急処置をしてくれた業者さんに何度か電話して、見積もりはまだですか?と聞いたんですが、忙しくて・・・と、なかなか来てくれなかったので困っていたんです。早く対応してくれてありがとうございました。やっと安心して過ごせます」
I様が安心して暮らせるようになり、本当に良かったです。
また、何かお力になれることがありましたらいつでもご相談くださいね!
「突風を受けたので、屋根のどうなっているか心配」
「大雨が続いて、天井裏で雨音がする」
等、悪天候・自然災害を受けた後、何か心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
◆◆ ご相談・点検・お見積りは無料です!
どんな小さなことでも構いません ◆◆
↓↓↓↓
お電話でのご相談 0120-169-747(フリーダイヤル)
I様邸は駐車スペースの上にアルミ製のデッキがあり、その上にガラスの温室を設置されていました。
「もう使っていないし、台風で飛ばされたら怖いので撤去してほしい」とのご相談で、解体・撤去させていただきました。
街の屋根やさん岸和田店は、お住いのことなら何でもご相談を承っていますので、気になることがあればどんどんお伝えくださいね!
【工事完了後】
I様邸は駐車スペースの上にアルミ製のデッキがあり、その上にガラスの温室を設置されていました。
「もう使っていないし、台風で飛ばされたら怖いので撤去してほしい」とのご相談で、解体・撤去させていただきました。
街の屋根やさん岸和田店は、お住いのことなら何でもご相談を承っていますので、気になることがあればどんどんお伝えくださいね!
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