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岸和田市の強風でめくれた笠木を固定し錆止め塗料で塗装しました
岸和田市 台風 台風 台風 笠木修理
【工事のきっかけ】
台風の強風で利倉根に設けられているパラペットの笠木が一部剥がれてしまい、
街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。
現地を確認し、以下の工事を行うことになりました。
1. 剥がれた鋼板笠木の形を整えて再利用し、ビスで固定・補強する
2. 笠木が錆びついていたので、錆を落としてから塗装する
この施工事例では、この二つの内容の工事の様子を詳しくご紹介します!
基本情報
- 施工内容:台風 台風 台風 笠木修理
- 施工期間:4日間
- 築年数:約40年
- 使用材料:笠木補強用ビス・シーリング・錆止め・防錆性塗料
岸和田市で行った陸屋根のパラペットの笠木の修理と塗装工事の様子を施工事例でお伝えしたいと思います。
「陸屋根」「パラペット」「笠木」という言葉を聞いたことがありますか?
専門用語を並べると「なんのことだかよく分からない・・・」と、
読むのをあきらめる方がおられるかもしれません。
この記事をスムーズに読み進めるために、まずは簡単にご説明させていただきます!
陸屋根(りくやね)・・勾配(傾斜)がほとんどない平らな屋根のこと
パラペット・・屋上や陸屋根、ベランダやバルコニーなどの周囲に設けられた背の低い立ち上がり壁
笠木(かさぎ)・・パラペットや手すり壁などのてっぺん(頂部)に取り付ける仕上げのこと
下記のリンクより「笠木」についてより詳しくご紹介していますので、
お時間がある方は是非ご覧になって下さい!
↓↓↓↓
おそらく、笠木に異変があった時に、建物の専門的なことを知らない一般の方が
インターネットで調べる時には「屋根 鉄板 剥がれ」や「屋根 金属の板 めくれ」
などの語句で検索すると思いますが、この記事を読んでいただき「なるほど!」と
感じていただけるととても嬉しいです。
それでは、岸和田市にお住いのH様のご相談で、
台風でめくれた笠木の修理と塗装の様子をご紹介していきます。
「台風で屋根の鉄板がめくれたんです」というお問い合わせをいただき、
笠木の固定工事を行うことになりました。
笠木が剥がれたのは一部でしたが、今後の自然災害に備えてすべてビス留めして補強する内容です。
また、H様邸の笠木は「カラー鋼板」という表面を塗装で仕上げた鋼板で、
経年で錆が発生していたので、錆が進行する前に塗装でメンテナンスすることになりました。
● 台風の強い風で笠木の一部がめくれてしまったので、元に戻して釘で応急的に固定されていました。
めくれ上がった笠木を確認すると、それほど傷んでいなかったので、形を整えて再利用することになりました。
笠木が割れたり変形がひどい場合は、交換のご提案になりますが、再利用できると判断した時にはその旨をお伝えして、ご希望の内容でご提案させていただきます。
● 笠木の継ぎ目から雨水が入らないようにシーリングを充填して防水されていましたが、
そのシーリングが破断していました。また、至る所で錆が発生していたので、
これ以上錆が広がらないように塗装でメンテナンスすることになりました。
笠木がめくれても、部屋内に雨漏りしていなければ、元に戻すとあまり気にされないかもしれません。
ですが、きちんと防水処置しないと継ぎ目などから雨水が浸入して、
内部の重要な木部を腐食させて建物の強度が低下したり、雨漏りに発展する危険性があるため、
異変に気づいたら必ず業者に相談しましょう。
● 台風の強風でめくれ上がった笠木の形を整えて再利用します。
鋼板を曲げて加工する工具を使用して、少しづつ形を整えます。
● 木を添えて、上から金槌で叩いて形を整えていきます。
このように、鋼板はある程度の形を整えることができますが、破損が著しい場合は交換しないと見た目が悪くなってしまいます。
● 笠木の継ぎ目の際でしっかりとビス留めして固定します。
継ぎ目部分が浮き上がるとめくれやすくなるので、弱点になりやすい箇所をきちんと補強しました。
そして、吹き上げの風の影響を少なくするために2箇所で固定しています。
● この台風で被害に遭わなかった部分の笠木もすべてビスで補強しました。
「工事をしたのに、今度は別の箇所がめくれた!」
と、ならないようにきちんと処置しています。
街の屋根やさん岸和田店は、現地を確認し、プロの目線でより良いご提案をさせていただきます。
「予算が限られているんです・・」
というご要望も、お気軽にお伝えくださいね。
● 笠木を固定した後、継ぎ目のシーリングを打ち替えました。
シーリングは隙間を埋めたり、何かをくっつけたり、防水が必要な箇所で使用する建材です。
● 既存のシーリングをカッターできれいに取り除いてから、新しいシーリングを充填します。
古いシーリングが下に残っていると、新規のシーリングが素地にしっかりと密着しないので、撤去して打ち替える方法をとりました。
■■ シーリングについて ■■
● シーリングは隙間を密閉して防水する
役割を担っています!
シーリングは紫外線などの影響で日々劣化が進み、硬くなってひび割れや剥離などの症状が現れます。
そうなると防水性が低くなって雨水の浸入を許してしまうので、定期的なメンテナンスが必要です。
● 笠木を固定したビス頭にもシーリングを充填して防水しました。
笠木を固定したビスは天(空)を向いているので、雨水をまともに受けてしまいます。
↓↓↓
ビスは下地の板に打ち付けているので、ビス頭から雨水が染み込むと、下地が腐食!
↓↓↓
下地が腐食すると強度が低下します!
↓↓↓
下地の強度が低下すると、笠木を固定しているビスが効かなくなります!
↓↓↓
笠木をしっかりと固定できなくなり、強風でめくれたり飛ばされてしまいます!
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☆☆ 笠木をただ固定するだけでなく、今後、起こる可能性がある被害を踏まえてきちんと処置させていただきました。
● 笠木の固定・補強工事完了です!
陸屋根のパラペットの笠木全てをしっかりとビス留めし、シーリングを充填して防水しました。
修理前よりも「耐久性」「防水性」が向上する内容の工事のご提案です。
☆ 笠木の固定・補強工事の後に、塗装職人により塗装のメンテナンスを
行ったので、続いてその様子をお伝えしていきます。
● 陸屋根のパラペットの笠木全てを塗装してメンテナンスします。
今回の工事で笠木をしっかりと固定・防水したので、今後の強風に備えることができましたが、
笠木自体の耐久性を維持するため、すべて塗装するご提案をさせていただきました。
H様邸の笠木はカラー鋼板で、至る所に錆が発生していました。
カラー鋼板とは・・鉄板の表面を塗装して「意匠性」や「耐久性」を加えた鋼板です
● 鉄部が水と空気に触れると、鉄が酸化して錆が発生するので、表面を塗膜で覆って保護しているのですが、塗膜が傷むと錆が発生してしまいます。
錆が発生するとどんどん進行して広がり、最終的には穴があいて耐久性が維持できなくなるので、そうなる前に塗装して塗膜で保護しないといけません。
● 笠木を塗装する前に、錆や古い塗膜を落とします。
マジックロンという鉄部などを研磨する作業工具を使用して、錆を落としていきます。
この作業のことを「ケレン」と言います。
錆を落としてから塗装しないと、錆が錆びを呼んで広がってしまうので、重要な工程になります!
● ケレン作業完了です。
錆を落とす作業とともに、塗装する面に細かい傷をつける「目粗し」も行いました。
目粗しすることで、塗料の密着性が高くなるので、塗膜が剥がれにくくなります。
● 続いて錆止めを塗布します。
鉄部の塗装では「錆止め」が必須です。
鉄部の塗装は、美しく見せるだけでなく「素材自体を錆から守る」「耐久性を維持させる」
目的があるので、それらを確保できるように塗装しないといけません。
錆止めは「錆びの進行を止める」のではなく「錆を抑える」効果がある塗料なので、
錆の上に塗装をしても症状は改善されず、錆が広がります。
ですので、錆止めの性能を発揮させるためには、塗装前に錆を落とす作業がとても重要になります!
● 錆止めを塗布した後、上塗り塗料を2回塗り重ねて仕上げていきます。
その工程を「中塗り」「上塗り」または、「上塗り1回目」「上塗り2回目」と呼んでいます。
上塗りで使用する塗料は【防錆性】が高くて【防カビ性】や【防藻性】【耐候性】を備えている塗料です。
● 中塗りが終わった後、乾燥させてから同じ塗料を塗り重ねます。この工程が「上塗り」になります。
塗料の性能を活かすには、塗膜に既定の厚みが必要なので、指示通りに塗装しないといけません。
塗膜を2重にして厚膜に仕上げました。
特に鉄部は、空気や水が鉄部に触れるのを抑えないといけないので、塗膜が厚い方がより保護されます。
● 笠木の塗装完了です!
至る所で錆が発生し、見た目にも悪影響を与えていましたが、塗装で美しくなりました。
錆を落としてから錆止めを塗布し、その上に防錆性がある塗料を塗ったので、
笠木をしっかりと保護してくれます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この施工事例の工事の様子を下記のリンクよりそれぞれご紹介しています!
↓↓↓↓
「火災保険で適用された金額が思いのほか少なかったので、どうしようかと思いましたが、気になっている箇所をすべて修理してもらったので安心しました。工事も丁寧にしていただき感謝しています」
工事に必ず付いてくるのが「工事費用」です。
H様は、今後のことを踏まえて、修繕が必要な箇所の工事も視野に入れてきちんと対処されました。
その分費用はかさんでしまいますが、将来的に長い目で見ると適切な判断をされたと思います。
今後も定期的にメンテナンスが必要なので、その時はお声かけくださるということです。すぐに駆け付けますのでいつでもご相談くださいね!
● 笠木は面積が少なくあまり目立ちませんが、メンテナンスを怠ると雨漏りの原因になることがあります。
「笠木が錆びついて穴が開いている」
「笠木がめくれたままになっている」
などの症状は要注意!
なにか気になることがありましたら街の屋根やさん岸和田店にお気軽にご相談くださいね。
◆◆ ご相談・点検・お見積りは無料です ◆◆
お電話でのご相談 0120-169-747(フリーダイヤル)
● H様邸はこの工事で外部に設置している鉄骨階段の補強と塗装も行いました。
鉄部に錆が発生し、穴が開いて強度が低下していたので、脆くなっている部分を切断し、新しい部材を溶接して補強しました。
● 鉄骨階段を補強後、錆を落として錆止めを塗布し、上塗りで仕上げました。
経つ部に穴が開くと脆くなってとても危険です。
症状が悪化する前にメンテナンスができて良かったです。
【工事完了後】
● H様邸はこの工事で外部に設置している鉄骨階段の補強と塗装も行いました。
鉄部に錆が発生し、穴が開いて強度が低下していたので、脆くなっている部分を切断し、新しい部材を溶接して補強しました。
● 鉄骨階段を補強後、錆を落として錆止めを塗布し、上塗りで仕上げました。
経つ部に穴が開くと脆くなってとても危険です。
症状が悪化する前にメンテナンスができて良かったです。
● 鉄骨階段を補強後、錆を落として錆止めを塗布し、上塗りで仕上げました。
経つ部に穴が開くと脆くなってとても危険です。
症状が悪化する前にメンテナンスができて良かったです。
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