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岸和田市の庭に落ちていた棟板金を再利用してビスで復旧!
岸和田市 台風 台風
【工事のきっかけ】
岸和田市のS様より台風の後「棟板金と屋根材が庭に落ちていた」というご相談をいただき、スレートの復旧と棟板金の固定工事を行いました。
S様邸は木造・2階建ての住宅で、屋根にはスレートを葺いています。
台風の強風で棟板金が貫板と一緒に飛ばされて、スレートも数枚割れてしまいました。
「既存の板金を再利用してほしい」
とのご希望で、貫板だけを交換し、そこに板金をビスでしっかりと取付けました。
割れたスレートも差し替えた棟板金固定工事の様子を詳しくご紹介しています!!
基本情報
- 施工内容:台風 台風
- 施工期間:3日間
- 築年数:築約21年
- 施工費用:屋根修理費用・約13万円(税込み)足場費用・9.3万円(税込み)
- 使用材料:仮設足場、スレート、貫板(左右4m2本)、既存棟板金加工・固定、コーキング
皆さまこんにちは!
街の屋根やさん岸和田店の小南です。
今回は、スレート屋根に取り付けられている「棟板金」を修理した
岸和田市S様邸の事例を詳しくお伝えしたいと思います。
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早速ですが「棟板金・むねばんきん」って、どの部分のことか分かりますか?
まずは「棟板金」について下記の写真を参考にご説明させていただきます。
●● 棟板金は屋根の「棟」に取り付ける板金のことです ●●
棟とは・・屋根の頂点の水平部分のこと。また、軒先に向かって
斜めに下りる棟を「降り棟」と言います。
棟は屋根面と屋根面がぶつかる取り合いなので、その隙間部分を防水しないといけません。
棟の隙間を塞いで防水し、屋根材を固定する目的で取付ける部材を「棟板金」と言います。
☆ 簡単にお伝えすると、屋根のてっぺんの隙間を塞いでいる金属の部材が棟板金になります。
棟板金は屋根面に直接取り付けられているのではなく、
「貫板・ぬきいた」と呼ばれる長い下地板の上に取り付けられています。
棟板金を屋根面に直接打ち付けると、屋根の下地まで釘が貫通し、
釘頭に雨水が染み込んだ時に下地に廻ってしまいます。
そのため、先に貫板を取付け、その上に棟板金を被せて、貫板に向かって固定しています。
そうすることで、板金を固定している釘が貫板だけにとどまり、なおかつ屋根の
下地まで貫通している貫板を固定している釘は板金で隠されるので雨仕舞のいい屋根になります。
雨仕舞(あまじまい)とは・・雨水が内部に浸入しないように工夫すること
⚠ 棟板金は屋根の隙間を塞いで防水する重要な役割があります!
「棟板金についてもっと詳しく知りたい」という方は下記のリンクからご覧になってください
↓↓↓↓
それでは、岸和田市S様邸の台風で飛散した棟板金の修理工事の様子をお伝えします!
● こちらが、台風の後に庭に落下していた棟板金です。
台風の後、表に出て周囲を確認すると、大きな板金が落ちていて大変驚かれたそうです。
● 棟板金は規格サイズが決まっていて、S様邸では3枚の板金を繋げて取付けられていました。
その板金が繋がったままで落ちていました。また、下地の貫板もくっついた状態で飛ばされたので、重量がありとても危険です!
● 庭をくまなく確認すると、割れたスレートが散乱していたそうです。
スレートは厚みが5mm程の平らな屋根材で、釘で固定されていますが、スレートの隙間に風が吹き込むと、このように割れてしまうことがあります!
スレートは1枚から差し替えができるのでご安心ください。
● 屋根に上がって確認すると、降り棟(軒先方向に斜めに下りる棟)の
貫板と棟板金が剥がれていることが分かりました。
◇◆◇ 棟板金が飛ばされるとどうなるの? ◇◆◇
棟板金が剥がれると、棟の隙間がむき出しになるので
「雨漏りするかも!」と心配されている方が多いと思います。
棟板金が剥がれても、下には「ルーフィング」という耐久性のある
防水シートを敷いているのですぐに雨漏りする可能性は少ないといえます。
ですが、屋根を防水しているルーフィングの劣化が進んでいたり破損していると、
内部に雨漏りしてしまいます!業者に相談した後、雨が降った日に天井裏で雨音がしないか確認したり、
天井に雨染みがついていないか確認して様子を見ましょう。
● 棟板金が飛ばされた部分の際のスレートが飛散していました。
スレートは1枚1枚釘留めされていますが、隙間に台風などの強い風が吹き込むと割れて飛散することがあります。
S様邸の場合は、降り棟の貫板が飛ばされた時に、下にあるスレートが割れて一緒に飛ばされたのでしょう。
(貫板を固定しているビスはスレートを貫通している為)
● 降り棟の頂部には水平棟(横方向の棟)との取り合いがあります。
降り棟の板金が強風でめくれ上がったのか、取り合いの水平棟の板金がグニャっと変形していました。
「板金はまだ使えそうなので、再利用してほしい」
というS様のご希望で、取り合い部の板金も形を整えて繋ぎ直すことになりました。
● 降り棟とスレートがめくれた部分に防水テープを貼って応急処置しました。
台風直後はお問い合わせが殺到していたので、順番に、調査と修理を進めている状態でした。
S様邸の工事もまだ先になるので、工事着工まで安心してお過ごしいただけるようにきちんと応急処置させていただきました。
● 台風の強風で剥がれてしまったスレートを復旧しました。
スレートは、スレートが重なる部分で釘留めされているので、部分的に交換する場合は釘留めできない場合があります。(釘留めする部分が既存のスレートで隠れている場合)
その場合、シーリング材を充填してスレートを密着させて固定する方法を取ります。
● 続いて降り棟に新しい貫板を取付けました。
貫板の劣化が進んでいると、棟板金を固定する時に釘やビスが効かないのでしっかりと固定することができません。
次の台風で「また同じ箇所が飛散した!」とならないように、新しい貫板を使用しました。
● 軒先から順番に棟板金を取付けていきます。
飛散した棟板金は3枚が繋がった状態だったので、シーリングを切ってバラバラにしました。
その板金を貫板に向かって横方向からビスで固定します。
● 棟板金をビスで固定し、継ぎ目にコーキングを充填して防水しました。
既存の棟板金は釘で固定されていましたが、この工事で抜けにくいビスで
しっかりと締め付けたのでご安心ください。
板金同士の継ぎ目から雨水が入ると、貫板に水が廻って腐食する
恐れがあるため、コーキングできちんと防水しています!
● 棟の「かき合い」部分にもコーキングを充填してしっかりと防水完了!
かき合いとは、複数の棟が合流する部分のことです。
形状が複雑で、雨漏りの弱点にもなりやすい部分なので、必ず防水処置しないといけません。
また、コーキングで板金を繋げておくと、板金がバラバラに飛散するのを防ぐこともできます。
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この施工事例の現場ブログを初めから
↓↓↓↓
「台風の後、混みあっている中、対応してくれて助かりました。工事まで日にちがかかるのでどうなることかと思いましたが、応急処置をしてもらったので安心して過ごすことが出来ました。感謝しています。ありがとうございました」
屋根は下から見えない分、被害に遭うと心配になると思います。
これからも、何かお困りのことがありましたらいつでも駆け付けますので、お声かけくださいね!
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「棟板金がめくれてる!」
「棟板金が庭に落ちていた」
「棟板金の釘が緩んでいないか確認してほしい」
等、気になることがありましたらお気軽にご相談くださいね。
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「棟板金を再利用してほしい」というご希望で、飛ばされた棟板金の形を整えて復旧しました。
棟板金の破損がひどい場合は交換しないといけないですが、それほど変形していなくて、見た目を気にしなければ形を整えて再利用することも可能です。
ご希望の通りに孤児を終えることができ、S様にお喜びいただけました。
【工事完了後】
「棟板金を再利用してほしい」というご希望で、飛ばされた棟板金の形を整えて復旧しました。
棟板金の破損がひどい場合は交換しないといけないですが、それほど変形していなくて、見た目を気にしなければ形を整えて再利用することも可能です。
ご希望の通りに孤児を終えることができ、S様にお喜びいただけました。
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